エリクソンの小部屋

エリクソンの著作の私訳を載せたいと思います。また、心理学やカウンセリングをベースに、社会や世相なども話題にします。

現世考: ウェールズの思い出と赤信号

2017-03-08 08:01:55 | 間奏曲

 

 

 

 
他のセラピストが見放した多くの人を見て来た経験から
   神聖な意味はいつでも味わえる、いつでも忘れ去られる  信頼はあらゆる発達に先んじます。信頼のない者の発達は、エリクソンの言葉で言えば「偽りの前進」......
 

  1992年にイギリスに行った時,仲良くなったイギリス人に,車でウェールズまで送ってもらったことがあります。いま,関口知宏さんがイギリスを旅する番組を拝見して,スコットランドの紙幣のデザインが,イングランドの紙幣のデザインと違うことを紹介していましたね。

 ウェールズも,駅の看板などは,英語,すなわち,イングランド語と,ウェールズ語が,必ず一緒に書いてありましたね。たとえて申し上げれば、気仙沼駅に,日本語と,山浦玄嗣さんがその言語体系を明確に示されたケセン語が,併記されている、という感じです。イギリス🇬🇧も、各地の駅に,その地方の方言で,駅名が記されているんですよね。

 日常生活の中に,みんな違うのが当たり前,が生きていますでしょ。ですから,話し合いを日常生活の中で大切にするわけです。同調圧力が猛烈で,「赤信号,みんなで渡れば,死んでも,怖くない」の日本とは,大違いですね。

 私どもも,みんな違って当たり前,を日々の生活の中で生かして生きたいものですね。

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