神聖な意味はいつでも味わえる、いつでも忘れ去られる信頼はあらゆる発達に先んじます。信頼のない者の発達は、エリクソンの言葉で言えば「偽りの前進」です。 Young Man Luther 『青年ルター』のp1...
本物を目指す者は、自分は何者? をハッキリさせることです。
The lie cycle completed 『人生の巡り合わせ、完成版』の、p.110の、第3パラグラフから。
この世の中で自分を確かにさせることがあいまいになると、自分が自分でも分からなくなりますし、多くの人、おそらくほとんどの人にとっても、訳が分からなくなりますもんね。年を取るにつれて、身分や役割が怪しくなると感じます。年を取ったら、何て呼ばれたいですか?85にもなった自分は、何者なのか? 盛りだった自分と比べてもね…。
エリクソンにとって、自分を確かにされること、自分が何者なのかをハッキリとさせることが、いかに大事だったかが分かりますでしょ。それはエリクソンその人にとって大事なだけじゃぁなくて、他のセラピストが見放した多くの人を、エリクソン自身が見て来た経験から、その大事さに気付いたからこそ、大事にしているものなんですよね。
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