今日二十七日は私の念持仏であり、守り本尊でもある阿弥陀様が、私と格別深い繋がりを持ってくださる日(だと信じている)なので、日課の慶林寺への参拝はあと廻しにして、まず阿弥陀様をお祀りしている東漸寺へ参拝に行きました。
この日と十五日は本堂にお賽銭をあげて参拝したあと、經譽愚底さんという室町期の上人の墓所にも参拝することにしています。ひときわ高い卵塔 ― この方が東漸寺の開山です。
何かの法要があるときとか、寺務所を訪ねれば別でありましょうが、東漸寺境内で僧の姿を見ることはほとんどありません。で、訊ねたことはないので、多分そうであろうと勝手に想像しているのですが、本尊の阿弥陀如来を招提して下さったのは開山期、すなわち經譽愚底上人に違いないと考えるので、私なりに敬意を表するのです。
付属の幼稚園の片隅では藪茗荷(ヤブミョウガ)が新しい葉を伸ばしています。
去年、ここで種子をもらって帰り、我が庭に播いたのですが、播く時期が遅かったのか、まだ芽吹きが見られません。
本土寺参道とか流山のあじさい通りとか、紫陽花の花があるとわかっている地区は避けて歩きます。
富士川沿いを歩いていたら、田んぼで軽鴨(カルガモ)の母子がスイスイと遊泳していました。
人が行き来する道からは、悠に10メートルは離れているので、彼らも安心しているようです。
この日、初めて名を知った「隅田の花火」という名の萼紫陽花です。
手持ちの植物図鑑によると、樹高は1~2メートルということですが、この株は悠に2メートルを超していて、下から見上げるしかありません。
萼紫陽花は地味……というイメージを持っておりましたが、こんなノーブルな色合いの花がありました。
枇杷の実もすっかり大きくなりました。
近くにある栗園では栗の花の花盛りです。栗の花というと、八年前のブログに書いたころを思い出します。
今年はあれから八年……。四苦八苦しながら、前からの持病は進行もしない代わり、改善もされず、加えて新しい持病を持つようになりました。
今日は調子がいい、今日は調子がかなり悪い、当分死にそうもない、いや、昨日はそう思ったが、あまり保たないかもしれない、などと独り言を呟きながら、日々の散歩を心がけています。