今日は冬至。
最低気温は今冬四度目の氷点下でした。前に氷点下を記録したのは今月十六日~十八日ですから、間髪を置かぬ二度目の寒波襲来です。
冬至だからといって、昔のように柚子湯に入るわけでもなし、南瓜を食らうわけでもなし、いつもと変わりのない日常なのですが、今朝はここ数日では少しばかり体調がよかった(悪くなかった)し、好天でもあったので、このところお昼近くになったり、ときには午後にしてしまうこともある日々の日課(慶林寺参拝)に出かけましょうか、と思ったのは十時ごろのことでした。
サ~テ、と腰を上げかけて、ふと思い出したことがありました。
いまの住まいに引っ越してきて、十一年目の冬を迎えていることになります。ボロアパートですが、陽射しだけはたっぷりとあって、冬の間は部屋の奥のほうまで陽が射し込むのです。
何年目のことだったでしょうか。一番長く陽射しが射し込むであろう冬至の日に、一体どこまで射し込むものか、メジャーを用意しておいて、測ってみようと思ったのです。
思ったのですが、そう思ったのは冬至の日の三日か四日前。当日はあいにく曇りであったか、晴れだったのにうっかり忘れてしまっていたか。測るのを忘れました。
あっと思ったのは冬至の日から三日か四日あと。そんな繰り返しを何年も何年もつづけてきました。
サ~テ、と腰を上げかけて、そうしたことを思い出したのです。
で、体調的にいつでも出かけられた慶林寺参拝に「待った」をかけました。
太陽の南中時近く(午前十一時二十一分)、時計の針と太陽の位置とを交互ににらめっこして撮影した画像です。この日の南中は十一時三十八分でした。
庭に面している六畳の居間を通り越して、アルミサッシの窓から畳三枚(約87センチ×3)分+敷居(9・5センチ)を超え、次の部屋まで射し込むこと5センチ。合計約2メートル80センチでした。
無事計測を終えて、日課の慶林寺参拝に出かけました。上空は一点の雲もない快晴でした。
我が地域の日没は、今月の一日に一年のうちでは一番早い四時二十七分となり、冬至の今日は四時三十一分ですから、実際はこれから寒さが厳しくなるとはいっても、すでに春に向かっていると考えてもいい。
ちなみに、このブログを書いているのは、すでに陽も落ちた時刻ですが、今日一日の日照時間は九時間六分。 この季節では考えられる限り最長の日照時間です。つまり、太陽が出ていた間はずっと晴れも晴れ、一片の雲も出なかったということになります。