~ストーリーテリング「愛依の風」ainokaze~

絵本・素語り・わらべうた
ストーリーテラーやえはたのりこ(やえちゃん)の徒然便り

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ひまわり幼稚園つぼみの会便り♪

2015年03月11日 | お知らせ
今日は、この春幼稚園に入園する子どもたち、[つぼみの会]でのお話会&お母さんへのトーク会でした (ひまわり幼稚園)

前半は親子でわらべ歌を歌ったり、絵本を読んだり遊んだり。
お母さんのお膝に座って、みんな楽しそう♪




後半はお母さんたちとトーク会。
子育てのヒントになるには、其所此所に転がっているような当たり前の私の経験談で恐縮ですが、
少しお話させていただきました。



今日は、3月11日。
園に向かう車の中でラジオを聞いていました。
耳に飛び込んできたのは、津波で行方不明のままの、当時3才の息子さんと8才の娘さんを捜索し続けているお父さんの声でした。
その声が、私の中に強く響いていました。

震災直後に生まれた妹さんが、この春幼稚園に入園するのだそうです。
行方不明の二人の捜索を続けることで生かされ、末娘に生かされ、苦しくても笑顔にこだわって生きているというお話をされていました。

私は胸がつまりハンドルを握りながら涙しました。

今日のつぼみの会は14時~、地震のあったあの時刻と重なったのです。

つぼみの会さんは、震災のあと生まれた子どもたちばかりです。
みんな何歳?と尋ねると「2歳!3歳!」と元気に答えてくれました。

こうして生きて、そして元気に笑っている。指を動かし歌っている。
ほんとに嬉しく幸せなことです。
どんなにのんびりでもやんちゃでも、
生きて育ってる。その事がほんとに幸せなことだと思いました。

子どもに先立たれる辛さや悲しみはどれ程のものか、計り知れず、決して癒されることのないこと。
その痛みを悲しみを少しでも受け止め心で思おうと、皆で黙祷を捧げました。

この小さな時を本当に大切にしてほしい。
お母さんを全身で受け止める子どもたちの育ちを信じ見守ってほしい。



最後はやはり、『くまさん』を語って終わりました。

最後のことば、あなたがあなたのままで一番嬉しいというような、

「よかったなぁ。」

毎日、必ず成長している子どもたち。「良かったね」と、たくさん子どもにたちに投げ掛けてあげてほしいです。

お母さんの優しい声と眼差し。
子どもたちが一番好きなもの。

だと思います。

・わらべうたの心地よさ。
・子どもたちのおやつと食事。
・お母さんの手当ての力

他に、こんなお話をさせていただきました。

ひまわり幼稚園さん、また来年ね。
元気で会いましょう!!

やえ