3月11日。東日本大震災、あの日から10年。
一人一人思いの違う10年。
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今日は一日祈りました。
朝語り塾で皆さんと一緒に。
14時26分は、娘と一緒に。
夕方からは読書塾のみんなと。
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まだまだ何万人もの人か避難生活をし、行方不明者も2500人を超え、苦しみも痛みも癒えていません。
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毎年、あぁ、もうすぐ11日だなぁと思いながら歩き、そして、ふと見上げると、この白く美しい木蓮が一気に花を開かせ、一つ一つ話しかけてでもくるように、一気に私の目に入ってきます。本当に急に、この頃
に咲くのです。
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このひとつひとつの花が、なんだか人の魂のように見えるのです。
だから見るたびに祈ります。
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この祈りの木蓮は、お隣の庭の木蓮です。
今年、初めて、お隣さんに、この木蓮にそんな思いを寄せていることを話すことができました。
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震災の被害の大きさ、犠牲になられた方々を思うと、まだまだ困難苦しみ悲しみが癒えるものではないと思います。
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しかし、今年は、少し変化がありました。悲しい気持ちで覆われていた心が、明るく希望の兆しの色に移り変わっているのを感じました。
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この10年に、子どもたちが、若者がぐんと大きくなって、力強く逞しく、故郷を支える力になって、なんとか、被災者の方々を元気付ける働きをしている様子を、様々な情報番組で目にしました。
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あの日のことを思い出して、経験したことを、しっかりと前を見て話す若者もいました。
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恐ろしい津波の映像から、涙が出てくる話もたくさんでしたが、その若者たちの姿に勇気づけられました。
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少しずつ少しずつ、みんな心の復興を遂げていくんだなと思いました。
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この10年を核にして、また忘れず心に留めて、祈りを捧げていきたいです。
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私たちみんな命を大事に、守っていこう。
#東日本大震災#あの日をわすれない#祈りを捧げます