~ストーリーテリング「愛依の風」ainokaze~

絵本・素語り・わらべうた
ストーリーテラーやえはたのりこ(やえちゃん)の徒然便り

火曜語りの会便り♪

2014年04月23日 | おはなし会・語りの会
火曜の会便り♪

メンバーの方が、奈良旅行のお土産話をしてくだいました。
いただいた匂い袋のなんとも記憶に染み入るようないい香り
吉野の方の美しい桜の話は、大好きな西行や白洲さんなどの話にまで広がり、
あぁ、奈良、行きたいなぁ。ぽつりとつぶやく・・・なんて感じが一番ですね。



柿食へば鐘がなるなり法隆寺

やっぱりこの柿最中を見ると、この名句を思い出しますよね。
季語は秋だけれど、法隆寺をゆっくり回った話などを聞きながらいただくと、
旅情をわかちあっている気分でとても美味しかったです。
中は、干し柿の餡が入ってました♪


さて、お話は、今回も重松さんの『ロング・ロング・アゴー』より「人生はブラの上を」
わたしと幼なじみのムウの話。
わたしは、その女の子を、「とても大切なものをお母さんのおなかに置き忘れて生まれてきた女の子」といってます。

人生はブラの上・・・ブラってあのブラ?

文中に、ビートルズの「オブ・ラ・ディ、オブ・ラ・ダ、ライフ・ゴーズ・オン・ブラ・ララ~」とあるのですが、

メロディ、すぐ浮かんで、それを奥で歌いながら読んでいきました。

幼なじみとのほろ苦いエピソードや、ちょっとしたたわいもないやりとりとか、
忘れられない場面とか・・・わたしとムウの想い出話が、自分自身の想い出とも重なり、
私も、読みながら何十年ぶりに思い出していた友達の話をしました。
わたしを静かに助けてくれた友達のね。
あの時、ありがとうって言ってないと思う。ありがとうのことなのかどうかもわからなかったから。
でも、
月日が流れて思い出すと、あぁ、あれは私を助けてくれたんだと思うのです。
いつか会ったら、言いたいな。

物語を読むと、懐かしい場面に出会えます。
それぞれのお話を聞くのも楽しみです。

タカコさんの女学校の話を聞くのが、私は、すごく楽しみなのです。
火曜の会では、一つの物語から、いろいろ枝が分かれます。
人に歴史あり。ですね。


次回は、5月27日(火)14:00~です。

国立の関サロン♪
読書会スタイルです。ご興味のある方は、ぜひ~



 

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。