~ストーリーテリング「愛依の風」ainokaze~

絵本・素語り・わらべうた
ストーリーテラーやえはたのりこ(やえちゃん)の徒然便り

東日本大震災から9年。あの日を忘れない。

2020年03月11日 | 日々徒然
東日本大震災から9年。
今日は春の暖かな光が射し、青空が広がっています。
あの3月11日は、寒かった。
本当に寒い日でした。
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各地で祈りが捧げられています。
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新聞でもテレビでも、見えるところだけではありますが、各地の今を届けてくれています。
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今日思うことは、ただひとつ。心の内に思いながら、多くの犠牲者、苦しみ悲しみを背負って生きてる方々、何かを見るにつけ、心に留めて、祈りたいと思います。
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住職だった祖父が、生前、毎日朝6時にお務めで朝のお経を唱えていました。
拡声器をつけていたので、丘の上にあったお寺から時々風に乗ってその声が聞こえてきました。
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とにかくその何十年か分の祖父の声は、ぎっしりと私の背中に詰まってる、そんな感じです。
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あの背中も覚えており、私にとっては、それが祈りの姿です。
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思いつく全てに祈る。折に触れて祈る。私にできることは、今日祈ることだけです。
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震災の悲しみに終わりはないけれど、涙が出てくる話ばかりだけれど、何につけても今日は祈り続けたいと思います。
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午後2時46分。
黙祷を再び。






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