９月１日、愛依の風まにまにコンサート♪『秋風さやかに夢見る響演会♪』in国分寺市立いずみホール。
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ご来場いただきました皆様誠にありがとうございました。
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猛烈暑い日が続いておりますが、この秋の入り口に立って、音楽で、身体火照りを鎮め、心安らいだ気持ちで、ゆったり美しい夕べの時間をお過ごしいただけたらと、思いを込めたプログラムでした。
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ストーリーテラーの企画の音楽会ですのでね、出演者の皆さんの声も届けながら進めました。
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インタビュー形式にして、今回のタイトルの中の夢見るをキーワードに、演奏者の皆さんにこの夏の夢見る出来事、またそれぞれの演奏プログラムの中の夢見るポイントなどお話ししていただきました。
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♪ピアノの夕べ
橋本崚平さんのこの夏の夢見る景色、故郷の田畑の風景のことをお話ししてくれました。
そして、夢見るポイントは、バッハの平均律、ショパンのバラード4番。特にショパンのバラード4番は1番好きと言っても過言ではないと、始めは何もわからない1本の道、そこから星を集め宇宙に広がっていくようなところが夢見るところですかねと。私は、その言葉を聞いて、秋の澄んだ空を浮かべました。
あー、そしたら、なるほどバラード4番の最初の音が、空を見上げる自分の姿から、見上げた澄んだ空に星の瞬きが見えました。見果てぬ想いに耽り、それが心の中の宇宙ともなり、物思いの秋にぴったりだなぁと、この秋の楽しみが増えた喜びを感じました。
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続いて渡辺克也さんのオーボエの夕べ。渡辺さんの響きは毎度魂が震えます。ドイツに住む渡辺さん。ヨーロッパにいて、今切り離せない問題、このロシアとウクライナの戦争が早く終わってほしい、とウクライナやロシアの美しい文化や風景の話をしてくださり、夢見るような牧歌やウクライナの作曲家の曲など吹いてくださり、涙する思いで聴きました。
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そして、皆様のリクエストで芥川龍之介『蜘蛛の糸』を素語りしました。日本語の美しい言葉、文体が、やはり、秋の空に沁みていくように語りました。
朗読や芝居とは違う何かを感じてもらえたら嬉しいな、と思います。子供達もグッと眼差しを向けて聴いてくれていました。それでより集中できました。ありがとうございます。
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そして、バリトンの夕べは、愛依の風最多出演の、堺裕馬さん。やはり夢見る出来事は、今年デビューした男性4人組のクラシカルボーカルユニット「REALTRAUMU」ですよね。10月にはビルボード東京でのライブがあるそうです！
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そして夢見るポイントでは最初の曲♪くちなし。歌の歌詞そのまま、私も父のことを思い浮かべました。
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裕馬さんの柔らかで透明感のある低音の魅力的な声、そこから醸し出されるように溢れる美しい日本の歌曲♪くちなし、迫力のあるシューベルト魔王、華やかで愉快なモーツァルトのオペラ、日本の秋景色を情緒たっぷりに聴かせてくれた♪赤とんぼと、今回も私のリクエストを反映してくださるプログラムで最高でした(^^)
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皆様の心にもきっと美しい夕べの時間、夢見るように響いたのではないかと思います。
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最後は会場の皆様と一緒に♪故郷を歌いました。
皆さんの声は穏やかで優しく忘れられない歌声になりました。
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この秋が、皆様にとって優しく穏やかな幸せな秋でありますように。
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また風のまにまに、その時々で心に思うことを、思いのままに届けられるような愛依の風クラシックお話しコンサートを開催したいと思います。
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私個人なもので、なかなか先々の方まで準備はできず、一回一回ですが、
どうぞ、その時風の向くまま、足を運んでいただけましたら幸いです。
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美味しいお差し入れや、感想のメールやライン、ありがとうございます。
リクエストや感想どしどしお送りくださいね。活動の励みにし、精進いたします。
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これからも、皆様の日常の中に、少しだけ優しい灯を灯すような活動をして参りたいと思います。
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次に会う日までお元気で。さよならあんころもちまたきなこ。 やえ
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