打越通信

日記ふういろいろ

令和最初の祝い事

2019-05-20 20:34:27 | 日記ふう
しばらく停滞していたJazzもTUTAYA天神店の復活で少し復活している。
毎日の通勤で片道15分程度なので2往復で約1時間、アルバムで1,2枚くらいは聴いている。
それが週に5日として5~10枚程度となる。
だから1週間か2週間に一度は新しいCD(アルバム)を5枚ほど借りてきて聴いている。
最近はやはりピアノトリオが中心で今週はトニー・テイタム、バド・パウエル、エディ・ヒギンスだ。
少し幅を広げていて、その中で良いなと思ったピアニストを深堀する、そんな感じで集めたアルバムは100を遙かに超えた。

話が最初からそれてしまったが、令和に入りすでに一か月を過ぎようとしている。
令和最初のという言葉はあまり好きではないが、最初の祝い事があった。
私の誕生日祝いだった。
最初に誕生日を迎えるのは本来だったら上の妹だった。
しかし今は亡くなっていない。
亡くなった人の誕生日はいったいどうなるのだろうかと思ったが、それはやはり祝いである、私なりに思いをしのばせた。
だいたい誕生の祝いとは、その人を祝うのでなく、生んでくれた両親に感謝をするものだと「さよなら、さよなら」で有名だった淀川長治(映画評論家)が言っていたように思う。
しかしその両親がいないとなればどうするのだろう。
今回は娘が祝ってくれた。
おとうの誕生日と母の日と父の日を兼ねてという、ちゃっかりしたものだがうれしいではないか。
予約したレストランにクルマでむかう。
いつものジーパン改め、カジュアルだがスラックスにポロシャツ、上着といった、着るモノには関心のない私にとっては正装に近い。
しかし着いたレストランは店というより倉庫といった感じだった。
Jazzが流れていたがどうもラジカセといった感じだ。
まだ若い(いやいやそうでもないか)店主が表れ、白い棒状のものを底の浅い透明の皿に盛ってきて水をかけている。
何だろうと思っていると水をかけられた白いものがぐんぐんと伸びている。
「お手拭きです」
といって去っていく。



次は試験管のような容器に入ったトマトスープ、カプセルに入ったサラダに冷凍されたドレッシング、ガラスの皿に盛ってきた容器を開けるとアッという間に広がってパスタが出てくる。
マジックのような演出に唖然となる。
最後のデザートでは傘を渡されかぶらないようにしてくださいという。





見ていると皿の上に丸いボールのようなモノをたたきつけるとドライアイスのような煙が表れ、と中からクッキーやアイスが表れるというものだった。
丸いボールの皮はチョコレートになってた。
抹茶とデザートで一応食事は終わったわけだが、変わったレストランだった。
娘よ、ありがとう。