今年の正月は酒を飲んでいなかったから、飲み始めはたぶん3月か4月頃からだろう。
アルコール性肝炎で酒を断ってまるまる4年間酒を一滴も飲まずに過ごした。
飲み始めて最初に思ったのは解放感だった。
意固地になっていたところもあり、別にそんなに頑なになることはない、もっと自由で良いような気がした。
しかし酒の怖さは十分に分かっているつもりだ。
最初に飲んだのは日本酒だった。
やはり日本人なのだろうか、春の月を見ながらしみじみと飲んだ。
飲んでいたころはビールに焼酎だったが、ただ酔えば良いといった感じで飲んでいたので、今思えば無駄な酒だったようだ。
今はビールはノンアルコール(これが定番になった)、ウイスキーに日本酒だけしか飲まない。
熊本地震から3年を迎えた。
義理の弟の実家は半壊の被害を受けた。
3年たってやっと新築の家が建った。
新築祝いに何が良いか考えたが、やはり祝い酒が良いと思った。
会社で福岡にうまい酒はあるのかと聞いて回ったが、あまりいい返事は返ってこない。
女性たちは「獺祭」が良いですよという。
それでさっそくデパート周りをしてうまい酒を探すことにした。
博多駅のデパートの酒売り場で酒を見ていると
「お酒を探しておられるのなら、ぜひうちの酒を飲んでみていた頂けないでしょうか」
と声をかけられた。
酒を仕込んいるその方の写真があり、どうも杜氏(蔵人?)の方のようで誠実な方だった。
日本酒の作り方に詳しい(そりゃそうだ)この酒が出来るまでを詳しく説明していただいた。
飲んでみると雑味のないストレートで繊細な酒だった。
味にうるさい家人もこの酒には飛びついてきた。
しかし最初の酒で決めれるものではないので、天神のデパートに出た。
会社の女性陣が進める酒の専門ショップがある。
しかし専門店の売り場に行く前に、そのデパートの酒売り場で売り子のおばさんにつかまってしまった。
「福山雅治がステージで酔いつぶれたとき握っていたのがこの酒です」
石川の酒だった。
さっき飲んだのも石川の酒だったので、それを聞いたがわかっていなかったようだ。
試飲ではそこそこの感じだったが、このおばちゃんの話はちょっとという感じだった。
会社女性陣が進める専門ショップに行き、試飲をしてみた。
何せ香りがすごいし、飲んでみてフルーティ感がすごかった。
安倍総理がプーチンを地元長門に招待したときに送ったとされる地元山口の酒とのことだった。
飲みやすかったし飲んだ後の切れ(口に残らない)が良い酒だった。
次に行ったデパートでは灘の酒があった。
飲んでみると深いコクと口中に広がる旨味があり、これはと思った。
さすが灘の酒って感じだったが決めきれなかった。
最後に行ったところの酒は福岡地元の酒だったが、まったくだめだった。
しかしその販売員(女性だった)と話をしていて、最初に行った博多駅のデパートの酒の話をしていると、その人もファンのようでこれが終わったら買いに行くようなことを言っていた。
試飲でふらふらになりながら博多駅まで戻り酒を確保した。
黒の雫が欲しかったが一升瓶は売り切れていたようだ。
しょうが無いので朱の吟を一升瓶一本(贈答用)と自宅用に四合瓶を1本買った。
自宅に帰りさっそく開封して飲んでみた。
繊細な味でうまい。
翌日、会社の仲間たちにもと思い再び行ってみると、朱の吟の一升瓶はもうなく、四合瓶も最後の一本だけだった。
酒蔵の杜氏の人も職人といった感じでとても好感が持てる人だった。
買って、お世話になった先輩社員に送ったのだ。
アルコール性肝炎で酒を断ってまるまる4年間酒を一滴も飲まずに過ごした。
飲み始めて最初に思ったのは解放感だった。
意固地になっていたところもあり、別にそんなに頑なになることはない、もっと自由で良いような気がした。
しかし酒の怖さは十分に分かっているつもりだ。
最初に飲んだのは日本酒だった。
やはり日本人なのだろうか、春の月を見ながらしみじみと飲んだ。
飲んでいたころはビールに焼酎だったが、ただ酔えば良いといった感じで飲んでいたので、今思えば無駄な酒だったようだ。
今はビールはノンアルコール(これが定番になった)、ウイスキーに日本酒だけしか飲まない。
熊本地震から3年を迎えた。
義理の弟の実家は半壊の被害を受けた。
3年たってやっと新築の家が建った。
新築祝いに何が良いか考えたが、やはり祝い酒が良いと思った。
会社で福岡にうまい酒はあるのかと聞いて回ったが、あまりいい返事は返ってこない。
女性たちは「獺祭」が良いですよという。
それでさっそくデパート周りをしてうまい酒を探すことにした。
博多駅のデパートの酒売り場で酒を見ていると
「お酒を探しておられるのなら、ぜひうちの酒を飲んでみていた頂けないでしょうか」
と声をかけられた。
酒を仕込んいるその方の写真があり、どうも杜氏(蔵人?)の方のようで誠実な方だった。
日本酒の作り方に詳しい(そりゃそうだ)この酒が出来るまでを詳しく説明していただいた。
飲んでみると雑味のないストレートで繊細な酒だった。
味にうるさい家人もこの酒には飛びついてきた。
しかし最初の酒で決めれるものではないので、天神のデパートに出た。
会社の女性陣が進める酒の専門ショップがある。
しかし専門店の売り場に行く前に、そのデパートの酒売り場で売り子のおばさんにつかまってしまった。
「福山雅治がステージで酔いつぶれたとき握っていたのがこの酒です」
石川の酒だった。
さっき飲んだのも石川の酒だったので、それを聞いたがわかっていなかったようだ。
試飲ではそこそこの感じだったが、このおばちゃんの話はちょっとという感じだった。
会社女性陣が進める専門ショップに行き、試飲をしてみた。
何せ香りがすごいし、飲んでみてフルーティ感がすごかった。
安倍総理がプーチンを地元長門に招待したときに送ったとされる地元山口の酒とのことだった。
飲みやすかったし飲んだ後の切れ(口に残らない)が良い酒だった。
次に行ったデパートでは灘の酒があった。
飲んでみると深いコクと口中に広がる旨味があり、これはと思った。
さすが灘の酒って感じだったが決めきれなかった。
最後に行ったところの酒は福岡地元の酒だったが、まったくだめだった。
しかしその販売員(女性だった)と話をしていて、最初に行った博多駅のデパートの酒の話をしていると、その人もファンのようでこれが終わったら買いに行くようなことを言っていた。
試飲でふらふらになりながら博多駅まで戻り酒を確保した。
黒の雫が欲しかったが一升瓶は売り切れていたようだ。
しょうが無いので朱の吟を一升瓶一本(贈答用)と自宅用に四合瓶を1本買った。
自宅に帰りさっそく開封して飲んでみた。
繊細な味でうまい。
翌日、会社の仲間たちにもと思い再び行ってみると、朱の吟の一升瓶はもうなく、四合瓶も最後の一本だけだった。
酒蔵の杜氏の人も職人といった感じでとても好感が持てる人だった。
買って、お世話になった先輩社員に送ったのだ。