打越通信

日記ふういろいろ

オランゴ島2

2016-12-02 17:36:23 | 旅行
静まり返った広大な環礁に鳥のさえずりだけが響き渡る。
この世の楽園のような場所を後ろ髪をひかれるように後にした。
再びトライシクルに乗り込む。
この小型のバイクに大人4人が乗っているのだからバイクのエンジンもかなり無理をしているのだろう。
水たまりをよけながらゆっくりと細い道を進む。
自然保護区になっているようで立ち入りができないように策が張り巡らされていた。
娘が運転手に何か話しかけ、トライシクルはUターンする。
島にあるレストランに行く前に先に寄りたい場所(私たちを案内したい場所)があるようで、そこを先に回るようだ。



なにか小屋のような場所に着いた。
小屋の看板には<SAN VICENTE MARINE SANCYUARY>とある。
娘が先に行き、受付のような手続きをしていた。
小屋に入ると海に向かって長い長い橋が架かっていた。
橋といっても竹を組んだ狭いつり橋のような橋だ。



マングローブの林の中をゆさゆさと橋を渡ると海が開けていた。
細い橋の先には小屋のような物が見える。
小屋にたどり着くと先ほどバードウォッチの場所にいたスペイン人の人たちが先に来ていた。
そのほかにも中国人らしきカップルとドイツ人のカップルがいた。
ドイツ人のカップルは水着に着替えスノーケルに出かけていた。
小屋は浮小屋のようで小型のバンカーボートが数台つながれていた。
地元の観光案内のような人が船で帰ってきて、取ってきた魚介類を料理していた。
食べないか、と聞いてきた。



気のよさそうなおじさんで、片言の日本語ができるようだ。
妻が流暢な日本語でいろいろなことを聞いていた。
「日本語がペラペラなんだって」
ペラペラとは薄い方のペラのようでなかなか面白いおじさんだ。
日本では大雪が降っているというと驚いた様子を見せる。
しばし話を聞いた。
まだ若そうなのに孫が16人もいるという。
観光のため、日本語、スペイン語、ドイツ語を勉強しているという。
海にはバンカーボートが数台停まっており、シュノーケルダイビングをしているようだ。
その先にはセブの街並みが見える。
おじさんにサヨナラと挨拶をすると笑顔で手を振ってくれた。
再びトライシクルに乗り、少し長い道を走った。
これでも道なのかと思う道を走りついた先はちょっとした海べりの公園のような場所だった。



ホテルと言ってもプールがあり小屋のような建物があるだけだ。
屋根があるだけの建物に4つぐらいのテーブルがある。
メニューをもって女の人が来る。
メニューを見るがよくわからない。
指をさすと<ポーク>と言う。
それにした。



妻は魚の料理のようで、娘はパスタにした。
肉は固く、特性の甘辛いソースを垂らしていただく。
食った後はベンチでゆっくりとした時間を過ごした。



妻はハンモックに揺られ、娘はリラックスできるソファに横になる。
私は海べりのベンチに座り海を眺めてゆっくりとした。



実は困ったことが発生した。
こんなきれいな海なのに一眼レフのカメラはもってこなかった。
娘に会うのが一番の目的でコンデジとケーターにビデオを持ってきたのだが、コンデジとケータイ、ついでにウォークマンの電池が切れてしまったのだ。
この国は200ボルトと聞いていたので充電器を持ってこなかった。
ケータイとコンデジがダメでビデオのキ

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