打越通信

日記ふういろいろ

4世紀

2015-04-25 22:04:39 | 熊本の風景
月曜日の穀雨の日、福岡はとても寒かった。
その影響なのか昨日あたりから鼻水は出るはクシャミは出るは、喉まで痛くなってきてしまった。
最初はPM2.5の影響かと思ったがどうもそうではなく風邪かもしれない。
おまけに今週は忙しくしていておまけに夜になると息子達が遊びに来て、一緒に食事をしてある事柄でワイワイと話で盛り上がった。
時計を見ると夜の10半だったり11時だったりととてもパソコンを開く時間が無かった(だいたいブログは夜の10時だったりしていた)。

今日はパッソの車検で代車を借りて山鹿(熊本県北)に行ってみた。
ツツジで有名な日輪寺だ。
その昔、親父が妻や息子、娘を連れて来たところだ。
その頃の親父と同じくらいの歳になったが、残念なことにまだ孫は居ない。
そんな事を考えながら日輪寺に着いた。
いつもは近くの国道沿いに眺めていたが、ここに来るのは初めてだった。



駐車場にクルマを停め、なんじゃこれは!
すでにツツジは終わりつつありわずかに所どころ咲いているだけだった。
花の命は短くて1週間も過ぎるとこんなものなのだ。
がっかりもしながらツツジ1000本と言われる小高い丘に登った。
途中に巨大な仏像がある、しかしこの寺の仏像はしたからは木が生え茂っていて見る事はできない。



途中で横顔しか拝めなかった。
禅寺のようでいろいろな施設もあり、中には赤穂義士遺髪塔などありだからなんなのだと思うのだがかなり由緒ある寺のようだ。
小高い丘の頂上に到達した。



山鹿市内が眺望できる。



横を見ると不動岩が遠めに見える。
その頂上の広場に古墳があるのだ。



竜王山古墳と書いてあった。
だからこの小高い丘、いやいや小山は竜王山と言うのだろう。
その古墳の案内板を見ていると、県北で最古の古墳という。
そして岩を組み合わせた古墳のようだ。
側面を平石を積み上げ天井もまた平石をかぶせた堅穴式古墳のようだ。
そして驚いたのは4世紀頃の古墳のようだ。
4世紀といえば、今は21世紀なので17世紀前の事だ。
言葉はあったのだろうか?あったとして熊本弁を話していたのだろうか?
などなど考えていると面白い。
言葉が無くそんな巨大な石をどういう道具で山頂まで運んだのだろうか。
古代の先輩たちが「うふぉ!うふぉ!」などと言い岩を砕きながら、そして「うふぉ!うふぉ!」と言いながら担ぎあげたのだろうか?
そんな事を考えていると巨大な仏像もツツジもどうでもよくなってしまったのだ。


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