AIRWORK日記

愛知県渥美半島の パラグライダー&ハンググライダースクール 「エアワーク」の日記です。

また午後から良い風に

2010年07月17日 | 仕事
 
 いよいよ梅雨明けとなりました。この地域は幸いにも災害になるような降雨はありませんでしたが、やはり例年に比べるとしっかり降ったように思います。
 高塚は昨日と同じように午後から良い風が吹き始め、関東方面からおいでになったビジターの皆さんも全員が西方向11キロ先の老人ホームまで往復(なかには二往復した人もいたとか)できたのでした。
 私も遅れて来た体験フライト希望者の男性2名と、午後4時ごろから順次タンデムでソアリング。今日も地上はとても暑いので、やはり飛んでいるのが涼しくて一番。日没まで飛び続けていたいぐらいですが、そういうわけにもいかないので2回のタンデムフライトを終え、ランディングした皆さんの回収も終えて本日の活動は終了。
 
 帰り支度のため機材を車に積み込もうとしたら、ドアになにやら緑色の虫がとまっていました。カマキリかなと思ってよく見たら違うようだし・・・これは・・・おお? ひょっとしてナナフシではありませんか! 標本では見たことがありますが、意外な場所で初めて生きたナナフシを見ることになったのでした。外敵から身を隠すために草木に擬態している姿なので見つけにくく、それで虫好きの子どもであり名古屋のファーブルとまでいわれた私も(ウソです)これまで一度も見つけたことがなかった幻の(?)昆虫です。夏休みに入って虫取り網を手に野山を走り回る全国の小学生男子よ、メジャーなクワガタムシやカブトムシばかりに興味をしめさず、ぜひこういう擬態してひっそりと生きるマイナーな昆虫にも目を向けていただきたい。ホントに高塚にはけっこう何でもいるなあ、驚いたなあ、でも興味のない人にはどうでもいい話だろうなあ、好きなんだからほっといてほしいなあ。
 明日も夏休みの宿題の昆虫採集のため・・・じゃなくてスクールのため高塚へ行く予定です。

 ちなみに図鑑で調べたところ『トビナナフシ』という、羽があるほうのナナフシでした。小さそうな羽だけどトビナナフシというぐらいだから飛翔できるのでしょうね、林の中から私の車まで飛んできたのかな?