AIRWORK日記

愛知県渥美半島の パラグライダー&ハンググライダースクール 「エアワーク」の日記です。

こんなところへなぜ?

2010年07月23日 | 仕事
 今日は私の誕生日ですが、『だからどうした』とい感じで時間はただ過ぎていきます。強めの風なので誰も飛びに来ないかなと思っていたら、名古屋のKさんからとりあえずテイクオフに上がってみるとの連絡が。
 しばらくして窓から衣笠山を見るとKさんが飛んでいるのを確認。Kさんと無線で連絡をとり、子どもたちもつれて回収のため港へ。着地した後で引きずられてしまうのではないかと心配になるほどの強風ですが、Kさんはまだしばらく飛び続けるようなので子どもたちと遊んでいると、なぜか港に迷彩塗装の陸上自衛隊の六輪車が現れました。
 おお~、自衛隊だ~、重機関銃もついてる~。私の頭の中には東宝特撮映画の『自衛隊のテーマ』が流れます。


 
 私は軍事ヲタではないので間違ってるかもしれないけど、これは式指揮通信車とかいうやつだよなあ。近くで見ると大きいし、迷彩塗装はヤル気満々だし、やっぱり戦闘車両は威圧感があるなあ。子どもたちは珍しいものを見られて喜んでいるけど、なぜ陸自のこんな車両が単独で白谷の港を走っているのか理由が解りません。ヒマだし暑いから海辺へドライブに来た・・・というわけはありませんね、なんなんでしょうね。とりあえず子どもたちに「ゴジラの渥美半島上陸に備えて、警戒・偵察・索敵行動中なのだよ」とデマカセを言ったら反応がありませんでした。キミたちも特撮映画ファンではなかったのか、少しはお父さんのギャグにのってくれないか。
 ネットで調べたところ、この車は『82式・指揮通信車』のようです。ちなみにお値段は1億800万円ほどらしいです。なんとなく勝手な推測で『3000万円~5000万円ぐらいかな?』と思っていたら、もっとお高いモノでした。メーカーはもちろん国産でコマツだそうです。そっかー、コマツは建機だけではなく戦闘車両も作ってたのかー、知らなかったー。

 アクセルを使って降りてきたKさんを回収してテイクオフまで送りると、子どもたちが「暑い、カキ氷が食べたい」というので撤退。まあ、確かに今日も暑い、暑すぎる。いつまでこの猛暑は続くのでしょうか。
 明日は衣笠山でスクールの予定です。