あじさい物語

七色の紫陽花のような日々の心模様
       

台風によせて

2005-07-26 22:08:37 | Weblog
7月26日  火曜日 

台風とのこと・・・ああ、でも私は、南の指宿育ち。全然規模が違う。
指宿では、台風が近づくと分かると、あっちこっちでトントントン、雨戸が飛ばないように長い板切れをとめる。地面と屋根裏を通しておいた鉄柱をつなげる。
それでも家はゆれる。ただひたすらに、台風の通り過ぎるのを待つ。ろうそくのあかりをともして・・・とてもひどいときは、石でできた倉庫に移動した。父がいて、母がいて、妹がいた。
そして、なぜかおいしいお煮しめを思い出す。
子どもを連れて帰省したとき、よく台風がきた。ろうそくと蚊帳に子ども達は、大喜び?
私は、私が小さいときのように、ただ、怖さを感じながら、台風が通り過ぎるのを待っていた。

今、横浜にきて、腹がたつこと、それは、激しい風雨の中になぜテレビのアナウンサーが立つのかってこと!!びしょびしょにぬれながら、倒れそうになりながら・・・ほとんど若者だけど・・そうさせる、テレビ局の上司なんて何なのだ!!
私達が、必死に真剣に外にも出ずに、ただ、ただ台風の通過を待っているとき、なぜ、のうのうと中継するのか。危なくて見ていられない。いいかげんにしてくれ~
台風の怖さに耐えているものを馬鹿にしないでと思う。
もっとも台風の真っ只中にいる当の本人達は,停電で見られないけどね。
台風の怖さは、出ないでも十分伝えられるはずだ。それができないのは、プロではない。
そう思う。
コメント
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