あじさい物語

七色の紫陽花のような日々の心模様
       

結婚式のテープ

2012-04-28 21:00:48 | Weblog
先ほど熱海の小さな旅から帰りました。
今回もいろいろ・・・。

まずは、偶然、結婚記念日のお出かけ。
温泉目的なので、夕食はなしで、朝食のみ。

温泉は、寝湯にゆったりと。
いつものホテルの寝湯が大好き。ボォーとひとりでゆったりと。
多くの方は夕食ゆえ、ひとり。
気持ちよかったです。
かすかな風を感じて入る寝湯。

そして、お部屋で夫が用意してくれた夕食。
握り寿司、いなり寿司や焼き鳥の諸々、刺身、鶏のから揚げなど。
そう、野菜は、私が切って用意した。

長期滞在の方が自炊もできるホテルだし、やかましいこともない。

で、おもむろに夫が出したのがテープ。
ホテルの方に「カセットデッキを貸してください」と電話したといっていた意味がわかった。

つまり、食事を始めたら、夫が私たちの結婚式のテープを流す。
わぁ、びっくりです。
テープのことは知っていたけど、懐かしき32年前のテープ。
皆様の歌、義兄様方の歌、幼稚園の先生方のゲーム式の質問。
お義父様のあいさつ、夫のあいさつなどなど。

ああ、感動した。

そして、旅行での夫の抱負と歌。私の歌と抱負やらいろいろ。

なんと、私たちは祝福されて結婚したのだろう。

胸にジーンときた。
言葉はいらない。

なんと、多くの方にお礼を言えばいいのだろう。

エレクトーンでの生演奏「金襴緞子の帯締めながら・・・♪」を聞きながら、母に手をつながれて退場しているであろう花嫁の私。
ラジオから流れるこの曲で、小さいときに妹とふたり、父と母の前で踊ったことがある。
思い出す幼き日。
心があたたかかった。

父母の愛情を一身に受けて育ち、そして、結婚するということ。
母ちゃん、父ちゃん、本当にありがとう。

夫と食事をしながら32年前を思い出していた。
夫の若々しい声、そして、希望にあふれる抱負。

夫の結婚記念日の心憎い演出が、とても有難く、ああ、夫と結婚してよかったと思った。

おまけに旅行の写真を一葉。
ああ、私のスタイルのいいこと(自分でよくいうよね・・でも、そうなのだ)

ビデオでなくて、声の結婚式。

夫のお義兄様に録音してもらったもの。

結婚式の様子が伝わってきて、本当にいい結婚記念日だった。

朝は、長女たちの結婚式のテープを聞く。
私たちへのあいさつ、ありがとう。

そして、元気なときのお義母様の「春の小川」などの歌。

テープっていいな。
耳で聞いて、思い出すことができる。

そして、今日は来宮神社。
樹齢2000年の楠は今日も神々しい。
ゴールデンウィークの初日のためか、多くの方が来られて手を合わす。
生まれたての葉っぱは清く、すがすがしい、黄緑色。

今日もたくさんのパワーをもらう。

長女の安産、息子、次女、Dさんのこと、Tちゃん、KID、夫、私のことを感謝して、いっぱい、お祈りしてきました。

熱海は気軽に行ける素敵なところです。
帰りは、電車で少し創作。

そして、王将で夕食。
王将は夫が京都での学生時代からのなじみの店?

夫は車中でも、ずっと本を読んでいるのだけど(伊能忠敬のことについての本)今日は、「ニュートン」を購入。金環日食が気になっている様子。
そうそう、今、二宮金次郎にも興味があり、今市に行きたいとか・・・。

帰宅すれば、KIDの喜びようはまた私の心をハッピーにしてくれます。

いつも母や父や義父母、ご先祖様に守られているなと思う。


今回の小さな旅、夫の優しい演出に感謝です。

コメント
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