今朝、吉田道子さんの「草の背中」を注文ししたら、夕方届いた。
そして、読了。
本ってやっぱりいいな。
いろいろな人生を知ることができるし、生き方のヒントがたくさん。
淡々と書かれている中に人の深みを感じる。
知識あり、ユーモアあり。京都の山科が舞台。
11歳の咲(さき)に祖母であるこのみさんが話したかったこと。
あっさり、さつぱり、きっぱりのこのみさんが心に小石をもっているといったこと。
「草の背中」とは・・・いいね。
吉田さんの登場人物のキャラクターがいいなあ。
昨日の引き続いて「おじいさん」を書くのも上手だなと思う。
今回は「そーふ」だけど。
人生、めげることもあるけど、いいふうにいくよと私はとった。
いつも思うけど、大人も読んでと思う。
1時間足らずで読める。このみさんから学ぶことが多かった。
ほかに、今日知ったこと。
①NHKの「らんまん」に出てくるつくしのようなものが「キイレツチトリモチ」」と知ったこと。
鹿児島の喜入(今は鹿児島市、前は揖宿郡)で、明治43(1910)年、喜入小学校教員の山口静吾氏が発見し、牧野さんが命名したとの由。嬉しいね。
四国は高知の牧野植物園の話から(練馬区には牧野記念庭園あり)同じ四国は愛媛の坂村真民記念館の話になり次のことを夫から聞く。
②私は「念ずれば花ひらく」という言葉が好きだったけど、その言葉は荒尾市出身の坂村真民(さかむらしんみん)さんの言葉だったということ。
ああ、知らないことが多い。
今、物語の改稿に取り組んでいるけど、思い切って変えるのもいいかもしれないな。
自分の殻に閉じこもらずにね