あじさい物語

七色の紫陽花のような日々の心模様
       

「旅のつばくろ」沢木耕太郎を読了(*^-^*)

2024-10-03 21:58:49 | Weblog

「いやぁ、おもしろかった!」が感想。

仕事帰りにカフェで読書。

一昨日、図書館へ行く夫へ「沢木耕太郎の本を何でもいいから借りてきて」と頼んだ。

で、借りてきてくれた一冊がこれ。

「旅のつばくろ」

カフェで読み始めて読了。

行ったところが満載。

順不同だけど、

三内丸山遺跡、宮沢賢治、花巻、函館、小樽、北上、奥入瀬、男鹿半島、盛岡、津軽、龍飛崎、太宰治関連、秋田の千秋公園、平野政吉美術館から県立美術館のあのカフェ、藤田嗣治の「秋田の行事」金沢、兼六園、輪島の棚田(白米 しろよね)ついこの前行った箱根神社、鎌倉、奥多摩、軽井沢・・・平山郁夫シルクロード美術館・・・その場所が浮かび、その時の情景を思い出す。

鹿児島のれんげの蜂蜜(祁答院まで出てくる)

吉村昭もいいな。

全てが興味深くとってもおもしろかった。

旅運、縁とか、旅における「性善説」の信奉者になったとか・・・

ああ、本っていいなとまたあらためて思うことだった。

文章から

黒田征太郎さんに「どんな者にでもなることはできる。肩書をつけた名刺を1枚持てばいいんだから。しかし、難しいのはなりつづけることだよ」と言われたこと。

そして

「こちらが情熱をもって事に当たれば、人を動かし、現実を動かすことができる」

感銘した文章はたくさんあるけどね。

沢木さんに出会えてよかった

 

 

コメント (2)
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