<フランスを代表するオスカー女優ジュリエット・ビノシュ主演、
「ルージュの手紙」のマルタン・プロボ監督によるコメディ。
1967年、フランスのアルザス地方にある花嫁学校、ヴァン・デル・ベック
家政学校には今年も18人の少女たちが入学してきた。経営者である夫の
突然の死をきっかけに、校長のポーレットは学校が破産寸前であることを知る。ポートレットが、なんとか窮地から抜け出そうと奔走する中、パリで
5月革命が勃発する。抗議運動がフランス全土に広がってゆくのを目の
当たりにしたポーレットや生徒たちは、これまでの自分たちの考えに
疑問を抱き始め、ある行動に出ることを決意する。ビノシュがポーレット役
を演じるほか、「セラフィーヌの庭」のヨランド・モロー、
「カミーユ、恋はふたたび」のノエミ・ルボフスキーらが顔をそろえる。
映画.comより>
清く正しく美しくというモットーで17歳~18歳くらいの少女達を女性は
こうあるべきだと導いて教えていたが・・・自分の夫が喉にウサギの肉か骨を
詰まらせて亡くなってしまう。
夫の死でポートレットは学校はどうしよう、遺産のこともあるし・・・
(夫の妹ジルベルトも学校の教師、シスターのマリー・テレーズも様々なことを女性徒達に教えていたが)
ポートレットより義妹のジルベルトの落ち込みようが半端なかった。
ポートレットが夫の机の引き出しから督促状が見つかってからが大変だった。
話しを聞くために町の銀行に出向く。そこには見覚えのある男性がいた。
ポートレットの夫は競馬に金を使ってしまって家のお金はほとんどない。
4件分の借金もあるとか。すべて夫まかせだったので何も知らなかった。
どうするか・・・銀行との取引、まあこれが強引な話。
後は寮内の出来事、女子校内のことだから推測したらわかるだろうが・・・
夜中に逢い引きはするわ、出先で煙草を吸ったり、ラジオ聞いてどんちゃん
騒ぎしたり。女の子が女の子を好きになったり・・・
夜中の逢い引きした女の子にマリー・テレーズが発砲したが、
あたらなかった。二人は校長ポートレットから怒られたが罰則はなかった。
この当時は普通は罰則あったと思うが・・・
そんな中で昔の恋人(銀行の役職付き)アンドレはポートレットと
何十年かぶりで男女の関係を戻そうとしたのか?アンドレが一方的に
夢中だったみたい😀
ポートレットは学校長としての規律を守りたいが、女性として見られたい
というジレンマに陥った。
そんなとき学校に寄付やテレビ取材が来て・・・パリに18人を連れてへ行く話
にもなり、バスで出掛けましょうという。
しかしアルザス地方からパリまで何キロ?
バスの中のラジオから聞こえて来たのは「暴動が起きてパリの中心部には
車では行かれない」ということで、最後は女性達も立ち上がっていいのだ!
という歌を歌いながらパリの中心部に向かい歩いて行進していった。
最後はなんかミュージカルになってた😀
フランス映画ってわりと性的描写あるね。ねちっこい所がある😁
今回のはそう極端ではなかったのでよかったんじゃないかと。
面白かったが時代背景的にはちょっと違和感あった
女子寮なのに厳しさがそれほどなく甘かった気がする。
(小さな家政学校なので仕方ないか?と言う点はあるかも)
字幕ですがフランス映画がお好きな方はどうぞ。