戦争映画かと思ったが・・・少々違った。
(原作は漫画、こういうのはほとんど読まない)
(公開中、ネタバレ注意)
菅田将暉演じる櫂直(東京帝国大学数学科で22歳)
大学を中退(バイト先のお嬢さんの父親から引き離されて・・・)し、
アメリカに留学する予定だったが山本五十六(館ひろし)の
肝いりで海軍入り、巨大戦艦建造計画を阻止するために、
問題点を数学的見地から明らかにしていく。
彼は計測マニア、常に巻き尺を携帯している。
戦艦建造計画の話が中心なのだ。そこに蠢く海軍中将、造船中将がいて、
話を盛り上げる。
「軍人はきらいだ!」と言って最初櫂は断っていたが・・・
なんといっても「ガリレオ」じゃないが黒板に数式を書いて戦艦の製作金額を
当ててしまうというのが圧巻だった。よくぞ難しい数式をあれだけ書いて、
説明して・・・と言うことが出来たな~と思って。さすが菅田将暉!(拍手)
福山雅治も驚くんじゃないの?😅
何せ聞いていた少将や中将も舌を巻いていた。
結局造船中将から1/20の戦艦大和を見せられ、「どうしても作らなければならないのだ日本のために。戦争に勝っても負けても」と説得させられた。
中将にいわちゃね~。
巨大な金額を投資しても作らなければならなかった『大和』
自分が計算した金額の何十倍もの金額を費やして出来上がった『大和』。
しかし戦争で負けて沈没してしまった。死者3000人。悲惨なのだ。
この戦争のシーンが冒頭にあった。
櫂が一生懸命出した数字は無になってしまったが、
戦艦『大和』はこうやって出来た物だと教えてくれたことがよかった。
820円のパンフレット高いな~と思ったが・・・高いはず。
マニアにはたまらないだろう。プラモデルなど作った人にはこのパンフレット
はお勧めかも。(軍艦マニアは買うだろうな~😰 )
(ネタバレしちゃっていいかな~。『大和』はおおかたCGですから~。(VFXも使用))
わかってても凄い迫力ですから~。どこまでが人間が使われて、
どこまでがデジタルモデルか本当にわからないでしょう。
(よくよくみればわかるんだろうけど・・・😰 )
菅田将暉の演技力を見に行ってください。凄いの一言。拍手ものですから。