<「夜明けのスキャット」でデビュー以降、歌手活動のほか女優などでも
活躍する由紀さおりの映画初主演作品。作ることは不可能と言われた、
世界初の青いバラ「ブルー・ヘブン」の生みの親として、園芸界の一部では
知られた存在の鷺坂冬子。孫や家族に囲まれて暮らす彼女は、がんの再発に
より余命半年のステージ4と診断されていたが、そのことを家族に言えず、
秘密にしていた。そんなある時、主治医の川越から「治療に専念して余命を
延ばそう。まだまだやり残したことがあるだろう」と叱咤激励された冬子は、
あるやり残したことを思い出す。それはハンググライダーで空を飛ぶ
ことだった。由紀が冬子役を演じ、「BOYS AND MEN」の小林豊、本田剛文のほか、柳ゆり菜、大和田獏、寺脇康文らが顔をそろえる。作家のほか、
「キスできる餃子」「クハナ!」などで映画監督としても活動する
秦建日子がメガホンをとった。 映画.comより>
てっきり青いバラを育てる話かと思っていたら違ってた。
寿命が後、半年と知った時に何がしたいかと問われて、思い立って「ハング
グライダーで空を飛ぶ」こと。この話が中心だった。
(他の映画で吉永小百合さんが病人だが、余命でなにがしたいで世界旅行を
した話しがあったような・・・)
孫の奏太?(小林豊)と弟(本田剛文)と知り合いの夏芽ちゃん(柳ゆり菜)
が冬子(由紀さおり)の後押ししてくれて、空を飛ぶまでていねいに
描かれていた。
なんだか由紀さおりさんが棒読みなことが多く、昔の歯切れ良い感じが
しなくてちょっと中途半端だったかな~😀
地域活性のための映画だったの?地元住民参加の踊り必要だったの?
ただ材料集めに兄弟が奔走しただけなのに・・・😀
(わけもわからず弟は会社に給料前借りしてた)
出来上がったハンググライダーは夏芽が製作した。すでに初恋の人が
ハンググライダーの簡単な絵とバラの絵を冬子に渡していたので、
絵を夏芽に見せ、奏太が見た夏芽の父が使っていたローラー(腹筋を
鍛えるヤツ、それの名前が出てこない😓 )からヒントを得て
コロコロハンググライダーを完成させていた。
(初恋の人は亡くなってしまって、淡い恋をずっと胸に秘めていた冬子)
空を飛んだとき、冬子は「青いバラ」を空にかざし「咲いたわよ」と
叫んでいた。旋回しながら下りてきたとき、彼女はあの「青いバラ」どこに
置いたの?胸の中?😁 刈り取ったあとの田んぼのような所に下り
たっていたがなんか変(一応地上から管理者が誘導はしていたが・・・)
あれでよかったの?設定上なんとか飛べたんだよとしたかったんだろうね。
その辺の演出がちょっと、妙だったかな~。
深刻になりすぎない演出がよかったりして😅
原作あったから膨らませた話なんだろうな~と感じました。
未読です。主治医川越役の大和田獏さんや夏芽の父役の
寺脇康文さん(ちょっとやさぐれていて・・・😁 )はいい味出してました。
もう少しバラの話が聞けたらよかったのに、どう見るかは見る方の
感性に任せますっていうことですかね😵