あきここの豆だいふく

VIVA 日常の嗜好品

ミルクあげ争奪戦

2006年06月20日 | のんたんジャーナル
だんなの人が週末やってきてくれた時に、「ボク、のんたんにミルクをあげてから帰りたい」と言ったので、任せて私一人病院へ行ったの。
前にね、母乳を一生懸命頑張っていたら、だんなの人が「ミルクもあげたいなぁ」って言っていたからさ。言われてみないと分からないことってあるね。そうか、そんなことがしてみたかったんだ・・・って。

でも、帰って来たらなぜかのんたんはバァバのところでミルクを飲んで寝ている。だんなの人は別室で寝ている・・・。
「どうしたの?」って聞いてもだんなの人は「なんでもない」って言う。

その少し前にもだんなの人がのんたんにミルクをあげようと思って抱っこしながらお湯を沸かしていると、バァバがやってきて、「抱っこしていてあげようか?」と言って奪ってしまい(私には奪おうとしているようにしか見えなかった・・・)、そのままミルクもあげてしまおうとしていたの。
私は隣の部屋で寝ていて、もちろん起きておっぱいをあげることも出来たけど、だんなの人が色々とやってくれるのを見ていたかったから、そのままにしていたのに・・・。

とりあえずその場は「だんなの人にやらせてあげて!」って言ったの。
「今は週に1回しか会えないんだから!」って怒ったの。
でものんたんが結局寝ちゃってミルクをあげることは誰も出来なかったのね。

それなのに、またもや同じことを・・・。
しかも、私が出掛ける前に「だんなの人にやらせてね」って言っておいたのに・・・。

だんなの人は悲しそうな顔をして帰ってゆきました。

私は母に「週に1回しか会えないんだし、今が大切なんだから分かってよ」って言ったの。そのとき頭の中で、先日TVで見た"育児放棄した動物"がよぎっていた。もちろんこんなこと1回で育児放棄とかはしないと思うけど、やっぱり「やってあげたい」って思う瞬間が大事だなぁって思うの。

でも、その後私も反省。
産後も母子同室だったのにのんたんは黄疸治療で殆ど部屋にいなかったし、退院して翌日また入院でさらに5日。
晴れて退院となったら、私がのんたんをずっと独占していたんだよね。また入院になっちゃうんじゃないかってビクビクしながら無意識に独占していた。
多分、バァバも抱っこしたりあやしたりミルクあげたり毎日したかったろうに・・・。

スリングの使い心地も試してみたかったから、「抱っこしておいてあげようか?」の言葉に「大丈夫」って言って抱っこさせてあげなかったんだよね。
私はそんなに気を使わなくていいよ、って意味で言っていたんだけど、バァバにとっては「抱っこさせて!」って言う言葉の裏返しだったんだよね。

絶対的に私が"任せ不足"だった。
だからスキがある(?)だんなの人から奪い取っちゃう形になってしまったんだよなぁ~って。

孫ってやっぱりかわいいだろうからねぇ。
もっと抱っこさせてあげていればよかった。

悲しそうに帰っていっただんなの人も「のんたんは皆に愛されてるんだね」と言ってくれた。

だんなの人にとっては「今」は週に一回。
バァバにとっては「今」の次はいつ?だもんね。

残り少ない実家での生活。たっぷり愛情を注いでもらおうと思った。