あきここの豆だいふく

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iPadminiの画面が割れて、自力で直してみた、という件について

2015年04月20日 | 日記
つい先日、「レジリエンス」という内容が番組で取り上げられていた。

レジリエンス(resilience)は「精神的回復力」「抵抗力」「復元力」「耐久力」などとも訳される心理学用語である。 心理学、精神医学の分野では訳語を用いず、そのままレジリエンス、またはレジリアンスと表記して用いることが多い。「 脆弱性 (vulnerability) 」の反対の概念であり、自発的治癒力の意味である。

要するに、へこたれない力のことなのである。

お笑いの人?の又吉さんがけん玉をしていて、難しい技にチャレンジしながら、レジリエンスが高いかどうかということを調べる実験の場面に遭遇。(又吉さんはよく見かけるが、お笑いをやっている姿は未だ見たことない)

前向きな言葉をかけながら、物事を行っていると、レジリエンスが高いらしい。

正直、あたくし、自分でいうのもなんですけど、レジリエンス高いと思う。うん。

さて、前置きが長くなった。

先日iPadminiを誤って落としてしまった。それで画面右側に蜘蛛の巣状にひびが入ってしまった。が、すごいな、きれいにひびが入っても、飛び散ったりせず、その後もそれなりに使えていた。

よく電車の中でバリバリに割れているのに頑張ってい使っている人がいるが、その気持ちが少しわかったような気がした。

なぜか。

修理費用が高いのである。

だって、使えるし~。なのである。

だんなの人は、不憫に思ったのか?実験してみたくなったのか?、自分でも直せるらしい、やってみる?と言って、アマゾンで道具と部品を購入しておいてくれた。



iPadの周りは糊付けされているので、それを溶かしながらはがす、ヒートガンなるものが必要なんですけど、これも会社の人から借りてきていた。

ま、ドライヤーみたいなもんですね。(めちゃくちゃ熱くなるのでドライヤーとしては使ってはなりません)



そして、iPadの右下が蝶番のようになっているので、そこに気をつけつつ、画面をはがし、その蝶番が、本体裏側とまたまたくっついているため細かいネジを取って、本体をはがし、そのくっついている部分を差し替えて、元に戻し、タッチパネルを貼り戻します。

簡単に言いましたが、簡単ではありません。

しかも、YOUTUBE見ながら(笑)。



上げ膳据え膳だったので、だんなの人がやってくれるのかなぁ?と思っていたら、「ブログのネタになるよ~」と意味不明なニンジンをぶら下げられ、元来、そういう作業もそんなに嫌いでないので、やってみることにしました。

んが。
しょっぱなから難関。



YOUTUBEではラクラク剥がしていたタッチパネル画面。それがなかなか剥がれない。まぢか。

結局、割れたところから無理やり突破口を開き、周りも剥がす。ヒートガンをかなり使ってみたがそれでも一苦労。

だが、もう、こんなにバリバリになったら後には引けん。

そうだ!あたしはレジリエンスが高いのだ。(誰がそう言ったんだ。根拠のない自信はいったいいつどこからきたんだ)



ようやくタッチパネルが剥がれたが、そのあと、本体がなかなかひっくりかえらない。



や、やばい。
もう、液晶がでろんと露出している。

皮が剥がされて、内臓飛び出ちゃってるのに、内臓抱えて病院には行けないよな?それと同じ状態だ。(どんな状態なんだ)

何度も何度も関連YOUTUBEを見ては、どうすんだべどうすんだべ?
だんなの人の方がある意味気が小さいので、そこは剥がしちゃまずいんじゃ?とか、もしかして違う型なのか?と心配。その心配をよそに、あたし、YOUTUBEで剥がしているのここじゃね?えいやっ!このシール剥がしちゃえ!!!

って。結果オーライ。
(もうそのシールは二度とくっつかないが、オーライなのだ!!!)



ほんと、ノミくらいの大きさのねじがいくつもいくつもついていてさ。iPad制作職人は地味に偉いよ。



なんとか元通りの形に戻せたものの、カメラはヒートガンで周りが溶けちゃって使用不能。画面左上はたぶんガリガリと剥がす際に強い力で押しすぎたのかオーロラ現象が。

まー。
カメラ、あんまり使ってなかったし、正直、元の形に戻ったということが感動!なので、おおむねオッケー。

修理費17,000円くらいかかるところが、部品代5,000円くらいで済んだそうです。(あたしまだお金払ってないけど)

あ~。
いい経験した。

だが、時間めちゃくちゃかかったから、修理屋さんはやっぱり効率的か(笑)。

皆さんもおためしあれ♪(試すか!って)