あきじの気まぐれ日記Ⅱ

「あきじ」が日頃、撮影した鉄道・バス・船など
様々な写真などを紹介して行きたいと思います。

ドリームスリーパー乗車しました!

2012年11月10日 | バスネタ
先日(11月4日)、日帰り強行軍の帰りは、
折角だから、広島県福山市に本社を置く、中国バスが運行する、
高速乗合バス「ドリームスリーパー」に乗車する事にしました。

まずは「ドリームスリーパー」を簡単に紹介。

9月17日ひろしまバスまつりにて撮影
※画像は一部、ひろしまバスまつりで撮影したものも使用します。

「ドリームスリーパー」は、去る8月29日に
「最高の眠りと上質なリラクゼーションを追求した高速乗合バス」を
コンセプトに
広島・福山~町田・横浜間で、同区間で運行されている「メイプルハーバー」を
増便する形で運行を開始しました。

定員は単独2列配列の14席で、
「ゼログラビティシート」4席と「エグゼグティブシート」10席の2クラスが
設定されています。
各座席は、「ゼログラビティシート」はパーティション、
「エグゼグティブシート」はカーテンで仕切られた独立シートとなっており、
プライバシーも確保されています。

出入口にはアロマ発生器が設置

車内の床はカーペット敷きになっていて、土足厳禁。
座席からトイレ及びパウダールームへの移動は、スリッパか素足で移動することに
なります。
乗車する際は、白い買い物袋を渡されて、靴を入れて降車するまで自分が保管
することになります。

「ゼログラビティシート」
このシートはNASAの理論に着目した、浮遊感を感じながら快眠できるシートに
なっています。
リクライニング角度を最大40度とチルト角度を最大30度、
更に水平まで調節できる手動のレッグレストを
併用することで、快適に眠ることが出来ます。
最大展開状態の写真を撮るのを忘れておりました(汗)

「ゼログラビティシート」の窓側にはシートのスイッチ類と
快眠音楽が聴ける4chマルチステレオがあります。


アメニティグッズ
提供されたのは、スリッパとロゴが入ったポーチです。
ポーチ内には耳栓・ヘッドホンパッド・歯ブラシ・歯磨き粉・携帯ヘアブラシ・
アイマスク・携帯靴べらが入っています。

「エグゼグティブシート」
こちらはチルト機能は電動ですが、リクライニング・レッグレストは手動操作。
また、前後の仕切りがパーテーションではなくカーテンとなっています。
また、「ゼログラビティシート」で提供されているアメニティグッズは
エグゼグティブシートでは有料(600円)となっています。

各座席には、昭和西川製のムアツクッション、さくら色LED・イオン発生器ナノイー・
AC100V&USB充電コンセントを標準装備。


車内後部には、トイレとパウダールームが設置されています。

次に乗車した際のことを紹介します。
松田聖子ファンミーティングの当選結果が分かった数日後、
中国バス予約センターに電話してみると、ゼログラビティシートに
空きは有りますよとの事で、早速予約。

後日、広島駅新幹線口の中国JRバススワロートラベルで発券してみると、
1Aでした。

バスは横浜駅東口バスターミナルに発車10分前に到着。
私を含めて8名乗車。
横浜駅東口バスターミナルでは」、「ゼログラビティシート」の乗客は私のみでした。
残りの7名は「エグゼグティブシート」の乗客。
横浜駅東口バスターミナル発車後は、町田駅バスセンターに向かいます。
乗車した日は日曜日でもあり、道路が空いていた様で、町田には早く着き過ぎた為、
駅近くで待機。
「ゼログラビティシート」の乗客が3名乗車。
その内、1人は予約なしの飛び込み客。
もし、満席だったらどうする積りだったのでしょう・・・
町田バスセンター発車後に、広尾での降車がないとの案内があり、
その他は停車することが案内されました。

バスは横浜町田インターから東名高速に入りました。
高速に入った事までは覚えていましたが、「ゼログラビティシート」を最大展開にして
いたら、早速寝てしまいました(汗)
気が付くと、消灯前に開放休憩がある東名高速道路の足柄サービスエリアに到着
する前でした。




足柄サービスエリアではトイレなど済ませた後に撮影
車体ロゴの一部は、夜になると光で反射して色が変わります。
乗務されていた運転手さんとお話したりもしましたが、
まだ週末は予約が多いそうで、満席になることも・・・
横浜駅東口で乗車した際には気が付きませんでしたが、
なぜか、出入口付近に、編集長をはじめ、編集部の方々にはお世話になっている、
某バス専門誌131号が置かれていた。

足柄サービスエリア出発後、消灯。
高速道路を広島へ向けてひたすら走ります。
消灯後、私は再びシートを最大展開にすると、何時しか眠っておりました。
座席が1Aだけあり?、途中、乗務員交代で目が覚める場面がありましたが、
気が付いたら、山陽道福山東インターを出て広尾を通過する前でした。
携帯で時間を確認すると、ほぼ定刻通りで運行されていました。
福山駅前では2名が下車され、その後は福山西インターから再び山陽道に入り、
次の停車地、西条昭和町に向かいます。
福山西インターに入った後は、再び夢の中へ
気が付くと、西条昭和町到着前で、ここで1名下車。
その後は再び、西条インターより山陽道に戻り、広島市内へと向かいます。
どうやら夜勤明けで関東方面に向かったのが効いていたのか?
再び夢の中へ(笑)
次に目覚めると、広島インター手前でした。
中筋駅では1名が下車されました。
中筋駅の時点ではほぼ定刻で到着しておりましたが、
雨の月曜日で渋滞が始まっており、渋滞に巻き込まれました。
バスセンターでは2名が下車され、新幹線口には渋滞の影響で、
30分遅れでの到着、5名下車となりました。

さて、「ゼログラビティシート」の感想は、
座席自体は薄いですが、長時間座っても、腰やお尻が痛くなるということはありません
でした。
腰痛持ちの私でも苦にはならず、これも西川のムアツクッションの力かな?
長時間の乗車でも、他の3列シートの夜行車に比べて、そんなに疲れませんでした。
寝るということに関しては、問題ありませんでしたよ。
これなら、また機会があれば、乗ってみたいですね!!

ユニバースの乗り心地ですが、
乗り心地は、以前に比べて改善されていると思います。
高速道路走行時等の揺れは、時々感じましたが、国産車と比べそんなに気になるもの
ではありませんでした。
床がカーペット敷きということもあるのでしょうか?静粛性が改善されています。
お世話になっている福山のMさまから、空調が悪く寒いと聞いておりますよとの事でしたが、
そこまで気になるものではありませんでしたが、改善は必要かと思いました。
これも仕切りがあるせいなのか?

今後改善の余地がありますが、それらを改善すれば、国産車と対等にいけると思います。

中国バス「ドリームスリーパー」について詳しくは
中国バスHPをご覧下さい↓
http://www.chugokubus.jp/dreamsleeper/index.html