あきじの気まぐれ日記Ⅱ

「あきじ」が日頃、撮影した鉄道・バス・船など
様々な写真などを紹介して行きたいと思います。

お疲れ様 「せとつばめ」 「せとづる」

2015年01月22日 | 海上保安庁ネタ
今月初め、第6管区海上保安本部広島航空基地(以下:広島航空基地)から
広島航空基地所属の航空機セスナ206型「せとつばめ」とベル212型「せとづる」が
1月23日をもって解役することになり、1月22日に解役行事を行う案内が届きました。
後日、参加する旨を連絡して、本日参加してきました。
ブログ掲載の許可を貰いましたので紹介します。

広島航空基地到着
参加者が揃うまで控室で待機した後、揃ったところで基地長のご挨拶に続き
解役行事が始まりました。
海保では航空機の解役行事を行う事は珍しいそうで、今回は海上保安庁唯一の
セスナが解役するということで職員の発案で行われたそうです。
大々的の開催では無く、基地職員と海上保安友の会員だけの
アットホームな解役行事となりました。

まずはセスナ206型「せとつばめ」の体験搭乗を行いました。
何かイベント企画されたそうなんですが、決まったのがコレ!
民間航空機の離発着の合間を縫って広島空港の滑走路を利用して地上滑走です。
飛ばないと面白くないと思われると思いますが、一度に多く乗れませんから
地上滑走だけでも十分!!普段は乗る機会のないセスナに乗れるんですから!!
コレがラストフライトならぬラストランになりました。
ラストフライトは午前中に行う予定だったそうなんですが、
天候不良で中止になったそうです。
体験搭乗は3人ずつにわけて行われました。
今回はエプロンなどの制限区域に入るので、事前に申請して
空港立入承認証を身に着けて制限区域に入っております。





セスナ206型「せとつばめ」SA790(JA3790)
順番が回ってくるまで最後の雄姿を撮影しました。
「せとつばめ」は昭和52年に就役38年間にわたり、
瀬戸内海・宇和海を守ってきました。


そして私の番が回ってきました。
同乗の方と話し合った結果、私が操縦席に!
普段は見る事が出来ない目線から滑走路を見る事が出来ました。
地上滑走は数百メートルでしたが、離陸できる速度近くまで出して行われました。
離陸しない為、撮影は問題ないとの事で撮影しております。

搭乗する参加者
セスナに乗るのにはステップも小さく、機内も狭いので乗りにくい

人力で移動させることできるんですねぇ~

こちらが同じく解役するベル212型「せとづる」JA9550(MH550)
昭和55年就役で35年間活躍しました。
広島航空基地に来る前は巡視船に搭載され横浜・鹿児島で活躍していました。

海上保安友の会員から両機長に花束贈呈

基地長による献酒

愛称消去
基地長に続いて友の会員も順番に愛称を消していきました。

画像はありませんが、最後は職員・参加者と記念撮影して
解役行事は終了しました。

AW139型「うみすずめ」JA968A(MH968)
第2管区海上保安本部仙台航空基地から派遣されています。

最後になりましたが、当日は平日で業務多忙のなか、
友の会員のために貴重なお時間を割いて、解役行事を開催して頂きました
第6管区海上保安本部広島航空基地の皆様、ありがとうございました。
また、参加された皆様お疲れ様でした。

そして「せとつばめ」「せとづる」長い間お疲れ様でした!

おまけ
広島航空基地から撮影した航空機

全日空 B737-800(JA63AN)
A320からの機材変更でやってきていた。