あきじの気まぐれ日記Ⅱ

「あきじ」が日頃、撮影した鉄道・バス・船など
様々な写真などを紹介して行きたいと思います。

72年目の8月6日

2017年08月06日 | この世界の片隅に
今年も8月6日を迎えました。今年で72年目となります。
1945(昭和20)年8月6日8時15分に人類史上初の原子爆弾が広島に落とされ、
一瞬のうちに多くの命を奪って、街を真っ黒焦げにしてしまいました。
焼け野原の中、緑が芽吹き、街が復興を遂げ現在に至っております。

今年の原爆の日は日曜日ということで仕事は休みでした。
広島市内に出掛けている途中に8時15分を迎えました。

毎年この時期になると玉城ちはるさんが代表を努め、
大学生を中心に20歳代の社会人などの有志で活動されてるピースプロジェクト
「Eachfeelings」(イーチフィーリング)のピースイベントが開催されますが、
今年は趣向を変えて平和公園内で開催。
今回はアーティストのライブやブース出展ではなく平和記念式典終了後に
午前9時頃から、参列された方々に一輪の花を花輪に差していただき
ピースフラワーを製作し完成したピースフラワーを原爆慰霊碑へ献花すると
いうイベントでした。
私は式典後の混雑を避けて10時頃に平和公園へ到着出来るよう向かう事にしました。
しかし、先に現地入りされていたindigo linerさまから予定より早く
ピースフラワーが完成になり、今から献花に向かうと連絡がありました。
間に合わず。


平和公園に到着。
多くの方が参拝に訪れていました。

慰霊碑に向かうと献花されている所でした。
間に合わなかったので献花までの一連の作業はindigo linerさまに丸投げ!

慰霊碑のそばに設けられた献花台に献花されたピースフラワーと
玉城ちはるさん
ピースフラワー製作に間に合いませんでしたが、献花後に
久しぶりにお会いする事できました。
「Eachfeelings」(イーチフィーリング)のピースイベントに参加された皆様
暑い中お疲れ様でした。

詳しくはピースイベントに参加されましたindigo linerさまのブログをご覧ください。
http://happy.ap.teacup.com/indigo-liner/959.html


原爆ドームと元安川
今年の8月6日は35度を超える猛暑でしたが、72年前の8時15分も
今日の様に天気が良い日だったようです。
ここまで青空が広がった8月6日は久しぶりでは?

午後からは広島市中区八丁堀の福屋八丁堀本店にある「八丁座」へ向かいました。

13時15分から行われる「この世界の片隅に」上映後に片渕須直監督舞台挨拶が
行なわれるという事で事前にチケットを押さえていたので行ってきました。
当日までに13時15分から上映は全席完売!
今回で7回目だったか?の鑑賞。八丁座で映画を見るのは初めて。
そして8月6日に「この世界の片隅に」を観れるとは思いませんでした。

8月6日に合わせて行われた「この世界の片隅に」関連イベントでは
前日の8月5日は呉市でのイベント、こちらはJR西日本関連のイベントでしたが、
当選ならず参加できず。そして夕方からは16時の回を鑑賞するとその後に行われる
「片渕須直監督トークショー」に優先参加できるイベントがありましたが、
夜勤明けで当日まで悩んでましたが、結局、用事もできたので
行く事が出来なくなりました。
行けたとしてもチケットは完売でした。
夜はオールナイトで片渕須直監督作品の上映イベントが
ありましたが、こちらは夜勤明けの体調を考慮して断念。

八丁座のロビーには、すずさん等身大パネルやロケ地マップなど
展示されていた。

作品コメントボードが凄い事になっていた。

13時15分上映回のお客さんは、ココで笑う?というシーンもあり、
今まで見た中で反応が良かった。


片渕須直監督舞台挨拶では、八丁座・サロンシネマを運営する序破急の蔵本社長の
進行で行われました。
撮影に関しては特に言われてなかったので撮影しております。

片淵須直監督のトークや舞台挨拶は何度か聞いていますが、今回初めて
八丁堀界隈の事を聴く事が出来、昔の福屋のことや八丁堀界隈に
映画館が複数あったことなど知らない事も聞けて良かった。
片渕須直監督は映画製作にあたり、8月に自体が無かったそうで、
今年初めて8月6日を広島で過ごされたそうです。
本日は原爆の日の特番にも出演されました。

序破急の蔵本社長からは片淵須直監督にリテイク版「この世界の片隅に」を
八丁座にて上映をお願い。コレは期待できそう。
八丁座では上映開始1年となる11月まで上映を続けるとのことです。
ということはまだ観に行ける!呉ポポロはどうだったかな?

片淵須直監督は次の舞台挨拶の為、サイン会を行った後、尾道へ向かわれたようです。
それにしても国内外を走り回っている片淵須直監督は何時休んでいるのやら・・・

毎年のように言われている事ですが、
被爆された方々の高齢化が進み、次世代へどう継承していくかということが
課題となってきていますが、年月の経過と共に風化が進んでいることが
残念であります。

最後に謹んで原爆死没者の方々の御霊に御冥福を
お祈り申し上げます。