あきじの気まぐれ日記Ⅱ

「あきじ」が日頃、撮影した鉄道・バス・船など
様々な写真などを紹介して行きたいと思います。

被災地に響け復興の音色

2019年06月13日 | ノンジャンル
平成30年7月豪雨災害から早いもので来月で1年となりますが、
呉市天応地区も甚大な被害を受けた被災地のひとつです。
土石流が川から溢れ、家などが押し流されました。
まだ復興にむけ道半ばでありますが、復興を願い、
今年4月、呉市天応地区在住のこだまこずえさんに地元自治会から
「天応を元気づける絵も描いてほしい」と依頼を受けて、
先月、2日を掛けて絵を描き上げました。
依頼を受けた絵が完成し、6月2日の午後から天応駅構内で
お披露目されました。
お披露目されるにあたり、本人のSNSで、どなたでも参加くださいとのことで
久しぶりにこだまさんにお会いしてきました。

天応駅舎
木造平屋建ての駅舎です。
以前は駅員がいましたが、現在は無人駅となっています。
天応駅に降りたったのは、ホント久しぶりですが、学生時代以来かも?

13時30分から始まったお披露目
挨拶に続いて今回依頼された「天応元気プロジェクト」の経緯を
説明するこだまさん

除幕
お披露目された絵は「復興の音色」と名付けられました。

絵について説明するこだまさん
この後、花束贈呈も行われました。

制作過程を収めた動画も公開され、お披露目に参加した地元の方々と
上映会を開催
小さな駅舎ですが、大勢の地元の方などが来場されてました。
来場者には絵と同じミニメッセージカードが配られました。


お披露目された絵の全体
絵の中央という絵には「ありがとう てんのう がんばろう」の文字
この文字は豪雨災害から2か月後の9月6日にこの場所に貼ったもので
9月9日に呉線呉~坂間が復旧するのを機に駅を利用する方や
ボランティアに感謝の気持ちを伝えたそうです。





絵は天応駅から見る事が出来る江田島に沈む夕日がホームに佇む人々と
海を照らし出す情景となっており、82名の大小の手形も添えられました。
手形は天応地区に住んでいる乳幼児からお年寄りの方々の手形で
復興への思いがこもった作品になってます。


久しぶりにお会いした、こだまこずえさん
記念に絵をバックに撮らせて頂きました。
こだまこずえさんにお会いしたのは、今年2月に呉市内で行われた、
とある演奏会でお会いした以来。

今回お披露目された「復興の音色」と題した絵ですが、
今後も天応駅に飾られるそうです。
本人からも、これを機に天応を訪れていただければとのことです。
また、夕日が綺麗な日がおすすめだそうです。

お披露目で公開された動画は天応元気プロジェクト「復興の音色」
メイキングビデオとしてYouTubeにアップされました。
音楽もこの動画のために作られたオリジナル曲とのことです。
https://youtu.be/G6k0gYF7Se4