今日、母校の高校では卒業式が行なわれた。
最後の卒業式だ。
統合によって、母校は今日で廃校になる。
最後の卒業生が、今日巣立っていく。
下級生のいない三年間、
よく頑張ってきましたね。
母校の歴史は、まだ浅い。
29年目。校舎もまだきれいだ。
しかし、行政の一方的な都合で、
母校は廃校となった。
校舎の使い道も決まっていない。
取り壊すかどうかも未定だという。
三年間、それこそ私の青春を過ごした校舎は、
廃墟になるというのか。
もう一方統合される高校も、
最後の卒業生を送り出した。
こちらの学校の校舎を手直しして、
「総合高校」として新たに一期生を迎え入れる。
私に言わせれば、
「今流行り」の総合高校。
どちらの高校も、
歴史を閉じさせる必要があるのか。
総合高校として、生まれ変わらせる意味が、
どこかにあるというのか。
私は、二期生だった。
三年生がいない高校に入ったわけだ。
グラウンドはまだ整備されておらず、
部活も、石ころ拾いでスタートした。
新しい学校で、
自分達の手で、新しい歴史を作っていこうとした三年間。
高校時代に悔いはない。
今でも、一番輝いていた毎日だったと思う。
私の卒業式は、25年前だった。
四半世紀が経つ。
好きだった子と最後に握手をした。
私の一番の親友も、
やはり好きだった子に、最後に告白。
そのあと、屋上でひとり泣いていた。
その7年後、
この親友の結婚式で、私が泣くことになった。
たくさんの友達に出会った校舎・・。
真っ白だった校舎は、
その後、自分の人生で苦しい時が訪れても、
いつも心の中で輝いていた。
そして・・
きょう、最後の後輩達が校舎を離れていった。
私の人生の中で、
ひとつの、心のピリオドを打った。
もう、母校の通学路を駆けていく制服はない。
最後の卒業式だ。
統合によって、母校は今日で廃校になる。
最後の卒業生が、今日巣立っていく。
下級生のいない三年間、
よく頑張ってきましたね。
母校の歴史は、まだ浅い。
29年目。校舎もまだきれいだ。
しかし、行政の一方的な都合で、
母校は廃校となった。
校舎の使い道も決まっていない。
取り壊すかどうかも未定だという。
三年間、それこそ私の青春を過ごした校舎は、
廃墟になるというのか。
もう一方統合される高校も、
最後の卒業生を送り出した。
こちらの学校の校舎を手直しして、
「総合高校」として新たに一期生を迎え入れる。
私に言わせれば、
「今流行り」の総合高校。
どちらの高校も、
歴史を閉じさせる必要があるのか。
総合高校として、生まれ変わらせる意味が、
どこかにあるというのか。
私は、二期生だった。
三年生がいない高校に入ったわけだ。
グラウンドはまだ整備されておらず、
部活も、石ころ拾いでスタートした。
新しい学校で、
自分達の手で、新しい歴史を作っていこうとした三年間。
高校時代に悔いはない。
今でも、一番輝いていた毎日だったと思う。
私の卒業式は、25年前だった。
四半世紀が経つ。
好きだった子と最後に握手をした。
私の一番の親友も、
やはり好きだった子に、最後に告白。
そのあと、屋上でひとり泣いていた。
その7年後、
この親友の結婚式で、私が泣くことになった。
たくさんの友達に出会った校舎・・。
真っ白だった校舎は、
その後、自分の人生で苦しい時が訪れても、
いつも心の中で輝いていた。
そして・・
きょう、最後の後輩達が校舎を離れていった。
私の人生の中で、
ひとつの、心のピリオドを打った。
もう、母校の通学路を駆けていく制服はない。