新しい職場は、清掃業という性格上、
外国人のパートさんが多い。
男女とも、中国からの留学生が数人いる。
その中の一人と、話をすることができた。
Tさん。 20歳の女性だ。
昨日、デパートの新人研修が行なわれた。
清掃業である私達も、参加をする。
しかし、昨日はたまたま、清掃フロアからは、
私とTさんだけであった。
彼女は、まだ日本語をあまり読めない。
「研修案内」に書かれてある、「持ち物」を見落としたらしく、
写真もペンも忘れていた。
私は隣に座って、彼女とペンを共用することになる。
提出する書類など、記入項目がたくさんあったが、
そのつど教えながら、彼女も書き写していく。
そして、写真の提出になって、混乱する。
担当者から、
「今日中にスピード写真を撮って、三階にあがって印鑑貰って、
一階に降りて提出して、カードを受け取って・・・」
早口の担当者の言葉がわからず、困惑する彼女。
そこで、私が代わりに聞いて、
ゆっくり説明してあげることにした。
結局、写真を撮って、提出まで付き添った。
帰り道、話を聞くことになる。
Tさんは、中国・大連からの留学生。
日本に来てまだ一年。 日本語学校で学ぶ。
都内のアパートに、同じ留学生の友達と二人で住む。
「どうして日本語を勉強しようと思ったの?」と聞くと、
『大連では、日本語が一番人気あります』
「何が一番大変?」
『言葉と、あと・・お金が高い』
「日本は好き?」
『大好きです』
いろいろと聞いてみたかったが、
駅からの帰り道は反対方向だ。
なにより、ひとつの会話に時間がかかる。
でも、会話をすることの新鮮さを感じたひとときだった。
『ボールペンありがとうございました。失礼します』
実にしっかりした日本語で、彼女は帰って行った。
日本は、外国人が多くなった。
世界一難しい言語、とまで言われる日本で、
日本語を学び、働こうとする留学生。
それぞれの、国や家族が背景にあるとしても、
私は、大変なことだと思うし、
彼・彼女らを「偉いな」と感じている。
日本にきて一年。
Tさんにとって、私も「良い日本の人」であるよう、
頑張らないといけないと思う。
Tさんはじめ、心から、職場の留学生を応援したい。
外国人のパートさんが多い。
男女とも、中国からの留学生が数人いる。
その中の一人と、話をすることができた。
Tさん。 20歳の女性だ。
昨日、デパートの新人研修が行なわれた。
清掃業である私達も、参加をする。
しかし、昨日はたまたま、清掃フロアからは、
私とTさんだけであった。
彼女は、まだ日本語をあまり読めない。
「研修案内」に書かれてある、「持ち物」を見落としたらしく、
写真もペンも忘れていた。
私は隣に座って、彼女とペンを共用することになる。
提出する書類など、記入項目がたくさんあったが、
そのつど教えながら、彼女も書き写していく。
そして、写真の提出になって、混乱する。
担当者から、
「今日中にスピード写真を撮って、三階にあがって印鑑貰って、
一階に降りて提出して、カードを受け取って・・・」
早口の担当者の言葉がわからず、困惑する彼女。
そこで、私が代わりに聞いて、
ゆっくり説明してあげることにした。
結局、写真を撮って、提出まで付き添った。
帰り道、話を聞くことになる。
Tさんは、中国・大連からの留学生。
日本に来てまだ一年。 日本語学校で学ぶ。
都内のアパートに、同じ留学生の友達と二人で住む。
「どうして日本語を勉強しようと思ったの?」と聞くと、
『大連では、日本語が一番人気あります』
「何が一番大変?」
『言葉と、あと・・お金が高い』
「日本は好き?」
『大好きです』
いろいろと聞いてみたかったが、
駅からの帰り道は反対方向だ。
なにより、ひとつの会話に時間がかかる。
でも、会話をすることの新鮮さを感じたひとときだった。
『ボールペンありがとうございました。失礼します』
実にしっかりした日本語で、彼女は帰って行った。
日本は、外国人が多くなった。
世界一難しい言語、とまで言われる日本で、
日本語を学び、働こうとする留学生。
それぞれの、国や家族が背景にあるとしても、
私は、大変なことだと思うし、
彼・彼女らを「偉いな」と感じている。
日本にきて一年。
Tさんにとって、私も「良い日本の人」であるよう、
頑張らないといけないと思う。
Tさんはじめ、心から、職場の留学生を応援したい。