今日のニュース記事で興味深い話があった。
大阪・専念寺の門前の掲示板に
こちらのご住職がいつも「胸に刺さる」言葉を書いているという。
全国的に今、
いわゆる『お寺の掲示板』の言葉が注目されている。
それぞれ、そこのご住職が記すものだが
SNSなどで人気を集めているという。
お坊さんの言葉だ。
やはり、普通に生きている我々とはどこか違う、
なるほど、たしかに、そうかもしれない、
という言葉が多い。
専念寺のご住職の言葉をいくつか紹介させて戴くと、
『優しい人ほど あなたに何も言わないかわりに
あなたから離れるときも 何も言わない』
『人は、恐れている人より
愛をそそいでくれる人を
時として 大きく傷付けるものである』
『人との会話で
「言っていけないこと」 「言っていいこと」
の境に
「言ってもいいかわりに あなたの価値を落とす」会話が多くある』
『出会った時より 相手を大切にできていますか』
すべて今の私に当てはまるようだ。
相手を優しくしてあげればいい、
楽しく会話すればいい、
それだけでは真に相手の事を理解して
いたわってあげているわけではない、という事を。
近所にこのようなお寺などなく、
あまりこのような、お坊さんの言葉を目にする事はない。
ただ、いくら毎日目にしたとしても、
(なるほどね)と思うだけで反省することがなければ、
ただの、その辺の交通標語と同じである。
それを自身の気持ちに戒めとしなければいけない。
胸に刺さるだけでは
成長も進歩もないのだから。