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20代前半まであんだけ夢中になってたレッチリ。
6th『CALIFORNICATION』の時点で一気に冷め、こんなもん20代のジャリが聴く音楽だと見限り、それ以降10年以上いっさい関わってこなかったのに・・・
ふと立ち寄ったCD屋でレッチリの新譜『I'M WITH YOU』が目にとまり、なんとなく視聴してみたところ(ギタリストが代わったてのもあった)、なんかこのやけに肩の力が抜けたドライな質感にビビッとくるものがあった。
で、先週タワレコで国内盤より千円安い輸入盤の方を購入したわけですが。
いやいや自分でも意外や意外、ここんところずーっとヘビーローテーション。
やはり『CALIFORNICATION』からのメロウ路線を踏襲しており、こじんまりした楽曲が並んでいる。
相変わらずリズム隊が曲全体をひっぱる感じで、1曲目なんかは“WARPED”っぽい展開だったりするが、ダイナミックさを見せつつも、やけにまったり感のある堅実なプレイに徹している。
最初は同じような哀愁歌が多くてダルいなと思っていたんだがそれも徐々に気にならなくなり、一時はシロウトくさいアンソニーのメロウな歌声に嫌悪感さえ抱いてたのが、今回はやけに心に沁みてくる。
新ギタリストのジョシュ・クリングホッファーは、ジョニーほどのハデさはないものの、要所要所に程よいフレーズをほうり込んでくる柔軟性に富んだ堅実ギタリストといったところ。
幻惑的なトリッピーな音色など、実にいい仕事をしている。
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各楽曲も実にバリエーションに富んでおり、#8“DID I LET YOU KNOW”のエゴ・ラッピンがやってそうなトランペットソロ鳴り響くオシャレ系あり、#10“HAPPINESS LOVES COMPANY”のキンクスか!みたいなメランコリック調のピアノ伴奏曲ありと、14曲もありながら最後までダレさせない内容となっている。
あと、この作品ではコーラスがとても効果的。
とにかく、1曲1曲とてもシンプル且つ丁寧に作り込まれており、聴けば聴くほどに味わい深くなってくる、レッチリが今までで一番マジメにロックしている作品なんじゃないかなぁ。
前2作は聴いてないけど。
レッチリの音楽も、私の耳も、お互い年をとったってことかな。
今日の1曲:『DID I LET YOU KNOW』/ RED HOT CHILI PEPPERS
6th『CALIFORNICATION』の時点で一気に冷め、こんなもん20代のジャリが聴く音楽だと見限り、それ以降10年以上いっさい関わってこなかったのに・・・
ふと立ち寄ったCD屋でレッチリの新譜『I'M WITH YOU』が目にとまり、なんとなく視聴してみたところ(ギタリストが代わったてのもあった)、なんかこのやけに肩の力が抜けたドライな質感にビビッとくるものがあった。
で、先週タワレコで国内盤より千円安い輸入盤の方を購入したわけですが。
いやいや自分でも意外や意外、ここんところずーっとヘビーローテーション。
やはり『CALIFORNICATION』からのメロウ路線を踏襲しており、こじんまりした楽曲が並んでいる。
相変わらずリズム隊が曲全体をひっぱる感じで、1曲目なんかは“WARPED”っぽい展開だったりするが、ダイナミックさを見せつつも、やけにまったり感のある堅実なプレイに徹している。
最初は同じような哀愁歌が多くてダルいなと思っていたんだがそれも徐々に気にならなくなり、一時はシロウトくさいアンソニーのメロウな歌声に嫌悪感さえ抱いてたのが、今回はやけに心に沁みてくる。
新ギタリストのジョシュ・クリングホッファーは、ジョニーほどのハデさはないものの、要所要所に程よいフレーズをほうり込んでくる柔軟性に富んだ堅実ギタリストといったところ。
幻惑的なトリッピーな音色など、実にいい仕事をしている。
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各楽曲も実にバリエーションに富んでおり、#8“DID I LET YOU KNOW”のエゴ・ラッピンがやってそうなトランペットソロ鳴り響くオシャレ系あり、#10“HAPPINESS LOVES COMPANY”のキンクスか!みたいなメランコリック調のピアノ伴奏曲ありと、14曲もありながら最後までダレさせない内容となっている。
あと、この作品ではコーラスがとても効果的。
とにかく、1曲1曲とてもシンプル且つ丁寧に作り込まれており、聴けば聴くほどに味わい深くなってくる、レッチリが今までで一番マジメにロックしている作品なんじゃないかなぁ。
前2作は聴いてないけど。
レッチリの音楽も、私の耳も、お互い年をとったってことかな。
今日の1曲:『DID I LET YOU KNOW』/ RED HOT CHILI PEPPERS
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