
さて、体もだいぶ回復してきたので、ぼつぼつTHRASH DOMINATION 09ライヴレポを書いていこかと思います。
まずは初日EXODUS、大阪はShangri-Laでの単独ライヴ。
真紅の壁にシャンデリアがぶら下がってるという内装の、ベイエリアクランチにはまるで似つかわしくないライブハウスで、こんな小っさいハコで大丈夫かいと懸念しておりましたが、予想していたよりそれほど客数も多くはなく、今のエクソダスの人気ってこんなもんなのかとちょっと淋しい気持ちになった。
予定時間より少し遅れて客電が落ちライヴがスタート。
出だしから音悪すぎで、何をやってるのか全くわからん&曲も知らんで茫然と立ち尽くす。
楽曲はパンテラ風のモダンヘヴィという感じ、もう私の知ってるエクソダスではなかった。
新Voのロブは、今風の特徴のないシャウト系のヴォーカリストで、前任者の穴を埋めるどころのレベルじゃなかった。
今回はてっきり初期作品から中心のオールドスクール大会と勝手に決め付けていたんだが、どうやら前半はロブ参加作品中心という構成のようだった。ま、今は彼がフロントマンを務めてるんだから当たり前なんだが。
メイデンのTシャツ着たオージーが「最近のはいいから、ボンデッドを早くやれ!!」的なヤジをとばしてロブとちょっと口論になってた。同意見だがもちっと大人になれや。
しばらくしてトム・ハンティングのイントロドラミングが超クールな“TILL DEATH DO US PART”が始まったので「きた!!」と思ったが、この曲はサウザーの歌メロが特徴的な曲で、それをシャウトで貫き通されるとイマイチのれんのだ。
“FABULOUS DISASTER”がきたときはここぞとばかりにモッシュピットに飛び込んだが、なんせ約1年ものブランクがあったので、イントロ終わった時点で酸欠で死にそうになった。情けない・・・
ノリきれなかった前半戦が終わり、メンバーがはけてインターバルをおいてから、あのビュヨ~~~~ンというSEが流れ出し一気にヴォルテージが上がる。
いよいよ『BONDED BY BLOOD』完全再現のスタートだ。
もうこの瞬間の会場のどよめきといったら尋常じゃなかったね。みんなこの時を待ってたんだ。
もうね、ゲイリー・ホルトの名クランチリフ、そしてトム・ハンティングの弾丸ドラムと、『BONDED BY BLOOD』の楽曲がありゃヴォーカルが誰であろうと関係ねえ。
ヴォーカルが指をクルクル回してモッシュを煽るのだが、そんなことせんでも適所適所でみんな一斉に回りだしよるって!
私も回を重ねるごとに心肺が慣れてきて、息が上がらなくなった。ステージダイヴをやらかす輩もチラホラと出てきたり。
もちろん転倒者続出なのだが、必ず近くの者が助け起こしてあげるのである。「モッシャーの仲にも礼儀あり」といったところか。おもくそぶっこけた私を助け起こしてくれた長髪の兄ちゃんありがとー!
“AND THEN THERE WERE NONE”ではお決まり「ウォオオオオオ!」の大合唱。
今回おもしろかったのが、“NO LOVE”でのゲイリーによるアコギインストまでもが再現され、そのギターフレーズをみんなが大合唱して和やかな雰囲気になるという。
“PIRANHA”とか“STRIKE OF THE BEAST”などのキラーチューンでは、イントロがなった瞬間中央に空間が作られ皆が申し合わせたように身構え、疾走リフを合図に一斉にモッシュピットに雪崩れ込むという暗黙の了解の激突戦が繰り広げられていた。これは最高に楽しかった。フライングしてすべっている人も。
後で知ったんやけど、最近ではこういうのを“WALL OF DEATH”というらしく、危険極まりない行為なのだそうだ。
まぁそれほど危険性は感じられなかったけど。昔からよくあるグチャグチャ系のモッシュだ。
スコピーの“ROCK YOU LIKE A HURRICANE”やらメタリカの“MOTORBREATH”をジャムり出すオチャラケコーナーを挟んで、ラストは“TOXIC WALTZ”で大団円。和気藹々とみんな楽しそうにモッシュダンスに興じてた。
そして、2時間超のエクソダスライヴは幕を閉じたのであった。
しかし、1stの楽曲の威力というのは本当に凄い!前半戦の退屈さが見事に払拭された。
会場出てきたら生キズだらけやったけど、至福のひとときであった。

あと、ライヴ観る前まで、口ひげの人がリック・ヒューノルトやとずーと思ってた。
ベーシストの人やったんね。
今日の1曲:『Strike of the Beast』/ EXODUS
まずは初日EXODUS、大阪はShangri-Laでの単独ライヴ。
真紅の壁にシャンデリアがぶら下がってるという内装の、ベイエリアクランチにはまるで似つかわしくないライブハウスで、こんな小っさいハコで大丈夫かいと懸念しておりましたが、予想していたよりそれほど客数も多くはなく、今のエクソダスの人気ってこんなもんなのかとちょっと淋しい気持ちになった。
予定時間より少し遅れて客電が落ちライヴがスタート。
出だしから音悪すぎで、何をやってるのか全くわからん&曲も知らんで茫然と立ち尽くす。
楽曲はパンテラ風のモダンヘヴィという感じ、もう私の知ってるエクソダスではなかった。
新Voのロブは、今風の特徴のないシャウト系のヴォーカリストで、前任者の穴を埋めるどころのレベルじゃなかった。
今回はてっきり初期作品から中心のオールドスクール大会と勝手に決め付けていたんだが、どうやら前半はロブ参加作品中心という構成のようだった。ま、今は彼がフロントマンを務めてるんだから当たり前なんだが。
メイデンのTシャツ着たオージーが「最近のはいいから、ボンデッドを早くやれ!!」的なヤジをとばしてロブとちょっと口論になってた。同意見だがもちっと大人になれや。
しばらくしてトム・ハンティングのイントロドラミングが超クールな“TILL DEATH DO US PART”が始まったので「きた!!」と思ったが、この曲はサウザーの歌メロが特徴的な曲で、それをシャウトで貫き通されるとイマイチのれんのだ。
“FABULOUS DISASTER”がきたときはここぞとばかりにモッシュピットに飛び込んだが、なんせ約1年ものブランクがあったので、イントロ終わった時点で酸欠で死にそうになった。情けない・・・
ノリきれなかった前半戦が終わり、メンバーがはけてインターバルをおいてから、あのビュヨ~~~~ンというSEが流れ出し一気にヴォルテージが上がる。
いよいよ『BONDED BY BLOOD』完全再現のスタートだ。
もうこの瞬間の会場のどよめきといったら尋常じゃなかったね。みんなこの時を待ってたんだ。
もうね、ゲイリー・ホルトの名クランチリフ、そしてトム・ハンティングの弾丸ドラムと、『BONDED BY BLOOD』の楽曲がありゃヴォーカルが誰であろうと関係ねえ。
ヴォーカルが指をクルクル回してモッシュを煽るのだが、そんなことせんでも適所適所でみんな一斉に回りだしよるって!
私も回を重ねるごとに心肺が慣れてきて、息が上がらなくなった。ステージダイヴをやらかす輩もチラホラと出てきたり。
もちろん転倒者続出なのだが、必ず近くの者が助け起こしてあげるのである。「モッシャーの仲にも礼儀あり」といったところか。おもくそぶっこけた私を助け起こしてくれた長髪の兄ちゃんありがとー!
“AND THEN THERE WERE NONE”ではお決まり「ウォオオオオオ!」の大合唱。
今回おもしろかったのが、“NO LOVE”でのゲイリーによるアコギインストまでもが再現され、そのギターフレーズをみんなが大合唱して和やかな雰囲気になるという。
“PIRANHA”とか“STRIKE OF THE BEAST”などのキラーチューンでは、イントロがなった瞬間中央に空間が作られ皆が申し合わせたように身構え、疾走リフを合図に一斉にモッシュピットに雪崩れ込むという暗黙の了解の激突戦が繰り広げられていた。これは最高に楽しかった。フライングしてすべっている人も。
後で知ったんやけど、最近ではこういうのを“WALL OF DEATH”というらしく、危険極まりない行為なのだそうだ。
まぁそれほど危険性は感じられなかったけど。昔からよくあるグチャグチャ系のモッシュだ。
スコピーの“ROCK YOU LIKE A HURRICANE”やらメタリカの“MOTORBREATH”をジャムり出すオチャラケコーナーを挟んで、ラストは“TOXIC WALTZ”で大団円。和気藹々とみんな楽しそうにモッシュダンスに興じてた。
そして、2時間超のエクソダスライヴは幕を閉じたのであった。
しかし、1stの楽曲の威力というのは本当に凄い!前半戦の退屈さが見事に払拭された。
会場出てきたら生キズだらけやったけど、至福のひとときであった。

あと、ライヴ観る前まで、口ひげの人がリック・ヒューノルトやとずーと思ってた。
ベーシストの人やったんね。
今日の1曲:『Strike of the Beast』/ EXODUS
そのオージー、テスタメントのライブで
話しました(笑)
まだ文句言ってましたよ。
チャック・ビリーが「この会場にエクソダスも
来てる」と言うと、またおっきな声で文句言ってたし。
明後日から台湾へ旅行に行くんですが、
台北のライブハウスのHPに
エクソダスのライブの告知があったんで
見てきます。
そのライブハウスもそう大きくないんですが。
ああ、お客さん入るのかなと
心配です。
エクソダス、凄まじいピットでした。
恐る恐る前の方の柵あたりで見てましたけど
時々人がふっとんでくるのでビクビクでしたw
リアルタイムでスラッシュを聴いてなかったので、
ヒヨッコで何にもわかってない私なのでw
今度あましんさんにお会いしたらゼヒとも
レクチャーしていただきたいと思いました。
いはりましたか?僕もBIG CATで見かけました。
「こいつまた来てる」って思いました。
また文句言ってたとは知らなかったです(笑)。
白人のメタルファンて、みんなあんな感じなんでしょうか?
ロブは苦笑いしながら結構冷静に対処してましたね。「お前どっから来たんだ?」とか言って。
殴りかかっても不思議じゃなかったと思うんですけど。
エクソダスの台湾ライヴってもの凄くレアですね!
そのオージーまたいたりして・・・(笑)
よければまた感想書きに来て下さい。
日曜だったか、その柵が外されてちょっとしたパニックになったらしいですが・・・
勢いあまってふっとんでくる奴はピットにおもいっきり押し返してあげましょう(笑)。
>レクチャーしていただきたいと思いました。
カーンさんに教えてもらって下さい(笑)。
僕のモッシュはスコット・イアン仕込みのスキップ型モッシュです。