AMASHINと戦慄

~STARLESS & AMASHIN BLOG~
日々ブログレッシヴに生きる

Oh My Gosh

2008年05月29日 | ♪音楽総合♪
明日はなんばHatchで、ASIAN DUB FOUNDATIONのライヴですね。
行こかどないしょか迷ってたんですが、結局行かんことにしました。
新譜も買ってないし、金もないし。
新譜を買わなかったのは前作、前々作とも全体的に退屈なデキだったからです。もう今回は期待できんだろうと。
しかしADFって、もうオリジナルメンバーは2人くらいしか残ってないんちゃいます?
MCのディーダー・ザマンが抜けたのは本当に痛かった。あれほどADFを象徴してた個性的なMCもおりませんしねぇ。
今回はとうとうADFの創始者であり、コミュニティ・ミュージックの講師でもあるベースのDR DASまでもが抜けてしまった(定年か?)。ま、常にメンバーが流転していくのがコニュニティグループたるADFの特性かもしれませんが。

ディーダーが抜けてからの前回の来日公演には行ったけど、ADFのライヴは行ったら行ったで実は結構楽しめたりする。あの重低音のダブサウンドに身体が勝手に反応して、思わずジダンダステップを踏んでしまうのだ。キレイなねーちゃんもおるし。
でも新メンバーによる“Rebel Warrior”を聴いた時は、やっぱ前任者ディーダーの存在のデカさを思い知らされましたわ。
で、今さらアルバム買って予習する気もなれんので今回はやめておきますわ。
ま、今日、明日はひとり淋しくADF祭りでも開催して、ジダンダステップダンスとしゃれこみますか。


てなわけで、本日紹介するのは、彼らの記念すべきデビューアルバム『FACTS AND FICTIONS』
今ほどの派手さやキャッチーさはないのだけれど、初期ならではのドライさとクールさに満ち溢れた良質のカルト作品に仕上がっている。
図太いダブ・ベースが唸り、ジャングルビートが疾走する中、インド、バングラディッシュにルーツを想わせる民族的な打楽器音が絶妙に絡み合い、ADF独特のサウンドを創り上げている。
MCのディーダーはこの頃確かまだ15~16歳。声変わりしてなさそうなおっそろしくオボこいMCだが、この頃すでにとてつもない才能を見せつけている。
特にタブラループが心地よい#7“TH9”での舌を噛みそうな位の高速MCの早口さ加減は尋常ではない!チャンドラソニック(Oh My Gosh!)によるカッティングギターも絶妙。
ヴァイオリンループがスリリングな#6“STRONG CULTURE”も秀逸。一応サンプラー担当だが、ステージでは電グルにおけるピエール瀧、或いはSlipknotにおけるショーンと化す謎のメンバーSUN-J氏が奔放なステップ・ダンスを陽気に繰り広げている様子が目に浮かんでくる。



今日の1曲:『TH9』/ ASIAN DUB FOUNDATION

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