今年2月に、バンドロゴも一新、新体制になってからのVOIVODの第二弾作『SYNCHRO ANARCHY』がリリースされ、最近ようやくしっくり耳に馴染んできたので、遅ればせながら紹介しようかと思う。
まぁ一言で言えば、前作、前々作の延長線的な内容。
正直最初聴いた時は、またも同じようなサウンドと内容にウンザリ感が否めなかった。
VOIVODの救世主といって差し支えないダニエル“チューイー”モングレインが加入し、今となってはバンドの主導権を彼がほぼ掌握していることは、本作を聴いてもわかることと思う。
とにかく、今回もチューイーの変態的なギターが縦横無尽に暴れまくっているといったところ。
ただ、いよいよテクニカルな技法を惜しみなく繰り出してくるチューイーの楽曲に対して、オリジナルメンバーの2人との格差が顕著になったように感じられる。
スネイクのヴォーカリゼーションは、VOIVODの個性としては十分に存在感はあるが、アウェイのドラミングはもうほとんどリズムマシーン程度の役割しか果たしていないように思われる。
まぁもともとそれほどテクニカルなドラマーではないんだけど、初期の頃はそこそこ派手なフィルインもぶち込めてたし、ここぞというところでカッコいいアクセントも見られた。
もう最近ではツーバスやフィルインがずっとドコドコドコドコ鳴ってる印象しかない。
ただ、アウェイはVOIVODにずっと在籍し続けている唯一のメンバーで、バンドロゴやジャケットワークなど、VOIVODの異質なる世界観の要素の1つであるアート面での役割をずっと担ってきた人物でもある。
よって、彼無くしてVOIVODはあり得ないし、ずっとバンドに居続けてほしいという、長年のファンとして温かい気持ちで応援したい所存ではある。
ただ、そのアートワークも、ここ最近単調なものが続き、ネタ切れ感と言うか、イマジネーションの枯渇が否めないんだけれど・・・・
アニメーションにするととても楽しいが。
それにしても、本作を聴いて、改めてチューイーのギターテク、アイデア満載の楽曲アレンジの巧みさに瞠目せざるを得ない。
ピギーの時のようなトリップ感やサイケデリック感は多少減退したものの、VOIVODしかあり得ない曲展開、無機質感、変態性、SF感はそのままに、そこに自身のテクニカルな技を溶け込ませることに見事成功しており、従来のVOIVODファンも納得の、ツボを押さえた作品に仕上げている。
いや~、聴けば聴くほどクセになってくるこの感じ・・・まさにVOIVODである。
で、今回もまた苦言を呈したいことが1つ。
前回も言ったけど、日本盤で出してくれるのは大変ありがたいし、ボーナスディスク付けてちょっと値段を上げて買ってもらおうとするのは全然かまわない。
ただ、約1年前に単体でライブ盤が出てんのに、同じ時期の同じようなセットリストのライブ盤を付けるって、我々VOIVODファンをなめてるとしか思えんのよ。
ライブアルバム『LOST MACHINE』出した時も思ったんだけど、どうせならライブ映像のDVD(もしくはBlu-ray)を付けてくれ。
なんなら単体で出してくれてもいい。
サイケ感施した映像もあるんだからさぁ。
まぁ一言で言えば、前作、前々作の延長線的な内容。
正直最初聴いた時は、またも同じようなサウンドと内容にウンザリ感が否めなかった。
VOIVODの救世主といって差し支えないダニエル“チューイー”モングレインが加入し、今となってはバンドの主導権を彼がほぼ掌握していることは、本作を聴いてもわかることと思う。
とにかく、今回もチューイーの変態的なギターが縦横無尽に暴れまくっているといったところ。
ただ、いよいよテクニカルな技法を惜しみなく繰り出してくるチューイーの楽曲に対して、オリジナルメンバーの2人との格差が顕著になったように感じられる。
スネイクのヴォーカリゼーションは、VOIVODの個性としては十分に存在感はあるが、アウェイのドラミングはもうほとんどリズムマシーン程度の役割しか果たしていないように思われる。
まぁもともとそれほどテクニカルなドラマーではないんだけど、初期の頃はそこそこ派手なフィルインもぶち込めてたし、ここぞというところでカッコいいアクセントも見られた。
もう最近ではツーバスやフィルインがずっとドコドコドコドコ鳴ってる印象しかない。
ただ、アウェイはVOIVODにずっと在籍し続けている唯一のメンバーで、バンドロゴやジャケットワークなど、VOIVODの異質なる世界観の要素の1つであるアート面での役割をずっと担ってきた人物でもある。
よって、彼無くしてVOIVODはあり得ないし、ずっとバンドに居続けてほしいという、長年のファンとして温かい気持ちで応援したい所存ではある。
ただ、そのアートワークも、ここ最近単調なものが続き、ネタ切れ感と言うか、イマジネーションの枯渇が否めないんだけれど・・・・
アニメーションにするととても楽しいが。
それにしても、本作を聴いて、改めてチューイーのギターテク、アイデア満載の楽曲アレンジの巧みさに瞠目せざるを得ない。
ピギーの時のようなトリップ感やサイケデリック感は多少減退したものの、VOIVODしかあり得ない曲展開、無機質感、変態性、SF感はそのままに、そこに自身のテクニカルな技を溶け込ませることに見事成功しており、従来のVOIVODファンも納得の、ツボを押さえた作品に仕上げている。
いや~、聴けば聴くほどクセになってくるこの感じ・・・まさにVOIVODである。
で、今回もまた苦言を呈したいことが1つ。
前回も言ったけど、日本盤で出してくれるのは大変ありがたいし、ボーナスディスク付けてちょっと値段を上げて買ってもらおうとするのは全然かまわない。
ただ、約1年前に単体でライブ盤が出てんのに、同じ時期の同じようなセットリストのライブ盤を付けるって、我々VOIVODファンをなめてるとしか思えんのよ。
ライブアルバム『LOST MACHINE』出した時も思ったんだけど、どうせならライブ映像のDVD(もしくはBlu-ray)を付けてくれ。
なんなら単体で出してくれてもいい。
サイケ感施した映像もあるんだからさぁ。
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