15年前、初めて新車で購入したインプレッサスポーツワゴン。
ついにお別れの時を迎えました。
長年、特に支障もなく快適に走ってましたが、今年のお盆前の通勤時に、不穏な震えを伴ってエンジンストップ。
その後エンジンかかってなんとか職場まで走りましたが、仕事帰りにスバルショップに寄って看てもらったところ、ラジエーターから水が駄々洩れしててオーバーヒート起こして、それによってエンジンも随分傷んでしまっただろうと。
まぁ2年前の車検の時、もう乗り換えは考えていて、先月初めに次の車も注文済。
スバル特有の水平対向エンジン。
第二次世界大戦中、スバルの前身である中島飛行機が製造し、零式艦上戦闘機(通称「零戦」)に、この水平対向エンジンが採用された。
つまり「私はゼロ戦のDNAを脈々と受け継いできた自動車に乗っている!」と、非常に誇らしく思いながらこのインプレッサを運転してきた。
なんてうそぶいてみたけど、ほとんど車に関心がなく、ケチで面倒くさくて洗車もメンテナンスもろくにやってなかったので、このインプレッサを大事に乗ってきたなんてことは到底言えないし、申し訳なくて「愛機」あるいは「愛車」なんて呼べない。
荷台の整理。
作業着、軟球、バドミントンのラケット、レジャーシート、タオル、コンビニマンガ本、ウェッテないウェットティッシュ、UFOキャッチャーで獲った景品、傘も4、5本出てきた。
今年のOTODAMAに持っていった未使用のコンパクトテントも積みっぱなし。
太陽光でパリパリになったビニール袋、あと、ゴムのかけらがそこらじゅうに散乱していた。
秋晴れの休日。
よし、最後くらい遠出して色々名所でも巡ってやるか。
・・・と思ったんだけど、ガソリンもわずかだったし、色々やることもあったので、近場の平城宮跡周辺をちょっと走るにとどまった。
こなべ古墳前にて。
15年間よく走ったね。
ほんとうにありがとう。
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