昨年のAMASHIN'S BESTで第5位に選ばれたEGO-WRAPPIN'のヴォーカリスト中納良恵さんの初のソロアルバム『ソレイユ』をやっと聴きました。
よっちゃん奏でるしっとりしたピアノ曲『...』で始まり、#2「幸福の会話」はかなり季節外れになってしまったがシトシトと雨が降ってる音が聞こえてきそうな梅雨の時期にピッタリのレインナンバー。
タイトル曲#3「ソレイユ」はまさにソロならではのよっちゃんの歌の魅力が遺憾なく前面に顕れた軽やかポップチューン。続くパステル”も同様のポップさが光る秀逸なナンバー。
#5「あくび」は一聴してエゴラッピンの作品でもお馴染みのトウヤマタケオのアレンジであるとわかる三拍子ナンバー。
やっぱりよっちゃんは彼がバックだとブレーメンの音楽隊さながらの奇声を発してしまう癖が出るのだろうか?
後半は向井秀徳やMOBYなどが加わり、妙にヘヴィなアレンジが施されているのだが、これはちょっと合ってないというか、しんどいなと思った。なんかドラム音がやけに耳障り。
個人的にはアルバム全体的にもうちょっと透明感溢れるポップな作りを期待しておったんですけど。
しかしジャケットパッケージが凝ってるねぇ~。
サイズは通常のより少し小さめでよっちゃん自慢の透き通るような色白の背中がフィーチャリングされている。
で、パッケージの上をアリが9匹這っている!
ドリーム・シアターの昨年作のジャケットにも信号機に9匹のアリが這っていたからなんかスゲェ~偶然を感じたのは私ひとりだけだろうか?
ジャケットの内側にもなにやらよっちゃんの顔らしきアートが施されていているみたいだが、これどうやって見んの?
今日の1曲:ソレイユ』/ 中納良恵
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