AMASHINと戦慄

~STARLESS & AMASHIN BLOG~
日々ブログレッシヴに生きる

呆逝く

2015年07月10日 | まったり邦楽
イエスのクリス・スクワイアの訃報を知らされたばかりだというのに、またひとり・・・・

ギタリストの石田長生さんが、食堂ガンのため逝去。享年62歳。


この訃報はDOOMのギタリスト藤田タカシ氏のツイートという、意外なところから知らされた。
石田氏はこれといった有名バンドに在籍もしていないし、メディアにもそれほど取り上げられていたギタリストでもない、いわばミュージシャンズミュージシャンだったのであろう。
ギターを弾かない私が石田氏の名前を知っていたのは、高校時代に姉から聴かされた石田氏とCHARのギターユニットBAHOの音楽がけっこう好きだったからであり、ライブにも何度か足を運んだことがある。
BAHOというユニット名は関東出身のCHARが“馬鹿”、関西出身の石田氏が“阿呆”とし、それを掛け合わせて“馬呆”と名付けたってのが通説となっている。




アコースティックづくしというものが苦手な私が、BAHOなんかを好んで聴いていたのは、やはりスーパーギタリスト2人による楽曲のアレンジのカッコよさにあったと思う。MAC清水のパーカスも良い。
何を隠そう、私がスティーリー・ダンを聴くようになったのは、BAHOのフルレンスアルバム『TREMENDOUS』に収められていた「DO IT AGAIN」のカヴァーを聴いたのがキッカケだった。

このアレンジの良さは原曲を超えている?



大学の軽音楽部に所属してた頃、4回生の先輩にセミプロ級にギターの上手い人がいて、その人がBAHOのコピーユニットを組んでいた。
卒業生追い出しコンサートの時にその先輩ユニットのライブを間近で見ていたが、「超絶やな」と感心しつつ、やはりウトウト寝てしまったのを覚えている。
アコギライブは苦手ってのもあるけど、やはりBAHOの楽曲が心地よすぎるってのもある。
だから、BAHOのアルバムは、夜安眠したい時によく聴いていたように思う。


石田さん、BAHOの至極のしらべにのって、安らかにお眠りください。





今日の1曲:『TREMENDOUS』/ BAHO

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