近江八幡の酒游舘
このお店は
サンタラさんが紹介してくれたお店で
私や高橋研さんが行くのは初めてのお店
「西勝酒造」の明治蔵を改装して
作られたこのスペース
PA機材もあって
フライヤーをみると
早川義夫さんや
友部正人さんや
さまざまな有名ミュージシャンが
ここで歌ってるみたい…
この
サンタラも同様で
過去に何度もこの空間で歌い…
ここ数年は
PA機材一切なしの
「生音」でライブを展開されているとか…
それも、サンタラ発信で…他のミュージシャンを誘って…の…
イベントのような形で…
で…
今回…この
砂田和俊さんが…ふってくれたこのイベントに
喜んで参加した訳…
「酒游舘25周年記念 完全生音祭り2017」
この蔵の中の響きが…とても素晴らしいのよ!!
えっ??これが「生音」なの???
…って疑うほど
唄がギターが響くのよ!!
いやあ…めちゃめちゃ趣もあって
素敵な空間…
酒游舘25周年記念…
いやあ…25年間…
一度もきたことがなかったことを後悔しちゃうほど
素敵な空間…
趣のあるライブスペース…
心から
サンタラのお二人に感謝!!
なんだな…
蔵の中での
澄んだ音の響きのすばらしさ…
これは
体感しておいた方がいいですよ…!!
この日もそーなんですが
フツーのライブハウスのように
別途ワンドリンク…なんですが…
地酒に関しては…ライブ中呑み放題…
これが…
私は打ち上げの席で
あとでいただいたんだけど
めちゃめちゃ呑みやすくて旨い!旨い!!
やばいほど旨い!!
明治時代からのいにしえを
街並みから
この酒游舘から
感じながら
ほろ酔いで
お気に入りのミュージシャンの演奏に
耳を傾ける
なんとも
最高のシチュエーションなんだな…
そんなお店を紹介してくれた
感謝!感謝!!の気持ちでいっぱいな
サンタラのライブを今回、ご報告!!
「酒游舘25周年記念 完全生音祭り2017」
サンタラ篇!!
「生音」なのに
さすが…何度もここで歌ってる
サンタラの御両人…
リラックスして…
そうだな…ある面
ホームのような形で…ライブに臨んでいるのが…
自然と伝わってくる…
「みんな遠慮がちな配置(座席の座り方…)…音が聴こえやすいところでよかったらよかったら…
そんなに怖いか!!…笑」
のっけから
田村キョウコさん、場を和ませます…
「いろんなところで数年前から、生音でツアーやったんですけど、ここの響きがまたとてもよくて、ここでは、他の人とも一緒にやりたいなって思って、3年くらい前から、ミュージシャンを誘って、生音でやりまんかって、声を掛けて…で、今回の「生音祭り」…
みなさん、聴く方も緊張すると思うけど…やる方もしんどいです…笑
でも、遠慮せずに…大丈夫です…少しくらいの音をたてたって…
その音と混じる生の振動を伝えられたらなって思います…」
1曲目は
昨夜も聴いた
極上のブルース!!
「St.Louis Blues」
でも昨夜のサルーテで聴いたブルースとは
これまた違った感じに聴こえる…
…というのは蔵の中での
響きが…なんとも心地よいのよ…
耳を澄ませば
繊細な砂田和俊さんのギターが響き…
それによって彩られる
ウエットでありながら
かつドライである田村キョウコさんの唄声がクローズアップされる…
そして
「Backseat」
古き懐かしいアメリカを連想するこの曲が
いにしえの趣のある「和」の空間に溶け込み…
蔵の中での
二人のハモリがめちゃめちゃ心地よくて…
なんとも表現しがたいような
それはそれは極上の世界観…
そして
♪金曜の明け方は誰かに縛られたい~
歌詞が…強烈な印象を与える
「Nobody Girl,Nobody Boy」
ブルースフィーリング溢れるこの曲
間奏の砂田さんのギターソロがめちゃめちゃかっこいい!!
この曲での田村さんのボーカルは
ウエット感満載…
色艶があって…
もう聞き惚れるほど…
ぞっこんになっちゃいそうな
田村キョウコさんの唄声…
いや…すでに
ぞっこんになってるから
何度も、サンタラのライブを堪能してるわけでありまして…
ここからのMCは砂田さん
「関西では、何度も話してると思うけど、一度好きになると、とことん凝ってしまう…初めてここへ来た頃は、タガメだったんですけど…その後は、新選組…でも、これも過ぎた話ですから…で、何年か前から園芸を始めてる…1回始めると、気にいったものを全種類ほしくなる…で、鉢の数が怖いほど増えてまして…砂田園芸という会社…あ、これ僕が勝手にやってるだけの話ですけど…笑…
要は増えた植物をみなさんに小分けしようと…これは、我ながらなかなかいいアイデアだなって思うのは、植物は音楽と同じだなって思うわけですよ…僕が大切に育んできたものを小分けすることで、皆さんが増やしてくれたら…これは音楽と同じなんで…
今、季節もよくて増え続けています…
長旅でも、待っている皆さんの顔を思い浮かべると、持ってこない訳にはいかない…これ、持って帰ると大変なので…ぜひぜひ…
では、ガーデンソングを…」
…のふりで…
「裏庭」
メロディーラインが美しい…
ブルースフィーリング溢れる
曲調…
心象風景に広がる
「夏」の風景…
田村キョウコさんの歌は
ホント変幻自在…
ピュアだったり…
色っぽかったり…
けだるそうだったり…
かと言って…その真逆の情熱的だったり…と
実にさまざまな表情をもっていて
そのことは
間違いなく魅力の一つ…
もう聞き惚れるほど…
ぞっこんになっちゃいそうな
田村キョウコさんの唄声…
いや…すでに
ぞっこんになってるから
何度も、サンタラのライブを堪能してるわけでありまして…
続いては
中原中也さんの詩に曲をつけた
「湖上」
その描かれる詩の世界に
見事なほど…曲調が
さらにはキョウコさんの唄声がマッチしてる…
「湖上」
キョウコさんの唄声が滲みる…滲みる
♪ポッカリ月が出ましたら舟を浮かべてでかけましょう~
この中原中也さんの詩の世界に…
キョウコさんの唄声が…ぴったりとハマり…
素朴で…優しく…温かく…
変幻自在なキョウコさんの唄がこの歌でも
最大限に引き出されている…
この中原中也の詩のこの歌は
なんかこの酒蔵に…
ぴったり!!なんだよね…
勝手に
ここ酒游舘で
草野心平さんや
太宰治さん
檀一雄さんらと呑んだりしてるんじゃないだろうか…
…って勝手に妄想を膨らましたり…
この詩に出てくる「月」は
風情のある「八幡堀」で…みた「月」に違いない…
…って勝手に妄想を膨らましたり…
なんだか
今このときに
どこかに中原中也さんがいるんじゃないか…
そんな気にさせられたり…
この曲の後半のギターとハープ
そしてハーモニーは
サルーテで聴いたものとは…
これまた違った魅力を放っていたようにも聞こえました…
今度は
田村キョウコさんのMC
「ご存知の方も多いと思いますがサンタラは去年10枚めのアルバムを出しまして、今の「湖上」という曲は、「Moon in a Bottle」に収録されています…そのアルバムには、中原中也の詩にサンタラの曲をつけたものが、何曲かありまして…レコーディングしてて、その曲を中心にレコーディングで心を込めて録音してると…そのメンバーと仲良くなる…それが、生きてる人なら、一緒に終わったら呑みに行こうよ!って話になるけど…レコーディングお疲れ様っ!て呑めるけど、中也さんは死んでますので…本当だったら、呑めたらいいなって思って…次の歌は、サンタラと中也との合コンを歌った曲…場所はメール街で…」
「僕と詩人とメール街で」
キョウコさんは…
憧れの人中原中也さんに恋してるかのように…
実にピュアで可愛らしく…
うん!中原中也と田村キョウコさんが呑んでる姿が
あたかも目に浮かぶよう…
歌い終わって
砂田さんが語る…
「僕らも長いことやってまして…メジャーデビューしたのは2004年、アルバムを5枚出してまして…その後独立して、作ったのが5枚…計10枚のアルバムを出している…その中で、選りすぐったベスト盤が出る…実は、まだ出るかどうかわからない…受注制作…今、流行りのクラウドファンディング…予約をとって、予約が集まればCDが出る…予約の手続きをしてもらって、一定の枚数に達したら発売できる…一定の枚数に達さないと作れないらしい…
みなさん、恥をかかさないように…笑
未発表曲も入れようかなって思ってる…予約すると、達成にご協力いただいた特典もあるらしい…」
田村さんが言葉を被せる…
「そんなこと言っても、どーせ実現するんだろうなって思って、サイトみてたら、これは規定枚数に達さなかったので、残念ですが…なんていうのが何枚もあった…あっ、本当にやめるんだーっ!!」
砂田さん
「僕ら、もうけっこう作ってるじゃないですか…これで、途中でやめちゃうなんて、どうなんだろう…結局ね…(ちょいと言葉を考え…)まあ…いいや…
次は、レコード会社の嘘っていう歌…」
「うそつきレノン」
けだるくて
切なくて
ブルージーな色彩を感じながら
サンタラワールドにどっぷりと浸る…
そして
ムッシュかまやつさんのカバー曲
「ゴロワーズを吸ったことがあるかい」
これがまたジャージーで
めちゃめちゃハマってるの!!
ムッシュかまやつさんも
きっと空から耳を傾けてたに違いない…
…なんて思えるほど…
ばっちりとはまってるの…
…で…途中からの歌詞…いや語り??は
サンタラオリジナル…???
昨夜の
稲沢サルーテとはまた違ったバージョンでの
サンタラオリジナル…
テーマは
稲沢の時と一緒…
「凝ったりすることが大切」
「観葉植物でも、広島東洋カープでも、戦国時代の武将でも、何かに凝らなくては、狂ったように凝らなくてはだめだ~」
…と…
すべてのことが珍しく
何をやってもうれしい…瞬間…
そこから
唄の中の話題は…というと
古戦場関ヶ原…
「今日、ここに来るまで泊まったところは岐阜羽島の駅の近くでした…18号線を走っていると、この街すべてが古戦場とかかいてあった関ヶ原に…石田三成の陣をみて、あのややこしい石田三成の家紋もみた…このあたりは、ずっと歴史を動かしてきたんだよ!近江八幡も安土もそう…」
…と曲に合わせて語り…
突然、田村キョウコさんから
砂田さんへ…無茶ぶりとも思える質問が…
「泣かぬなら君ならどうするホトトギス?君は、信長か、秀吉か、家康か??」
この問いに対して
まさかの砂田さんの返答に
客席大爆笑!!
砂田武将はこう言い放った
「泣かぬなら、面倒くさいから、自分で泣く!」
もう大爆笑の中
曲に合わせて
田村キョウコさんが言葉を添える…
「信長、秀吉、家康に教えてあげたい、君のポリシー」…笑
さらに
田村キョウコさんから
砂田さんへ…無茶ぶりとも思える質問が…まだまだ続く
秀吉が信長の草履を温める話から…
「砂田くんなら、どうやって草履を温める…???」
ああだこうだと考えながらも
砂田さんの結論
「太陽の力で温める!!太陽にまかせておけば…」
そして歌のエンディングへと
「砂田くんのように、何かに凝らなくちゃだめだ~藤井四段のように~籠池さんのように~」
…と歌って
さらには
「そろそろ気が済んだのか??引き際だよ~」
…とキョウコさん!!
ラストは
ワルツで終わるといいながら
砂田さん
ロックンロールを奏でて
自然に手拍子発生!!
しかし…もう手拍子はいい!!と砂田さん!!
急にワルツを奏でて
ジ・エンド
拍手喝采…
大盛り上がりの「ゴロワーズ…」
ひょっとしたら
この近江八幡の地で
中原中也とムッシュかまやつさんが
酒を酌み交わしていたりしてね???
田村キョウコさん
「ありがとう!9月8日、金曜日、大阪のムジカジャポニカで!!…」
…とツアーの告知や物販、メールマガジンの告知を挟んで
「次は、高橋研さん!砂田君はアルフィーファン、そのアルフィーを牛耳っているという??」
砂田さん
「それ、本人の横で言いたかった…」
ほんわか笑いに包まれて
ラストは
「バニラ」
田村キョウコさんの唄い出しのハープに
ぞくぞくっとした感の心くすぐられる感じが
なんとも言えぬ快感でして…
砂田さんのギターと
キョウコさんの色艶のある生のボーカルとハープが
絶妙に絡まって…
歌詞を噛みしめて味わうと…
これまたぞくぞくっと!
ここの響きが
本当に気もちよくて気持ちよくて
まだこの時点では
1滴も飲んでいないのに
まるで…ほろ酔い状態でご機嫌で聴いていたような
心に沁みるサンタラの生唄だったのでした…
このお店は
サンタラさんが紹介してくれたお店で
私や高橋研さんが行くのは初めてのお店
「西勝酒造」の明治蔵を改装して
作られたこのスペース
PA機材もあって
フライヤーをみると
早川義夫さんや
友部正人さんや
さまざまな有名ミュージシャンが
ここで歌ってるみたい…
この
サンタラも同様で
過去に何度もこの空間で歌い…
ここ数年は
PA機材一切なしの
「生音」でライブを展開されているとか…
それも、サンタラ発信で…他のミュージシャンを誘って…の…
イベントのような形で…
で…
今回…この
砂田和俊さんが…ふってくれたこのイベントに
喜んで参加した訳…
「酒游舘25周年記念 完全生音祭り2017」
この蔵の中の響きが…とても素晴らしいのよ!!
えっ??これが「生音」なの???
…って疑うほど
唄がギターが響くのよ!!
いやあ…めちゃめちゃ趣もあって
素敵な空間…
酒游舘25周年記念…
いやあ…25年間…
一度もきたことがなかったことを後悔しちゃうほど
素敵な空間…
趣のあるライブスペース…
心から
サンタラのお二人に感謝!!
なんだな…
蔵の中での
澄んだ音の響きのすばらしさ…
これは
体感しておいた方がいいですよ…!!
この日もそーなんですが
フツーのライブハウスのように
別途ワンドリンク…なんですが…
地酒に関しては…ライブ中呑み放題…
これが…
私は打ち上げの席で
あとでいただいたんだけど
めちゃめちゃ呑みやすくて旨い!旨い!!
やばいほど旨い!!
明治時代からのいにしえを
街並みから
この酒游舘から
感じながら
ほろ酔いで
お気に入りのミュージシャンの演奏に
耳を傾ける
なんとも
最高のシチュエーションなんだな…
そんなお店を紹介してくれた
感謝!感謝!!の気持ちでいっぱいな
サンタラのライブを今回、ご報告!!
「酒游舘25周年記念 完全生音祭り2017」
サンタラ篇!!
「生音」なのに
さすが…何度もここで歌ってる
サンタラの御両人…
リラックスして…
そうだな…ある面
ホームのような形で…ライブに臨んでいるのが…
自然と伝わってくる…
「みんな遠慮がちな配置(座席の座り方…)…音が聴こえやすいところでよかったらよかったら…
そんなに怖いか!!…笑」
のっけから
田村キョウコさん、場を和ませます…
「いろんなところで数年前から、生音でツアーやったんですけど、ここの響きがまたとてもよくて、ここでは、他の人とも一緒にやりたいなって思って、3年くらい前から、ミュージシャンを誘って、生音でやりまんかって、声を掛けて…で、今回の「生音祭り」…
みなさん、聴く方も緊張すると思うけど…やる方もしんどいです…笑
でも、遠慮せずに…大丈夫です…少しくらいの音をたてたって…
その音と混じる生の振動を伝えられたらなって思います…」
1曲目は
昨夜も聴いた
極上のブルース!!
「St.Louis Blues」
でも昨夜のサルーテで聴いたブルースとは
これまた違った感じに聴こえる…
…というのは蔵の中での
響きが…なんとも心地よいのよ…
耳を澄ませば
繊細な砂田和俊さんのギターが響き…
それによって彩られる
ウエットでありながら
かつドライである田村キョウコさんの唄声がクローズアップされる…
そして
「Backseat」
古き懐かしいアメリカを連想するこの曲が
いにしえの趣のある「和」の空間に溶け込み…
蔵の中での
二人のハモリがめちゃめちゃ心地よくて…
なんとも表現しがたいような
それはそれは極上の世界観…
そして
♪金曜の明け方は誰かに縛られたい~
歌詞が…強烈な印象を与える
「Nobody Girl,Nobody Boy」
ブルースフィーリング溢れるこの曲
間奏の砂田さんのギターソロがめちゃめちゃかっこいい!!
この曲での田村さんのボーカルは
ウエット感満載…
色艶があって…
もう聞き惚れるほど…
ぞっこんになっちゃいそうな
田村キョウコさんの唄声…
いや…すでに
ぞっこんになってるから
何度も、サンタラのライブを堪能してるわけでありまして…
ここからのMCは砂田さん
「関西では、何度も話してると思うけど、一度好きになると、とことん凝ってしまう…初めてここへ来た頃は、タガメだったんですけど…その後は、新選組…でも、これも過ぎた話ですから…で、何年か前から園芸を始めてる…1回始めると、気にいったものを全種類ほしくなる…で、鉢の数が怖いほど増えてまして…砂田園芸という会社…あ、これ僕が勝手にやってるだけの話ですけど…笑…
要は増えた植物をみなさんに小分けしようと…これは、我ながらなかなかいいアイデアだなって思うのは、植物は音楽と同じだなって思うわけですよ…僕が大切に育んできたものを小分けすることで、皆さんが増やしてくれたら…これは音楽と同じなんで…
今、季節もよくて増え続けています…
長旅でも、待っている皆さんの顔を思い浮かべると、持ってこない訳にはいかない…これ、持って帰ると大変なので…ぜひぜひ…
では、ガーデンソングを…」
…のふりで…
「裏庭」
メロディーラインが美しい…
ブルースフィーリング溢れる
曲調…
心象風景に広がる
「夏」の風景…
田村キョウコさんの歌は
ホント変幻自在…
ピュアだったり…
色っぽかったり…
けだるそうだったり…
かと言って…その真逆の情熱的だったり…と
実にさまざまな表情をもっていて
そのことは
間違いなく魅力の一つ…
もう聞き惚れるほど…
ぞっこんになっちゃいそうな
田村キョウコさんの唄声…
いや…すでに
ぞっこんになってるから
何度も、サンタラのライブを堪能してるわけでありまして…
続いては
中原中也さんの詩に曲をつけた
「湖上」
その描かれる詩の世界に
見事なほど…曲調が
さらにはキョウコさんの唄声がマッチしてる…
「湖上」
キョウコさんの唄声が滲みる…滲みる
♪ポッカリ月が出ましたら舟を浮かべてでかけましょう~
この中原中也さんの詩の世界に…
キョウコさんの唄声が…ぴったりとハマり…
素朴で…優しく…温かく…
変幻自在なキョウコさんの唄がこの歌でも
最大限に引き出されている…
この中原中也の詩のこの歌は
なんかこの酒蔵に…
ぴったり!!なんだよね…
勝手に
ここ酒游舘で
草野心平さんや
太宰治さん
檀一雄さんらと呑んだりしてるんじゃないだろうか…
…って勝手に妄想を膨らましたり…
この詩に出てくる「月」は
風情のある「八幡堀」で…みた「月」に違いない…
…って勝手に妄想を膨らましたり…
なんだか
今このときに
どこかに中原中也さんがいるんじゃないか…
そんな気にさせられたり…
この曲の後半のギターとハープ
そしてハーモニーは
サルーテで聴いたものとは…
これまた違った魅力を放っていたようにも聞こえました…
今度は
田村キョウコさんのMC
「ご存知の方も多いと思いますがサンタラは去年10枚めのアルバムを出しまして、今の「湖上」という曲は、「Moon in a Bottle」に収録されています…そのアルバムには、中原中也の詩にサンタラの曲をつけたものが、何曲かありまして…レコーディングしてて、その曲を中心にレコーディングで心を込めて録音してると…そのメンバーと仲良くなる…それが、生きてる人なら、一緒に終わったら呑みに行こうよ!って話になるけど…レコーディングお疲れ様っ!て呑めるけど、中也さんは死んでますので…本当だったら、呑めたらいいなって思って…次の歌は、サンタラと中也との合コンを歌った曲…場所はメール街で…」
「僕と詩人とメール街で」
キョウコさんは…
憧れの人中原中也さんに恋してるかのように…
実にピュアで可愛らしく…
うん!中原中也と田村キョウコさんが呑んでる姿が
あたかも目に浮かぶよう…
歌い終わって
砂田さんが語る…
「僕らも長いことやってまして…メジャーデビューしたのは2004年、アルバムを5枚出してまして…その後独立して、作ったのが5枚…計10枚のアルバムを出している…その中で、選りすぐったベスト盤が出る…実は、まだ出るかどうかわからない…受注制作…今、流行りのクラウドファンディング…予約をとって、予約が集まればCDが出る…予約の手続きをしてもらって、一定の枚数に達したら発売できる…一定の枚数に達さないと作れないらしい…
みなさん、恥をかかさないように…笑
未発表曲も入れようかなって思ってる…予約すると、達成にご協力いただいた特典もあるらしい…」
田村さんが言葉を被せる…
「そんなこと言っても、どーせ実現するんだろうなって思って、サイトみてたら、これは規定枚数に達さなかったので、残念ですが…なんていうのが何枚もあった…あっ、本当にやめるんだーっ!!」
砂田さん
「僕ら、もうけっこう作ってるじゃないですか…これで、途中でやめちゃうなんて、どうなんだろう…結局ね…(ちょいと言葉を考え…)まあ…いいや…
次は、レコード会社の嘘っていう歌…」
「うそつきレノン」
けだるくて
切なくて
ブルージーな色彩を感じながら
サンタラワールドにどっぷりと浸る…
そして
ムッシュかまやつさんのカバー曲
「ゴロワーズを吸ったことがあるかい」
これがまたジャージーで
めちゃめちゃハマってるの!!
ムッシュかまやつさんも
きっと空から耳を傾けてたに違いない…
…なんて思えるほど…
ばっちりとはまってるの…
…で…途中からの歌詞…いや語り??は
サンタラオリジナル…???
昨夜の
稲沢サルーテとはまた違ったバージョンでの
サンタラオリジナル…
テーマは
稲沢の時と一緒…
「凝ったりすることが大切」
「観葉植物でも、広島東洋カープでも、戦国時代の武将でも、何かに凝らなくては、狂ったように凝らなくてはだめだ~」
…と…
すべてのことが珍しく
何をやってもうれしい…瞬間…
そこから
唄の中の話題は…というと
古戦場関ヶ原…
「今日、ここに来るまで泊まったところは岐阜羽島の駅の近くでした…18号線を走っていると、この街すべてが古戦場とかかいてあった関ヶ原に…石田三成の陣をみて、あのややこしい石田三成の家紋もみた…このあたりは、ずっと歴史を動かしてきたんだよ!近江八幡も安土もそう…」
…と曲に合わせて語り…
突然、田村キョウコさんから
砂田さんへ…無茶ぶりとも思える質問が…
「泣かぬなら君ならどうするホトトギス?君は、信長か、秀吉か、家康か??」
この問いに対して
まさかの砂田さんの返答に
客席大爆笑!!
砂田武将はこう言い放った
「泣かぬなら、面倒くさいから、自分で泣く!」
もう大爆笑の中
曲に合わせて
田村キョウコさんが言葉を添える…
「信長、秀吉、家康に教えてあげたい、君のポリシー」…笑
さらに
田村キョウコさんから
砂田さんへ…無茶ぶりとも思える質問が…まだまだ続く
秀吉が信長の草履を温める話から…
「砂田くんなら、どうやって草履を温める…???」
ああだこうだと考えながらも
砂田さんの結論
「太陽の力で温める!!太陽にまかせておけば…」
そして歌のエンディングへと
「砂田くんのように、何かに凝らなくちゃだめだ~藤井四段のように~籠池さんのように~」
…と歌って
さらには
「そろそろ気が済んだのか??引き際だよ~」
…とキョウコさん!!
ラストは
ワルツで終わるといいながら
砂田さん
ロックンロールを奏でて
自然に手拍子発生!!
しかし…もう手拍子はいい!!と砂田さん!!
急にワルツを奏でて
ジ・エンド
拍手喝采…
大盛り上がりの「ゴロワーズ…」
ひょっとしたら
この近江八幡の地で
中原中也とムッシュかまやつさんが
酒を酌み交わしていたりしてね???
田村キョウコさん
「ありがとう!9月8日、金曜日、大阪のムジカジャポニカで!!…」
…とツアーの告知や物販、メールマガジンの告知を挟んで
「次は、高橋研さん!砂田君はアルフィーファン、そのアルフィーを牛耳っているという??」
砂田さん
「それ、本人の横で言いたかった…」
ほんわか笑いに包まれて
ラストは
「バニラ」
田村キョウコさんの唄い出しのハープに
ぞくぞくっとした感の心くすぐられる感じが
なんとも言えぬ快感でして…
砂田さんのギターと
キョウコさんの色艶のある生のボーカルとハープが
絶妙に絡まって…
歌詞を噛みしめて味わうと…
これまたぞくぞくっと!
ここの響きが
本当に気もちよくて気持ちよくて
まだこの時点では
1滴も飲んでいないのに
まるで…ほろ酔い状態でご機嫌で聴いていたような
心に沁みるサンタラの生唄だったのでした…