2020年をふりかえってみると…
ホントこの3月になってからというもの
報道における新型コロナウイルスによる
ライブハウス叩きは深刻でした…
6月くらいになってやっと
新型コロナウイルスがようやく
一段落つき
ライブハウスも再開が可能…
もちろん今までどおりじゃなくて
キャパをいっぱいにお客さんを入れないで半分程度と
入場制限をしつつ
マスクの着用で…消毒液も…換気も…
そんな制限つきでも…ようやくライブハウスが再開できるようになってきた…
そんな時に
TV朝日では、
通勤の満員電車の報道を「まるでライブハウスのよう」
なんて表現しちゃうんだもんな…
その頃はTV朝日なんて、絶対みるものか!って思ってた…
でも、時というのは不思議なもので
すっかり、そう思ったことは今となっては、忘れて
ニュース等、TV朝日系を中心にみているような…
さてさて…6月からは
私の職場でも
もう新たに「拭き取り作業」なんぞもできて大変…
それも…ただ拭いているだけでも、仕事が増えて現場では大変なのに
ましてや私は立場上…拭き取りを計画し、推進する立場…
もう…
忙しくて…忙しくて…
さらに…6月の頃は…クソ暑いのに…蒸し暑いのに
終日マスク…
梅雨で湿度80パーセントの蒸し暑さの中で
マスク着用…
私の口元…湿度100パーセントで
不快指数も100パーセント
もう…
ヘトヘトで…
かつ…溜まる…溜まる…ストレス…
全ての計画を試行錯誤…他校から情報を探りながら
立案すれば…
このときは、どうするんだ!このときはどうするんだ!
…と重箱の隅をつついたように…あらを探して
これじゃあ問題ありありだね…と…
上から目線で吠える〇〇〇〇…
新型コロナウイルスは厄介だけど
〇〇〇〇も、ホント新型コロナウイルスくらいに厄介…
ああ、疲れた
心身共にホント疲れた…
こんなときに
心から癒される唄声…
疲れた心に沁みて
元気がもらえる気がする
アーティスト…
20代の頃
「割礼」を大須ELLに見に行ってた時
対バンで知った…のが…そもそもの出会いのきっかけ…
あれからウン十年
名古屋にくると必ず観に行きたいと思ってる
酒飲み友達…笑
鎌田ひろゆきさんがライブをするときの
対バンやゲストがこの方だと知ったら
東京吉祥寺へも
何度も出かけたことのある
「sakana」の「pokopen(ポコペン)」さんがやってくる!!
場所は
新栄の「Hunny-Bunny」というお店…
仕事がめちゃ忙しい毎日
疲れが出てると
変なモノ拾って???感染すると嫌だなと思って
予約なんぞできなかったんですが…
6月の…この日は
「sakana」の「pokopen(ポコペン)」さんを
できるなら、観に行きたいぞ…
と思うと…
元気がでてきて…仕事も捗ってる気がして…
ちょうどライブ開始も夜8時と遅めだったので
帰宅途中…の乗換駅…JR金山駅から足を伸ばして
JR千種駅へと…
そこから、歩いて
新栄の「Hunny-Bunny」へと…
さてさて
感染する変なモノ??
この頃は
落ち着いてきていたからといっても
用心に越したことはない…笑
「手指消毒液」持参…笑
JR千種駅を降りた時に即…消毒…
…したばかりでしたが…
新栄の「Hunny-Bunny」についたら
即、この消毒液で消毒を…と促されました…笑
別にこの日に限ったことじゃないけど…
消毒で…手が荒れてカッサカサ…苦笑
さらに…ストレスで…心も荒れて
心もカッサカサ???…
でもきっと
この荒れた心は…
「pokopen(ポコペン)」さんが癒してくれる…
ちょうど着いたのは午後8時ちょい前…
ドリンクを注文して
座ったら
オープニングアクトの
「しょうにゅうどう」の演奏が始まるところでした!
「しょうにゅうどう」は
河合愼五さん(カタリカタリ)と西本さゆり(Ett) さんとの二人組ユニット
こないだ
2月に友部正人さんを矢場町の「spazio rita」というところへ観にいった時にも
「しょうにゅうどう」のお二人の演奏を観ていまして…
西本さゆりさんは歌と打楽器
河合愼五さんはベースとギターと歌
この二人が
なんとも魅力的な…歌で楽しませてくれて…
聴いててほんわか気分になれるんだよね…
全然、気負っていないところがホント魅力的で
脱力感すら感じられる二人のハーモニーが
実に素晴らしいのよ…
河合愼五さんのコントラバスの低音がめちゃ心地よく
それにのせて、歌う西本さゆりの唄声は
実に独特な唯一無二の世界観を醸し出し…
「pokopen(ポコペン)」さんの唄声を聞く前から
心が癒されるどころか楽しい気分になってくる…
最高の「しょうにゅうどう」でした!
MCで二人がお話しされた通り
WEBで検索すると「鍾乳洞」ばかりでてくくるけど…
私の大好きなB級スポット、静岡引佐にある「竜ヶ岩洞」で楽しんだくらいの
インパクト???はありました…
せっかくなので、竜ヶ岩洞のブログ、リンクしておきます…
ミュージシャンの「しょうにゅうどう」とはなんの関係性もないけど、お時間あれば…ぜひぜひ
東海地方最大級の「竜ヶ岩洞」のまわりは、B級感漂う昭和の匂いぷんぷん!!
川口浩さんの気分になって「竜ケ岩洞」探検…後篇
https://blog.goo.ne.jp/amigo-yumedream/e/829ae34dd2b41eb1a9ed9b1be105eb06
さてさて
この日のライブタイトルは
”Welcome Pocopen”
DJの関谷さんがかけるLP
ブルースマニアの私なので
聞いたら、あ、この曲とすぐに分かった
B.B.King の「 Catfish Blues」
さらには
クソ暑くても
「サム・クック」??
の「Twistin’ the Night Away」
などの曲で楽しませてくれた後に
(関谷さん、他にも曲を流していたけど、他の曲は???例えば…Little Richardかなと思ったけど…違うような…)
Pocopenさん登場
ではでは、ここからは
Pocopenさんのライブレポをば、だらだらと
まずは
「メルシイ ネイバー」
からライブはスタート
いつも
Pocopenさんの唄声を聞いて思うこと…
それは
日本語って
ヨーロッパの…
そうだな
フランス語を聴いてるかのように…美しいなって…
Pocopenさんの唄声…それは
透明感があり…
唄の中から
パステルで描いたような風景が
スケッチしたかのように
心象風景に浮かび上がる…
それが日常の風景を
ある独特の角度から眺めていたり
ここ数十年行ったことのない
ヨーロッパのそうだな…
地中海に面する田舎町を想起させてくれたりと
ちょいとした
心のトリップ…を楽しませてくれるのよ
「メルシイ ネイバー」の歌から
Pocopenさんの優しさが伝わってくる
そしてサビのフレーズの高らかと歌いあげる
透明感溢れる唄声はまるで心が洗わるかのよう…
ここでの初めてのMCは
自己紹介…
そして企画してくれたみなさん、オープニングで歌ってくれた「しょうにゅうどう」
さらに集まってくれたみなさんに感謝の言葉を添えつつ
DJの関谷さんには、Queenの「 Doing Alright 」のレゲエバージョンをかけてくれてありがとうと…
さらには、なんで「しょうにゅうどう」さんを前座にしてやってるかっていうと
それは「大御所」だからです…笑…と大爆笑させて
「いや、大御所でもなんでもないんですけど、そういう設定、そういう役…笑」
「Fan」
弾むようなこの曲
まさにPocopenワールド全開のこの曲
どんなに凹んでいたって
この曲を聴いてるとウキウキした楽しい気分になってくる!!
唯一無二の歌による表現方法
澄んだ…唄声…ホント心地よい!!
♪いつだって あなたのファン すべてが
いつだって あなたはスター~
思えばこの歌詞のとおり
20代のとき「割礼」目当てでみたライブでの
対バンだった「さかな」のPocopenさんをみてから
ずっと…ずっと…Pocopenさんのファンなんだな…
もう20年以上…
10年ひと昔っていうけど
20年以上だもんな…一筋縄のファンではありませんな…
心が「ファン」以上に「ふあん(不安)」になってるとき
寄り添える歌が…Pocopenさんの唄なんだな…
おお、我ながら
「ファン」と「ふあん」と掛けて
上手いことゆうた…と自画自賛…笑
次の曲は
タイトルはわかんないけど
ミディアムテンポの歌
♪いつの日から、その手があったね~
の歌い出しで
マイナーコードにのせて
語るように歌う…
発する歌詞から描かれる
心象風景…
そして…
ラストの
♪歌いたーい~
このサビの言葉に想いが凝縮されている…
澄んだ唄声が思いを込めてストレートに心に沁みる…
いやあ…
この心地よさは
滝のそばで、水しぶきを浴びて
マイナスイオンを浴びてるような心地よさに近い感覚かも…
そして次の曲は
「夕暮れ時」
Pocopenさんの唄によって
描かれるオレンジのクレヨンを
たくさん使ったパステル画のような心象風景
しっとりとしつつも
明日への希望が確かに伝わってきて
元気づけられる想い…
第1部は次で最後の曲をと
♪新しい秘密が~また一つ生まれた~
いやあ
Pocopenさんの唄声というマイナスイオンをいっぱい浴びて
間違いなく…心が浄化された想い…
この日、「HUNNY&BUNNY」まで足を運んでよかったと
「しょうにゅうどう」の演奏
そしてPocopenさんの唄声が聴けて満足!満足!大満足!!
第2部に繋がる休憩中には
関谷さんがかける
Elvis Presley の音源に元気をもらって
さて
第2部…
「Hello」
から
Pocopenさんの伸びやかな透明感のある唄声に包まれて
心が優しい気分に…ふんわか、まったりした気分になれる!なれる!!
次の曲は
アルバムに収録しないまま
sakanaで、歌ってた曲をと…
うん、私もタイトルはわかんないけど
このフレーズ、何度も聴いたことがある!
どこか懐かしさも感じられて
奏でるギターの音色にのせて
♪あの日 誰もかれもが優しくて
ちょっぴりさみしく~
見知らぬ旅人も口ずさんでいた~
聞き覚えのあるこのサビのフレーズ
いつ頃聴いたんだろう…なんて思いを巡らせていくと
数年…数十年若返ったような気分も…笑
しっとりと醸し出すPocopenさんの世界に…
Pocopenさんの描いたスケッチの中に
溶け込んでいくような心地よさ
次の曲もタイトルとかわかんないけど
耳を傾けていると
ヨーロッパ、それも地中海近辺の国々を旅してるような気分に…
もちろん、外国だからといって
そこには、新型コロナウイルスなんて存在しませんよ!!
おお、心に映し出されるのは…浮かんで見えるは「エーゲ海」
みたいな優雅な気持ちにさせられます…
いつも電車の中から通勤時みてるのは工業地帯の汚れた伊勢湾ですけど…
Pocopenさんの唄声を聞きながら
電車に乗れば…
通勤中でも「エーゲ海」を旅してるよーな気持ちになれるかな…
仕事に追われるクソ忙しい毎日は…もう「エエ下界」??のようなものですけど…
なんでも今歌った曲は
今日初めて歌ったそうで…
Pocopenさん、ああ、この曲を初めて歌ったのは
「HUNNY&BUNNY」さんだったんだとこれから記憶に残っていく…と嬉しそうに語り
次の曲は
「Smily Joe's Cafe」
この曲を聴いたことがある方は
ここでは主催者のム〇タさんしかいない…
でも曲を色々替えちゃっていると
架空の「Smily Joe's Cafeにようこそ」というライブタイトルでやったこともある
この曲…
その頃とはアレンジを相当替えちゃっているようで
「Smily Joe's Cafe」
語るように歌う…
Pocopenさんの曲には珍しく
心象風景に描かれるのは
いつものような田舎町の郊外…ではなく
都会の片隅…どこかにギラギラしたような眼光も感じさせながら
別の角度の切り口から歌われる
Pocopenさんも見れてイイ感じ…
歌い終えて
Pocopenさん
「ベンジー(浅井健一さん)っぽくないかな」と感想を一言…
すぐに「そんなこと言うとベンジー(浅井健一さん)のファンに怒られちゃう」と訂正の言葉を添えて
YOU-TUBEでみたらしい
「ベンジー野村」の話題
私も含めてお客さん誰も知らない様子だったけど
Pocopenさん、一言面白かったと…
で次で最後の曲
みなさんに対して感謝の気持ちをいっぱい述べて
「風の吹く丘」
♪会いたいな 会いたいな~
この温かい歌詞が心に沁みる
心温まる…素敵な曲でした
「いい夜になりました!みなさんのおかげです…」
と言葉を添えて
本編終了!!
当然鳴りやまぬ拍手!!
そして、心の中の歓声!!
そう、新型コロナウイルス感染予防の観点で
歓声は控えなければ…ということを御理解なさってるお客さん
ここでPocopenさん、
唐突に「しょうにゅうどう」に
セッションしましょうと…声を掛ける
1曲私がやって、その後に
T-Rexのカヴァーをやりましょう!!と無茶ぶりを
「しょうにゅうどう」に投げかける…
西脇さんと一生懸命にやって
先日、YOU-TUBEにUPしたそうな…
「私が、1曲歌ってる間に心の準備を」…笑…
とPocopenさん
全体がわからないと
突然の無茶ぶりにうろたえる
河合愼五さん…笑
うーん…
私がやって、そのあと「しょうにゅうどう」さんが1曲
その方がぐちゃっとならないかな…
とりあえず歌います!!とPocopenさん
「ロッキンチェアー」
いやあ…
この曲…
「sakana」の曲では
私が一番と言ってもいいくらい好きな曲…
唄声はどこまでも優しくて
唄声はどこまでも優しくて
唄声はどこまでも優しくて
まるで
ロッキンチェアーに座ってまったりしてるかのように
心もまったり…
私の荒れた心を癒してくれた
Pocopenさんの唄声は
私にとって「良薬」そのものでした…
さてさて
これでは終わらない…終われない…
Pocopenさんリクエストの
無茶ぶりコーナー
ここで
急遽、打ち合わせなしの
Pocopenさんと「しょうにゅうどう」さんとの
セッションを…
ここで
河合愼五さん…ウッドベースを片手に
「適当に合わせるわ!」
キーを確認しながら
なんと…
あのPocopenさんのYOU-TUBEでみた
T-Rexのカヴァー曲
「I Love to Boogie」
を即興で…
ここでPocopenさん
突然、思い出したように
「Hunny-Bunny15周年、おめでとうございます」
この掛け声とともに
「I Love to Boogie」
西本さゆりさんと
掛け声を合わせ
とても即興とは思えないほどの
阿吽の呼吸…
息もぴったり…
♪Hunny-Bunny Boogie~
♪しょうにゅうどう Boogie~
♪Pocopen Boogie~
最後は
ブルーステイストに包まれて
ホントホント楽しい夜でした…
歌い終えて
「しょうにゅうどう」を褒め称えながら
Pocopenさんが
検索しても、「しょうにゅうどう」が出てこないことの話題から
「THEしょうにゅうどう」にしたらと
廻りが囃し立てる
Pocopen命名「THEしょうにゅうどう」
でも言ったすぐそこに
Pocopenさん
「いや、やわらかい雰囲気が変わっちゃうからそれはなしということで…」
ライブ後は
終電が迫っててそんなにお話はできなかったけど
仕事が新型コロナウイルスで振り回されている話やら
鎌田ひろゆきさんの「阿佐ヶ谷」のハーネスの話題など
「阿佐ヶ谷」のハーネスで予定されていた
Pocopenさんのライブも中止せざるをえなくなったとか…
翌日Pocopenさんからメールをいただく
「お見かけしたとたん、心が明るくなりました!」と
いえいえ、それはこちらの方
まさにPocopenさんの
澄んだ唄声は
私にとって「良薬」でしたからね…心から感謝!
さてさて
土日は、その余韻に浸って
ご機嫌…
しかし…
月曜日、火曜日と襲い掛かるストレスに
「良薬」の効果が薄れ薄れ…
でも通勤の電車内で
Pocopenさんの
T-Rexのカヴァー曲
「I Love to Boogie」を聴きながら
その瞬間だけは
「ブギブギ」もとい「ウキウキ」してる私なのです…
特に通勤帰りに聴くと…ねっ!