2020年12月
豊田の「如庵」で
木村充揮さんと有山じゅんじさんとの「夢の饗宴」で楽しませてくれた
「木村くんと有山くん」スペシャルライブの続き
「第2部」のライブレポをばだらだらと…
登場したのは、まずは木村充揮さん
「寂しがり屋のダンサー」
から…
まさに「天使のダミ声」…
ハスキーな木村さんの唄声がしっとりとしたメロディーに溶け込むかのよう…心に沁みる!沁みる!!
歌の後は…お得意の木村さんの妄想一人芝居
バカバカバカバカといいながら
落語のように男女のさまを演じて…結論は「ぬくい状態」がエエと言って、特に落語のようにサゲはなく…(笑)
続いては
「あたいの彼氏」
自然発生する手拍子にのって
…木村さんの濁声が心地よい!!!
…詞も沁みて、つい目頭が熱くなっちゃう…
歌い終えたところで有山じゅんじさんもステージに登場
「木村充揮!」と褒め称えながら
今日は、加藤政彦さんがきてくれてると、やってくれるかと木村さんが加藤政彦さんに呼びかける
マイクはいらんと思うし…笑…と有山さん
木村さんは、加藤さんに「不幸を呼ぶ女」やって!と言いながら「缶コーヒー好き、むとう(無糖)と「かとう」とどっちが好き」…しょーもないオヤジギャグ炸裂!
さて加藤政彦さんをステージに招き入れて…
有山さんが、加藤さんに、付き合いは40年くらいになるといえば、加藤さん「いえ、30年くらい…今54歳なので…」と答えると
有山さん「何言ってるのかわからない…笑…言葉がはやい…ゆっくり喋らな…30年くらい…?…20代のとき?「オープンハウス」でやな…ほな、はよ、やれ!」…もう有山節炸裂で、めちゃオモシロい!!
さて加藤政彦さんが歌う
「あたしは不幸を呼ぶ女」
加藤政彦さんが歌っている途中で、言葉を挟む有山さん
「やっぱり、歌も速いな…」
その言葉に反応して加藤政彦さん、曲の途中で急にテンポをゆっくりにして歌うように…(笑)
サビは唐突に一緒に歌い出したりと有山さん自由奔放…それに合わせた木村充揮さんの顔芸!
完全に二人に持ってかれちゃった…笑
スローから曲のラストは、テンポを速めて、サビでは3人揃って
演奏を終えて
ゆっくりしたテンポの方が言葉がよく聴こえる…と有山さん
僕もそう思います、そうしますと謙虚な加藤政彦さん
で、もう1曲、加藤政彦さんの歌を
「床屋さんのうた、「BARBER大岩」、同級生の唄」と曲紹介したら
「また言葉がはやい!」と有山さん…笑
加藤政彦さんが歌う
「BARBER大岩」
「BARBER大岩」を絶賛する唄
サビのフレーズは初めて聴いたのに、すぐに口ずさめるほどの耳にすんなりこびり付くようなメロディー
歌い終わって有山さんが
「すばらしい、ありがとう!」と大絶賛し「不幸を呼ぶ女」は、あのゆっくりとしたテンポがええな…と言いながらこの一言「まあ、好きにやったらええやん!」…いやあ、笑える!
で、今度は木村さんに、もうちょっと、一人で歌えや…俺はもうエエから…いやあ、有山さん、めちゃ楽しい!おかしい!!
木村さんが、明日は僕は如庵、有山さんはマクサだと、告知を挟んで…別々になることを知らせた後に
「寂しい夜はお前にもあるけど俺もある、お前にあって俺にないものといったら、いったいなんや」とまるで禅問答のように問いかける…
有山さん、それに対して「俺は家庭があるけど、木村は家庭があるような、ないような…まあええやん、わかってるし…」と口にすれば
♪わかっちゃいるけどやめられない~と歌い出す木村さん
それ見て、唐突に有山さん「黄色いサクランボ」やな??と…
有山さんが言うには、なんでもカラオケに行くと、木村さんにいつも負けるんだそうな…他にはBEGINの比嘉栄昇さんにも負けると
「栄昇、歌、うまいねん!」と有山さん…笑
カラオケの話があったから演歌を歌おうと木村さん
「舐めたらあかんでー、何アメリカのうたをうとてるねん、お前ら近所の歌を歌えー!ボケカス!!」と
叫ぶだけで歌わない木村さん
はよ、うたえ!と有山さんにまでせかされても
「そう言われたらうたわへんねん!MCばっかりで、MCハマー、」と、スベリ感満載のオヤジギャグ炸裂!
酒を呑みながら、如庵のママさんが「圭子さん」であることを口にして
「圭子の夢は夜ひらく」を歌うと木村さん
さあ、木村さんが歌おうとしてるのに
今度は有山さんが喋り出す
フィリピンバーで、有山さんが機嫌よくカラオケで歌っていたそうな…その時に木村さんがやってきて、急に入ってきて、木村さんが歌うと、これが上手かったらしい…
有山さんのこの一言「あのとき、入ってきてほしくなかった…笑…人生「けいこ」やな」…笑
さて木村さんが歌う
「圭子の夢は夜ひらく」
ブルース色満載で、心地よい濁声で歌い、時にはシャウトしながら歌う木村さん、もうオリジナルをこえちゃうほど、めちゃめちゃかっこいい!!
♪コロナコロナの世の中で うまくやるやつ 下手なやつ 先はどんなに暗くとも 夢は夜ひらく~
歌詞も2020年バージョン…笑
有山さん一言「木村くんとカラオケ行ったらいかんでー!」
それに対して、木村さんが熱く語る!
「カラオケは上手い、下手とちゃう!楽しむことだ」と
小、中学校の時は、音楽の時間、歌はあまり歌っていなかったと…それは、キーが高かったから…先生は一人一人に合わせてくれない…みんなは高くて、木村さんはフツーに歌うと低い…でも歌ってた時、「次、木村やでー」て言われて歌ったら笑ってくれた…それがちょっと楽しかったと
そこから、今度は高校生のときの話題、工芸の高校、「憂歌団」のメンバー、絵が上手かったと…
で、有山さんのこの一言
「憂歌団、酷い!グループとしてな」…客席大爆笑!
木村さんは、カラオケの世界観で包まれて
♪りんご追分~と歌い出し
これ、最後は「りんご、すった(リンゴ・スター)で終わるねん!」
実に微妙なオヤジギャグ炸裂!
有山さん「はよ、はじめよ!」とセカしながら、またまた有山さんが語るカラオケの話
「銭形平次」を歌って、泉谷しげるさんに勝ったと!
お客さんに「歌って!」とせがまれた有山さん
「もっと好きな歌がある」と
歌うは
布施明さんの「恋」の歌詞
♪恋というのは不思議なものなので~
私からみたら、有山さんの方がウンとウンと不思議ですけど…笑
これ、途中でやめずに、見事に最後まで歌いきる有山さん
「栄昇がこれまた、上手い!」と有山さん
今はカラオケには全然行ってないらしく、以前は毎夜、毎夜行っていたそうで…日本海の「小浜」で18年くらい前の話、フィリピン・バーで、パフィーの「アジアの純真」を気持ちよく歌ってたら、木村がやってきて…と有山さん
「いや、有山が先に行ってて、後から行ったら、有山がめちゃ楽しそうに…人が楽しんでる姿を見たら、めちゃ嬉しいな」と木村さん
「Stealin'」やっての客席からの声に
有山さん、「やらへん!うとてもいいけど…」…どっちやねん!
「もっともっと、聴きたい歌をリクエストしたらええやん!」と言いながら、有山さんから木村さんへリクエスト…笑
「田舎のメリー」はどうやねん!俺とはキーが違うかもしれんけど…と
この言葉に反応した木村さん
「有山の「田舎のメリー」聴きたいな」と
♪俺の心は~と木村さん歌い出して、有山さんを誘うも
これ、憶えてるけど??よくわからない…俺は何をうとてたんやろう?キーはなんやねんと木村さんに問いかける
木村さん、歌詞を語りながら、こんな歌やと説明しても、有山さん「ポッカ-ン」…笑…全然ピンと来ていない様子…
そんな歌やめて、これやろう!と唐突にイントロを弾きだす有山さん
やっと歌い出した歌は
「シカゴバウンド」
1番は木村さんが、2番は有山さんが、3番はまた木村さん
サビは一緒に…
これがめちゃかっこよくて痺れるほど…
有山さんのギターはタマラナイ!!!
弦が切れた木村さん
「張り替えた方がええんとちゃう」当たり前のことを口にする有山さん
「弦切れた(元気出た)」って言わんのかい!と有山さんのツッコミが…ここは有山さんが自らボケて「ゲンを担ぐ」…笑
内田勘太郎さんは、弦が切れた時はムキになってるときやねん!と有山さんが言えば、それ「右向き、左向き」
ここで木村さんのボケが…笑
「 Over the Rainbow」
奏でるも歌詞は全て
♪弦が切れたOver the Rainbow~弦が切れたOver the Rainbow~
これには、木村さんの音が合って
♪さむいで オーバー・ザ・レインコート~
もう客席大爆笑
有山さんが、ここでは藤井裕さんの想い出を語る
「レゲエって言えなくて、レガエといってた」そんなエピソードをあれこれと…で、語るだけ語って、途中で、「まあええか!」話をやめちゃう!!
で、「今日はこんな感じで終わっていく」と…笑
また二人で、今度やりますわ!と有山さん、木村さんにけしかけるように、あと3曲くらいで終わろう…と
キーは何だったけと尋ねながらの
「Georgia on My Mind」
有山さんの奏でるブルースの心地よさ
インスト聴いてるだけでもうっとり…で…歌うかと思ったら、曲は奏でたままで「有山ー!」「木村―」「頼むぞー」「なにをやねん」お互い掛け合ってるだけ…
と思いきや曲の後半になって、突然英語で歌い出す木村さん、それにつられて、有山さんも歌う!歌う!!
曲の終盤は、粘り気のある有山さんの唄声と木村さんの濁声が入り混じって…最高の心地よさ
そのままの流れで
♪いつもスミマセン~と木村さんは歌い出すも、それについていかない有山さん…
木村さんも歌うのを途中でやめちゃうと
有山さん「これは、また今度歌いますから」…笑
どこまでも自由奔放の有山さん
イントロを奏でる曲は「嫌んなった」かな…
2度ばかり、ちょっとつまずくと…木村さんに弾いてといいながら
イントロなしで歌い出す
「嫌んなった」
は軽い弾むようなアレンジで
で間奏の有山さんのギターは最高!!
もう叫んだり!シャウトしたりと元気いっぱいの木村さん
高校生のとき、いや社会人になっても、この歌にどんだけ励まされてきたことか…苦笑.(それにしても、嫌になることが多すぎる???)
そして
「梅田からナンバまで」
自然発生する手拍子にのって、有山さん、木村さんと交互に歌ったり、一緒に歌ったり…ともう気分は10代!10代!!
さて、お二人、そのままステージに残ったままでUN
木村さん、お客さんに感謝の言葉を述べつつ、「星に願いを」、この曲に有山さんがエエ歌詞をつけてくれた、その歌を歌いますといった言葉に挟む有山さん
「「大空よ」をやった方がエエんとちゃうか」と
木村さんも「大空よ」は滅多にやらんから、それでええかも知れん!と意気投合!!
有山さんが語る!
この曲は20年前にケニアでやったそうな、そのときにできた歌
ケニアのナイロビは岐阜みたいな街やったと…僕らは日本人で、木村さんとナイロビに行ったとき、きっと大阪で千円の腕時計が欲しがると思って持っていったら、向こうのマサイ族はデジタルをはめとった、世の中はわからんこといっぱいあると…でもそれがエエねん!と語れば
木村さん「Aねん」があったら、BやCはどこいったんねんのボケが…笑
お客さんから「はやく、せー」の言葉に
有山さん「最近は配信とか、世の中速すぎる、だからゆっくりせんと」
木村さん「好きなことやっていたいねん!」と言いながらいろいろ喋ってる木村さんを横目でみながら、
有山さん「木村くんのろれつが回らんようになってるから、もう終わろか…笑」
終わりたくないとばかりに木村さん
「泉谷しげるさんも一緒やった、俺らも一緒、感じるねん!「感じる」もあれば「とんじる」もある!!」…木村さん、絶好調!!
さて有山さん、
「エッサー」「ホイサー」「エッサー」「ホイサー」
こんな掛け合いから始まる歌…これが、ナイロビではものすごくウケたと!
「エッサー」「ホイサー」みんながみんな大うけで、楽しみが少ないからウケるのかなと思ってたら、前の方で女の人が泣いてるのが目に入って
後で訊いたら、その女の人「エッサ」という名前の女性で、自分のことを歌ってくれたと思ってたと最後に大爆笑を誘って
「大空よ」
まさに、日本人の源流、演歌っぽい旋律、交互に歌って、いやあ心に沁みる!沁みる!!
「エッサ」という女性の気持ちがわかるような…笑
でラストのラストは
「星に願いを」
またこの二人のライブが、ここジョアンで聴けますようにと
「星に願いを」こめて、耳を傾ける!!
いやあ、笑った!笑った!!下手なお笑い芸人よりもウンとおもしろいお二人
お二人の演芸…もとい「芸」は最高でした!!
あんまり!あんまり!楽しかったので…笑
このコロナ禍ずっと封印してましたが…
如庵のママさんが一押ししてくれたので…笑
有山じゅんじさんの首絞め写真を…
思い出がまた一つ???…笑…できました!!