このブログをアップする頃には、もう閉店しちゃってるんだけど…
お客としてももちろん!
ブッキングでも、時にはスタッフ??のようにお世話になった…
今池の「りとるびれっじ」
やはり…寂しい…
私にとって、得三と同じくらいに、今池の中で「くま」のよう出没した場所
よく通った場所…ホントに楽しい素敵な場所…
ここで、何度も「芋ロック」に溺れた場所だったのに…
その「芋ロック」に溺れてたら、学生の頃から憧れていたCharさんとも、偶然に会えた…お話しできた場所だったのに…
ここで、大笑いした素敵な場所だった…今池の「りとるびれっじ」
が…悲しいかな…2020年末をもって閉店が決まってしまった…
めちゃめちゃ淋しい…
新型コロナウイルス感染症のために、3回ブッキングが流れた申し訳なさとともに、楽しかった思い出も入り混じった…
そんな2020年12月初旬…「りとるびれっじ」へ
私にとって
最後に「りとるびれっじ」に遊びに行ったライブ
湯川トーベンさんと
細井豊さんとが
一緒にやるという
「ゆたべん」のライブレポをば…
この日は、私にとって、よくある日常…
この「りとるびれっじ」に行く前によく立ち寄る、隣の中華屋さんで、花ちゃんと呑む…食う!!
ただ、今までと明らかに違うのは、マスクを気にしなくちゃいけないこと…呑んで喋るときは、マスク!!みたいな…
まあ、これも馴れればなんてことない…仕草になるのかも知れないな…
…とどこかで、みたお方が…やってきて…
おお、この日のライブのゲスト、タコボーさんじゃん!!
新型コロナウイルス感染症のせいかな…
この2020年ほど、タコボーさんに会っていない年はない…
これもそれも、春先、マスコミがライブハウスを叩いて、その結果、職業柄、なんとなく私も足を運んではいけないような雰囲気に包まれて…
それ以後は、大府の大道芸で会ったのと、「藤前干潟」のイベントで誘われたくらいであったような…
あ、そういえば、川沿クタ子ちゃんのライブで一度会ったな…ま、そんな感じで…
2021年は、今年の数倍は会えるといいな…
一緒にいると…2時間くらいは??間違いなく楽しいタコボーさんだから…
えっ、2時間以上になると…ちょっと…苦笑…
そう思うと、奥さんのよーこちゃんは偉い!!
さてさて、そんな本多taco-bow正典さんをゲストに迎えた
「ゆたべん」…もとい…「ゆたこべん」ライブレポをば、だらだらと…
湯川トーベンさんと細井豊さん、そして、本多taco-bow正典さんが3人揃って、ステージに…
湯川トーベンさんは「ゆたべん」とタコで…
と紹介すれば
タコボーさん「今日は、おまけ、おまけつき!」
とめちゃ嬉しそう!!
「名古屋―」と湯川トーベンさんと細井豊さんが煽れば
タコボーさんも「I LOVE NAGOYA」なんて言って、奥さんが英語教室をやっているその影響を思い切り受け学んだ言葉??を見せびらかすかのように…笑
ここでメンバー紹介し合う3人
細井豊さんが「ギター、湯川トーベン」
さらに「パーカッション、本多タコボー」と紹介すれば
タコボーさん嬉しそうに
「ゲストです!一応ゲスト!」
細井豊さんが、トーベンさんと交互で歌うユニット、好きな歌を歌ったりオリジナルを歌ったり、そんなライブであると冒頭で語って
まずは細井豊さんが歌う
ジョン・セバスチャンのカバー曲から
ハーモニカ、そして細井豊さんが奏でる鍵盤の旋律が心地よい…
ミディアムテンポのサウンドにのって奏でるメロディーが実に気持ちいい…
サビは3人で声を合わせて歌って、ご機嫌のどこか懐かしさも感じるロックンロール…
歌い終えて、細井豊さん
「…70年代のヒット曲でありました…」と語れば
湯川トーベンさん
「説明したいんだね…でも、ほとんど独り言だよね…笑…それがオモシロイ!!」と
また、トーベンさん
「名古屋の奴はみんなそうだと思ってた」と…「中野督夫さん見てたら、ひとりで喋って、ひとりで頷いて」と
さらに、ステージのお二人を指さして
「これとこれとあれじゃん!もう名古屋のイメージはついてる!」と…笑わせる…!!
こういうのが名古屋のオヤジだなって…悪い奴じゃないんだけど…
そして、次は、告井延隆さんの作った曲をと…さらに告井さんも入って、4大名古屋人…笑
「とくべん」でもよくやってた曲をと
「ひたすら」
そうそう、歌う前にタコボーに確認する湯川トーベンさん
なんでも、打ち合わせしておかないと、急にコーラスに参加してくるからと…
「ひたすら」…笑…打ち合わせ…
その打ち合わせが終わったところで
トーベンさんの唄は…しっとりと…しっとりと…
告井さん作曲の歌だけど
いつも一緒に演奏してた
中野督夫さんの姿が、心に自然と浮かんでくる…
「とくべん」でしっとり聴かせてくれたこの曲…
この日は、細井豊さんと湯川トーベンさんのハーモニーが実に美しくて…
歌い終えれば
細井豊さん「湯川トーベン!」と褒め称える!!
これに対して、湯川トーベンさん、細井豊さんに
「紹介するのが好きなんだろうね…僕が誰かは、みんなわかってるって」…ツッコミもお見事…!!
細井豊さん
「また説明しちゃうけど、ジョン・セバスチャンのカバー曲をもう1曲…「You Didn't Have to Be So Nice」
トーベンさんが
「この歌、どういう意味、歌っててもわからないけど」と問えば
細井豊さんも
「よくわからないけど、歌ってる…笑…上手く歌えたら拍手を…」
これに対して
湯川トーベンさん
この曲の出だしが、「とくべん」のテーマ曲に似てると言って
突然演奏しだす湯川トーベンさん
それに合わせて歌う細井豊さん
♪僕の名前は豊~
もちろん、トーベンさんも
♪僕の名前はトーベン
ここからは声を合わせて
♪二人合わせて「ゆたべん」だ~
トーベンさんが、よく憶えてるなあ…と驚けば
細井豊さん
「あれは、なかなかいいテーマソングだった」と褒め称え…笑
そんな跳ねてる曲をと
ジョン・セバスチャンのカバー曲
「You Didn't Have to Be So Nice」
細井豊さんが歌う!!美しいメロディー
コーラスは、なぜか、みゅあー!みゃー!みゃー!!…笑
ラストはタコボーさん
かっこよくリズムを決めてと
歌い終えて、細井豊さん
「湯川トーベン」と名を呼ぶも
トーベンさん一言…「俺は何もしていない…笑」
いや、東京からはるばるきたからと…
細井豊さんとトーベンさんが話しているのに
何も聴いていないタコボーさん!
お店の女将、ひろみさんに、録画しているカメラがお客さんの壁になっていて…と…それを気にしてる!!
いやあ、タコボーさん、とことんマイペース!!笑える!!
それをみて、湯川トーベン
今日は、細井豊さんも録ってるし、こんなに記録に残してどうする…と尋ねれば
細井豊さん、「一大イベントだから…笑」
次の曲は、やめようかと思ったけど、細井豊さんがサックスふきたいみたいだからやりますと…
♪baby君なしじゃいられない こんな気持ち初めてさ わかるだろ 恋しくて 切なくて~
トーベンさんが歌う!!
そこに被さるような、細井豊さんのサックスが、りとるびれっじのハコの隅々まで響き渡るようで実に心地よい80年代サウンド…
聴いてて気持ちだけは…若くなった??気分
歌い終えて
湯川トーベンさんは、細井豊さんに
「満足した??またやるよ!きっと!!味をしめたから」…笑
続いては、歌う前のお得意の…笑…細井豊さんの歌の説明…
名古屋にデザイン博があって、そのときに会ったバンドのために作った曲、のちにセンチメンタル・シティ・ロマンスでもやることになって…最初の曲名は「夢を捨てないで」…これを題名を替えて、センチメンタル・シティ・ロマンスの曲にしたそうな…
話している細井豊さんみて、何を息きれてるの??
追うようにタコボーさんも「歌ってなくても息が切れてる!」とツッコミを忘れない…
「風の街で」
細井豊さんが歌う美しいコーラスから入るしっとりとしたバラード曲
…♪その手離すなよ 俺とお前をつなぐ 心はそのままで いつかまた会える~
中野督夫さんの元へと、この歌が繋がっているかのよう…
♪夢を捨てないで~
まさに
みんながみんなそんな気持ちだよね…
ここのステージに中野督夫さんが、フツーに立ってたとしても、きっと何の違和感も感じなかっただろうな…
「よっ、このギター片づけといてちょ!」
「お、車で来た??ホテルまで送ってちょ!」
さらにはライブで、電車で行くので、駅まで迎えにきてとの依頼のメールがあって、OKとの返信をしたら「産休!」と返ってきた返事…そんなメールをまたもらいたいな…と思いながら
…この時点では、そんな日がくるかと思っていたのに…
まさかの中野督夫さんの夏の訃報…
「心からご冥福をお祈りします」
さて、演奏終えると
細井豊さん「湯川トーベン!」
タコボーさんが「細井豊!」
細井豊さん「本多正典!」
湯川トーベンさん、それをみて「よくやるな、そんなに称え合わなくても…笑」
続いては
湯川トーベンさんが歌う
「僕はカラス」
実に気持ち良く
まさにカラスのように自由な感じの雰囲気が唄から漂い
めちゃイイ感じ
曲のエンディングで奏でる細井豊さんの旋律はジャージーな雰囲気が漂う!漂う!!
演奏終わると
細井豊さん「湯川トーベン!」
トーベンさん「…笑…はい!湯川トーベンでした…」
細井豊さんのトーベンさんへの絶賛の言葉はなお止まらない…
今の曲は素晴らしいと…その素晴らしさの説明をば…笑
さて、そんな細井豊さん
次は、新しい曲をやると
なんでも、最近センチメンタル・シティ・ロマンスのメンバーが集まって録音したりしているそうな…家で作ってスタジオで録音した曲…でも、人前でやるのは初めてだそうで…楽しみと…みなさんが、どんなふうな受け止め方をしてくれるのかと…名古屋で初めてやれて嬉しいと
湯川トーベンさん
今日のでき次第では、没になるかもしれない瀬戸際…笑…同情の拍手はいらないぜ!とお客さんを煽る…
リズムを忘れちゃったようで、細井豊さんに、確認してるタコボーさん
それを「とくべんのテーマ」を奏でて邪魔する湯川トーベンさん
邪魔される中でも踏ん張って演奏した曲
「Dear Free」
さわやかさの感じるミディアムテンポの美しい曲
曲調には懐かしさも感じられ
そんな素敵な歌を、細井豊さんが歌う!!
感想を奏でるトーベンさんのギター
そして、曲の最後のコーラスもまた実に聴いてて心地よい!
歌い終えて
湯川トーベンさん「細井豊!」と絶賛!!
この曲、センチメンタル・シティ・ロマンスでやれば、ばっちりコーラスもつくし…と
細井豊さん
♪そうだよ~という歌詞のところを♪そうだら~って歌いたくなるって言って笑わせる…
新しい曲で録音して、センチメンタル・シティ・ロマンスで新しいアルバムを作ろうと…
もう拍手喝采!!!
第1部ラストは
湯川トーベンさんが歌う…
「職質ブギ」
駅の改札で職質にあったその経験を基に作られた新曲…
途中…その職質のシーンを再現!!!
職質を受けるのは
細井豊さん!!
「職業は…?」
ユタさんが答える
「身分証を…」「持っていない…あなたバンドマン??…」
なんでも、バンドマン狙い撃ちで職質してると
「この時期にウロウロしてて、どこ行くの??風呂屋??風呂屋に行くのになんで、キーボードしょってるの??…風呂屋の2Fで営業が…」
湯川トーベンさんの一人芝居は笑える!笑える!!
「南口で、あなたと同じバンドの名前の人、いましたよ!
髪が長くて、赤いジャージきて、小さい自転車のって…
髪が長くて、赤いジャージきて、小さい自転車のって…
髪が長くて、赤いジャージきて、小さい自転車のって…
中野〇夫という人が…」
背広姿のサラリーマンには職質しないのに???
それは
一種の職業差別!!
そんな職質をコミカルに…
ロックンロールに…ブギに仕上げちゃう!!!
いやあ、笑った!笑った!!
演奏が終わった後は
「湯川トーベン」「細井豊!!」お互いにリスペクトしあって…
今度は
リアル!タコボーさんの職質も聴きたいぞ!!
「髪がなくて…(あ、自称ロン毛だった??)センチのTシャツきて、小さい自転車にのって…」
換気タイムを挟んで第2部へと…