ブルース好きな私…もう、このコロナ禍では、海外からブルースマンはやってこれなくなるし…日本人のブルースライブをみる機会もめちゃ減っちゃっている2020~2021年
2021年になってから…初めて…初めて…
木村充揮さんを観に行く!!!
場所は、私の大好きなハコ
三重県の松阪市の M'AXA!!で
2021年春のこと…今回「マンボー」といった時短延長要請に伴い
16時開場17時開演、20時には完全閉店といった感じで、開演時間が予定よりウンと早まりましたが、まあ休日なので、早い開演時間でも問題なし…
さてさてM'AXA!!で
木村充揮さんのライブ!!
「お待たせしました! 〜 木村くんひとり旅 〜」
とツアータイトルに書かれていましたが…
演奏は、「ひとり」ではなく…ギターに河内博さん、ドラムに氏永仁さんと、久々に木村充揮さんのバンドサウンドが楽しめちゃう!!
そうだな
歳が20歳くらい若返った気分で
憂歌団解散後の木村充揮さんのブルース・バンド
「CUM'CUM'」を楽しめちゃうような気分かな…
といっても「CUM'CUM'」のドラムは氏永仁さんじゃなくて正木五郎さんだったけど…
まあ、そんな細かいことはどーでもいいのよ!!
久々に木村充揮さんのブルースのバンド演奏が楽しめちゃう!!
めちゃ楽しみ!!…
ということで、軽四で2時間かけて…(笑)…喜んで行ってきました! M'AXAへ!!
もう…コロナ、コロナと日々の話題はうんざり…
マクサは軽四で行くと便利なので…お酒が呑めないことは残念だけど…木村さんのバンド編成のブルースに酔いたいのよ!!さらに、しょーもないMCのオヤジギャグの連発に大爆笑したいのよ!!
もう一つ嬉しいことに、昭和のプロレス興行でよくみたキャッチフレーズ!!
「緊急参戦!!」
誰がか…といえば、
あのウシャコダの藤井康一さんが!!
なんとテナーサックスを抱えて緊急参戦!!
これは楽しみで楽しみで…
さてさて、感染症対策ばっちりのお店、マクサ…
検温はもちろん、座席のソーシャルディスタンス、換気!!…しっかり新型コロナウイルス感染症をしている素敵なお店なのに…
三重県下は「マンボー」とかいった…まるでなにかの「インボー」のような「ランボー」な要請で、夜8時で、営業よせぃとか言われちゃって「シンボー」しなくちゃいけないなんて
そんじょそこらのなんの感染症対策をしていないお店と同じように、時短要請を受けて、夜8時には完全閉店させられちゃうなんて
国の…県のこの要請ってどうなのよ!!ちゃんと感染症対策を施している店は、営業OKにしないと、経済ひっくり返っちゃいますよ!!
と言った思いは私以上に…当然、このマクサのオーナー中山剛さんの方が…
そんな中山剛さんの開演前のご挨拶…
感染症対策に関するお客さんへのマスク着用のお願いやらも重ねつつ、この日の開催にむけての熱い想いが、ひしひしと伝わってきます!!
もう、この剛さんの熱い想いが感じられただけでも、マクサまで来てよかったと思えるくらい…
こうやって、音楽を楽しんで、笑って…そんな楽しい時間まで奪わないでおくれよ!…と心から思っちゃう!!
ちゃんとライブを観るときはマスクしますから…!!
ではでは、ここからは木村充揮さんのライブレポをば
だらだらと…(笑)
「笑い」と「ブルース」の見事な融合!!
お客さんとの掛け合いは、憂歌団のころからの、見事な伝統芸!!!
一見すると
自由気ままのようにふるまって…笑
お客さんと見事に作り上げていく木村充揮さんのライブ!!
最高に楽しい!楽しい!!
…しょーもない「オヤジギャグ」(笑)で、笑いをとりながらも…
見事な濁声で、聴かせる!聴かせる!!
藤井康一さんを先頭にメンバーのみなさんがステージに…
当然、木村充揮さんがステージ中央に座ると…
お客さんからの声が飛ぶ!!飛ぶ!!
「オッサン、生きとったんか!!」のヤジに
「イキ(粋)な話しやないか!」と応える木村さん
会心のボケをかまして、絶好調の木村さん!!笑える!!!
「ようこそ、ここへクッククック~」と歌い出し、またまた舌好調!…(笑)
すでに酔っぱらってるのかも…(笑)
まずは
「Georgia on My Mind」
から…
私にとってはドストライクと言える「天使のダミ声」と言われる木村さんの歌が郷愁感を醸し出し、のっけからめちゃええ感じ…
ジャージーな雰囲気をより醸し出し、藤井康一さんのテナーサックスが彩る!本音言うと、ここで唄声に演奏に耳を傾け…お酒に沈没できると最高だけど…唄声、そしてバンド編成での演奏に耳を傾け…ノンアルコールビールでも、十分に酔いしれれる!!
曲の後半は、木村さんのボーカルに河内博さんのエレキ、氏永仁さんの刻むリズムが絡んで最高の心地よさ…
続いては
自然発生する手拍子…にのせて
「俺の村では俺も人気者」
唄もめちゃいいけど、歌ってるときの木村さんの表情が楽しくておもろくて…なんか、ゆで卵を作ってる時に似てる??と思うのは、きっと私だけ…(笑)
感想では、ご機嫌に響き渡る藤井康一さんのテナーサックス
そして河内博さんのエレキが見せ場を作って、それは実に心地よいグループ感、耳を傾け、木村さんの表情見てるだけで、楽しい気分になれること間違いない!!…(笑)
歌い終えて
なぜか、客席から欧陽菲菲の声が飛ぶと
♪ラブ・イズ・オーバー 悲しけれど終わりにしよう~と歌って
「始まったところやないか!なに唄わすんや!ボケカス!」といつものボケツッコミの木村節炸裂!!
「俺はお前の奴隷か!ドレミファソラシド~」
もう木村さん、舌好調!…(笑)
早速いつものようにダラダラと呑みながら、メンバー紹介
河内さん、氏永さん、そして藤井康一さんの順に…
藤井さん、渋い声で「お邪魔します!」と…なんでも、最初は軽くコント55号の坂上二郎さんのように、軽く「お邪魔します!」と言ったら木村さんに言い直し??させられたとか…(笑)
ご機嫌で呑んでる木村さんをみて、河内博さん
「家で呑んでるみたいに呑んでるな…」と一言
お客さんから「仕事せい!」の声が飛ぶと
木村さん「仕事もいやいややったらあかん!ちょっとでも楽しまなあかん!…しんどいのはお前だけとちゃうぞ!ボケカス!」と叫びながら、ご機嫌の木村さん!
「腕をあげたな」の声が飛ぶと、リアルに腕をあげる木村さん…(笑)
次の曲は…
…なんて唄ってるのか…未だによく分かんない…笑
外国のブルース…
わけの分かんない英語の唄
英語で歌って「何を言うとるかわからへんやる」と歌いながら木村さん
抑揚をつけたり
歌いながら独特の「間」をとって惹きつける
唯一無二の木村ワールド全開
さらには河内博さんのエレキが炸裂して、どっぷりブルースに浸りっぱなし…
続いても
ブルース
「電車が走る」
♪電車が走る 俺はここでギターを弾いている~
これがサビのフレーズで歌われ曲調はどっぷりブルース…
もう間奏の河内博のエレキがめちゃカッコいい!!掻き鳴らし!掻き鳴らし!
そしてドラムの氏永仁さんとのそれはそれは、見事な見事なほどのバンドの音の一体感!!
演奏を終えて
何故か、お客さんから「H(エッチ)」の掛け声が飛ぶと
木村さん「藤井くんは「H(エッチ)」じゃなくて「F」」とか言いながら、藤井康一さんに何かを喋ってもらおうと熱い視線を送る…
木村さんが、先に、藤井康一さんに「何年ぶり?」と尋ねるやいなや、自ら「350万億光年ぶり」とボケる木村さん!!
藤井さんが答える
「1982年くらいのときに、ウシャコダと憂歌団で廻ってた」と語ると、木村さんがその思い出話を語り始める…
宮崎でやって、打ち上げの料理がいっぱいあって、焼酎も…そのとき、焼酎は2日酔いせんから、と藤井君に言われたから、どんどん呑んでたら、記憶がなくなったと…
それに合わせて、藤井さんが「木村さんが呑んで記憶がなくなったときは大変だった…」と頷けば…
木村さん「そんな話はどーでもええねん!、サッサと歌えやー!!」
木村さんから話を振っておいて、と、藤井さんの困惑顔がまた笑えるー!!
さてさて、木村さんに勧められて、藤井康一さんが歌うは
「Let The Good Times Roll」
もうご機嫌なブルース!!
河内博さんの歌うように奏でるエレキの響き…そして藤井康一さん、間奏では即座にテナーサックスに持ち替え、これまたご機嫌なメロディーが「マクサ」のハコいっぱいに響き渡る!!
曲の後半はメンバー、そしてお客さんをも巻き込んでの
「Good Times Roll」のコール&レスポンス
曲のラストには
「一晩中!おまんじゅう、世界中 Good Times Roll」
このご機嫌ミュージックに盛り上がる!盛り上がる!!!
演奏終えて、今度はお客さんから木村さんへのリクエストが飛ぶ!
「胸が痛い」の声が飛ぶと…「病院行け!」
笑わせながら、もう1曲藤井康一さんにやってと声を掛けてる木村さん
頼んだ後には、煙草を吸いながら、スモーク効果やねん!と木村さん…(笑)…完全なリラックスモード…
「ご指名が入ったので、もう1曲やる」と藤井康一さん
次の曲へと藤井康一さん
「家に閉じこもってはいけない朝日に帰る道を… 「On the Sunny Side of the Street」を」…とまさに、歌おうとしたら
木村さん一言「バラード系がええやん!」
困惑気味に藤井康一さん「もう、ここまで言っちゃったから…」というも
木村さん「あかん!」
いやあ、どこまでも木村さんワールド全開、笑えるー!!
藤井さん、河内さん、氏永さんに視線を送りながら
「曲を却下されちゃったんで、違う曲を…古い俺の女はデカい、俺の顔がサクランボのようにみえる…」と…
ここで、お客さんから「下ネタあかんぞー」の声が飛べば
藤井康一さん、一言「大丈夫!英語で歌うから…」
「Cherry Red」
曲は実にソウルフル!藤井康一さんの骨太なテナーサックスも炸裂!カッコイイ!!
最高のグルーブ感!!藤井康一さん、めちゃめちゃかっこいい!!
大盛り上がりの「Cherry Red」の演奏が終わると
木村さん「今の曲、はやかったやん!もっとスローなのやってくれへん!」
スローにこだわる木村さん!!
藤井さんは、木村さんに
「いやいや、もう、木村さんがやった方がいいんじゃないの…」…苦笑
お客さんから、木村さんに「次はお前の番やー」の声が飛べば
木村節炸裂!!「帰れや―!」…(笑)
藤井康一さん、慌てて「お客さんやんか、こんなときにきてくれてるのに…」と言えば
そこそこ酔っぱらってる木村さん
「こんなときやから、美味しいもの食べるし、好きにやりおるねん!」
と呑みながら木村さん
藤井康一さんの方をちらちら見ながら、「ほんなら好きにやります…」と
ここで、お客さんから「天王寺」のリクエストが飛ぶと
木村さん「コロナで飛沫が飛ぶから…」とか言いながらも歌う気になった木村さん…メンバーとキーを確認しながら
「じゃあ、ゆっくりとやるわ!」と
「昔のことを思って…昔、昔、その昔、ももたろうが…」と言って、その話の続きは話さない木村さん…(笑)
それを見て、河内博さん「完全に休憩モードやな」
とそう言われた直後に歌い出す木村さん
「天王寺」
いやあ、この渋いしゃがれた歌声は、演歌調のこの歌に、ぴったしハマってる!!
寄り添う河内さんの泣きのエレキがタマラナイ…それに被さるように彩る藤井康一さんのハープ
木村さんは熱唱!しっとりと、そして抑揚をつけて歌い上げる木村さんは圧巻!!
「おそうじオバチャン」
自然発生する…手拍子…
ご機嫌の藤井康一さんのテナーサックスが気持ちいい
…思えば…木村さんは憂歌団は大須のエルに出入りしてた頃から、憧れの存在だったので…
…もう気持ちは、すっかり20代!!…(嬉)!!
このバンドサウンドから漂う…憂歌団の匂い…が実に心地よい!!
氏永仁の刻む躍動的なリズムにのって、河内博さんのエレキも炸裂!!
ラストは
♪ワッシュビ、シュビ・ドゥ・ワッパ
ワッシュビ、シュビ・ドゥ・ワッパ…
と絶叫する木村さん、めちゃめちゃかっこいい!!
歌い終えては、またまた、しょーもないMCのオヤジギャグの連発
木村さん、河内博さんにマクサにきて何年たつ?と尋ねて、23年…との回答に
「もう、そんなになる…俺も火星に行って3年くらい」
これに対して河内さんのノリツッコミ
「火星に焼酎あるの?」
木村さん「苛性(かせい)ソーダがある!!」
このオヤジギャグは客席大爆笑!!これ、木村さんもめちゃ嬉しそう!」
ここでお店に「マクサは何年になるの?350万億光年!!」と一人ツッコミして、藤井康一さんをみつめる木村充揮さん!!
藤井康一さん
「みられると困る…汗…こっちみないで…」
そんな困惑する藤井康一さんをみて、木村さん、めちゃ嬉しそう…
「じゃあ、河内の作った歌を…」と言いながら、なんやらもぞもぞ喋ってる木村さん!
お客さんから「ちゃんと喋れ!」のツッコミが入れば、
木村さん、即座に「ちゃんと聞け!」…笑えるー!
歳の数ほど歌がある…と口にして次の曲は
「CUM' CUM' 」(木村充揮さんのバンド)の曲から
「ポカポカ」
なんだか松阪マクサの近くの田園が心象風景に浮かぶ唄
ホント春の日差しを浴びながら、のんびり車を走らせて…
そんな穏やかな日常が浮かび上がる!!
曲にうっとり、ほんわか気分になれる…案外、こんなコロナ禍にぴったりの曲かも知れないな…
歌い終えては、外国語でもない…訳の分からない摩訶不思議な言語を語って…まあ、火星で暮らして3年だから…(笑)…かも知れないけど…で、〆の言葉はパピプペポ…で
「あたいの彼氏」
なんと言っても木村さんの濁声が心地よい!!!
…詞もよくて、つい眼がしらが熱くなっちゃう…
間奏の藤井さんのテナーサックスの響きの心地よさ
弾むような河内さんのエレキの響き…それを支える氏永仁さんの刻むリズムが心地よい…
そのままの流れで
「胸が痛い」
刻む氏永仁さんのリズムがちょっとした切なさを醸し出し
間奏では…藤井康一さんのハープがより切なさの彩りを添える…
そして、
曲の後半は木村さんの濁声と河内さんの泣きのエレキが溶け込んで…もう心が痺れるほど……
熱唱!熱唱!熱唱!!
「天使の濁声」がうねる!うねる!!
もう…感動せずにはいられない…
眼がしらが熱くなる!!
最高!!の心地よさ!!
やっぱ
「胸が痛い」だよね…
毎日、仕事も「頭が痛い」けど
こんな私も
「胸が痛くなるほど??」ときめいていた頃もあったような…なかったような…
とにかく…
熱いものを感じて
しみじみと浸る…
感動モノのこの1曲に
拍手喝采!!
お客さんの「腕あげたなー」の声に
リアルに腕をあげてみせる木村さん
その後は、木村さん、氏永仁さんに、歌えー!歌えー!!と促して
次の曲を叩きながら歌うは氏永仁さん
ソウルフルなご機嫌なファンキーな歌を英語で歌い上げる!!
大盛り上がり!!大盛り上がり!!のこの曲
間奏では藤井康一さんのテナーサックスが響き渡る!!
氏永仁さんが歌い終わると…木村充揮さん、ご満悦で、またまたオヤジギャグを連発したり、お客にドアホ、ボケナスとツッコんだりと…
「こう見えてもそろばん2級やねん!!」などなど
いつものご機嫌の木村節炸裂!!
お客さんからリクエストが飛ぶと、そのまま歌い出す木村さん
歌うは
「石狩挽歌」
もう熱唱!熱唱!!
被さる藤井康一さんのテナーサックスの音色がより渋い雰囲気を醸し出して最高!!
1番を歌い終えたところで、
「こんなもんでええやろ」と言ってやめておきながら
「もっと、もっと…とか言わへんのかボケ!」とお客さんにツッコんで2番も歌い上げる…いやあテナーサックスとの絡みがホントめちゃ心地よくて
歌い終えて木村さんとお客さんとのコール&レスポンス
「演歌で…」「ええんか」
「これも何かの…」「えんか」
「ドルじゃなくて…」「えんか」
これセットになってます…と笑わせる!
ここでお客さんから「キャロル」との声が飛ぶと…
「君はオモロイ猿の赤ちゃん…やな…」とか言いながら「思い通りにはいかんもんや!!」…(笑)
もう…お客さんにツッコミお客さんにボケる
お客さんと見事に作り上げていく木村充揮さんのライブ!!
最高に楽しい!楽しい!!
「圭子の夢は夜ひらく」
河内さんの泣きのエレキと藤井康一さんのテナーサックスが響き渡るディープな世界観
しゃがれたハスキーな歌声は、この歌に、ハマってる!!
さらに間奏では歌っているかのような河内博さんの泣きのエレキの旋律
このコロナ禍ということで、木村さん
♪コロナコロナの世の中で うまくやる奴 下手な奴 先はどんなに暗くても 夢は夜開く~
といったコロナバージョンに拍手喝采!
曲のラストは藤井康一さんのテナーサックスが、思い切りフューチャされて…
演奏を終え、お客さんに「もう、ちょっと頑張れや!」と言われれば
木村さん「まあ、あと50年くらいやな…(笑)」
「そうか、そうか」と河内さんが頷けば「せんべいか!」との木村さんのツッコミ炸裂!
さらには、「せんべいさん…ふじいせんべいさん…じゃなくて…ふじいこういちさん…」とボケの落としどころがなくなると…藤井康一さんをみて
「はよ、とめんかい!!…(笑)」
キーはDでと、メンバーに確認して
「キスに願いを」
いやあ、憂歌団のライブで、よく聴いたこの曲、実に懐かしい…今から、もう20~30年前…月日の経つのは早いもんだと思いながらも
不変の木村さんのボーカル…それを彩る藤井康一さんのハープ、そして河内博さんのエレキ
美しいメロディーに優しいしゃがれ声…久しぶりに聴いて、気分が若返ったよう!!
いよいよライブも終盤
「どうもおおきに…」と木村さん
お客さんから「もうちょい頑張れよー」の声がかかると
「もうちょいやるねんけどな…まあ決めつけへんでもいいやん」とか言いながら、リラックスして酒を呑んでる木村さん
お客さんから飛び交うリクエストの曲の言葉を聞きながら
「その曲は、アカン、アカンと言いながら、あかんことあるからええこともある」なんて笑わせて
ここで藤井さんがお店の立場になって、もうオーダー注文はそろそろラストであることを告げる…
肝心なこと言わないんで…と木村さんを観ながらニヤニヤニヤ…(笑)
次の曲はド・ブルース
「Stormy Monday」
スローなアレンジで
絡み合う藤井康一さんのアルトサックスと河内博さんのエレキ
そして緩急、強弱つけた木村さんの歌…
いやあ、ブルース最高!!最高!!
唄には抑揚をつけて
木村さんが叫ぶ「ブルースはお前じゃー!」
河内博さんのエレキが響き渡り…見事なグルーブ感とともにもう圧巻の一言
本編ラストは
「CUM' CUM' 」(木村充揮さんのバンド)の曲から
「LA-LA-LA」
いやあ、昔「CUM' CUM' 」を伊勢のホールで…このM'AXA!!で聴いたことがあったな…なんか、そのときのこともふと思い出されたりして…
さらに途中からは、中山剛さんも招き入れて
1番は木村充揮さん、2番は中山剛さんが歌いあげる!
歌詞にあるけど
♪みんなの笑顔が揺れている~
まさにその歌詞の通りの素敵な夜!
さてさて、ここからはUN…
といっても、そのままステージにみなさん、残ったまま…(笑)
はけない!はけない!!
「はい、アンコールですか…」とそのまま残って、またまた呑みだす木村さん
ここで木村さんから告知が
「6月はやらへんけど…7月から毎月きますわー!たまには女装したりして…」
メンバーから声を合わせた「いらんわー!」の声が…(笑)
ここで、メンバー紹介を挟んで
ラストは自ら「僕、木村です…」と控えめに…
そこで、帽子を脱いで、今日はおめかし、特別の鬘と…(笑)
LEDとの声が飛び交う!飛び交う!!
曲はその場で…打ち合わせをして
まずは
「ヘビースモーカー」
天使の濁声がハコいっぱいに響き渡る!!
ご機嫌なバンドでの一体感
後半の畳みかけるエレキの旋律は鳥肌もの…まるで、歌っているかのよう…
そしてラストは、しっとりと
ブルージーな
「上を向いて歩こう」
しゃがれたドストライクのハスキーな木村さんの唄声は心に沁みる!沁みる!!
藤井康一さんのテナーサックスの響きから始まって
間奏では氏永仁さん、河内博さんがフューチャーされた見せ場たっぷり
木村さんの唄に元気づけられて
気持ちがウンと楽になったような…
笑って笑ってちょっとほろっとして
元気になれる木村充揮さんのライブ、最高!!
私、人生を振り返ると圧倒的に「下を向いて」歩いてるけど…
たまには上を向いて…というよりも…「前を向いて」歩くようにしよっと…
そして、2021年7月のマクサでの木村さんのライブの日には
「マクサを向いて歩こう???」…(実際は歩かずに…軽四で走らせるんですけどね)…と…(笑)