2022年5月末の日曜日…
「稲沢あじさいまつり」の「のぼり旗」が目に入ったので
まだ紫陽花の開花には早いかなと思いつつも
久々に…
稲沢市の紫陽花寺として有名な
大塚山性海寺に…行ってきました…
大塚山性海寺、通称「あじさい寺」は、9世紀初頭に 弘法大師さまこと空海が熱田神宮を参拝した折に開基した、真言宗智山派のお寺で、ご本尊は善光寺式阿弥陀三尊像さま
歴史があり風情たっぷりの
山門をくぐりぬけると
山門をくぐった左側には手水舎と鐘楼
手水舎では、新型コロナウイルス感染症が蔓延してからは、こうした手水舎ではなかなかみられなくなった絶滅危惧種になりつつある柄杓がありまして
でも、なんか手水舎の水がよどんでて…それをすくって浄める気にはなれなくて…水道の蛇口をひねって手を洗います…新型コロナウイルス感染症対策はやっぱり手洗いが基本ですからね…いや、もちろん手を浄めます…笑
そして、鐘楼
さて山門をくぐった正面にあるのが
拝殿(愛染堂)と多宝塔…
それが一直線上に並んでいて…
塔婆に拝殿があるのは、案外、珍しいかも
この拝殿
拝殿には「愛染明王」と記された木の札が
この地蔵さま、めちゃ目があいました…右手には取り換え用のマスクをも、何枚ももっているようで、とことん、新型コロナウイルス感染症予防に気を付けていることがわかります…
「愛染明王さま」像は多宝塔の中に安置されているようで、お姿はみえません!!
これが多宝塔
室町時代に作られたもので、国の重要文化財
この宝塔は織田信長が築城した安土城の宝塔のと似た建造物だとか
ほうとうだけに…ほうとう(宝塔)もとい…ほんとう(本当)??かどうかぜひ確かめてみて…
多宝塔には愛染明王が祀ってあり
なんでも
「耳の病」によろしいらしい…
「耳病平穏」
…そのおかげで
家内の小言も聞き入れて
「家内安全」…
分かる!分かる!!
「耳病平穏」
…そのおかげで
車の急ブレーキの音も聞こえるから
「交通安全」…
分かる!分かる!!
「耳病平穏」
…そのおかげで
他人の…小言、悪口がすべて聞こえちゃう
…だったらストレス満載…???
なのに
「無病息災」
????
あのね…
ここに奉納されている「ひしゃく」は、なんと全部底抜けなのよ…
これじゃあ
水がすくえない…汗
あ、なるほど…
嫌なことも…すべて
水に流して…
これで…
「無病息災」だー!!…笑
ちなみに
この「ひしゃく」…
「底抜け」であって
私のように
「間抜け」や「ふぬけ」ではないようです…
多宝塔の裏手には性海寺の鎮守である三宮社の拝殿と本殿が
熱田大宮司家出身の良敏上人が七堂伽藍を完成したときに置いた鎮守堂が、この三宮社
三つの神様が合祀されてるそうな
「方丈」
本殿と繋がっています
さてさて、境内北側は大塚性海寺歴史公園になっていて
この公園は5700㎡の広さがあるようで
もう2週間ほど過ぎれば、紫陽花が咲き乱れるようで…
なんでも、約90種1万株のあじさいが咲くそうで…
私が行った5月末でも、私のような、せっかちな???紫陽花が花を咲かせていました…
そんな紫陽花の花を以下にしょうかい(紹介)しますね!
はい、ここは、しょうかい(性海)寺だけにね
ムクロジの木
こちらはイブキの木
「大塚性海寺歴史公園」…そう「歴史公園」とあるように
「歴史」にまつわる史跡がありまして…それは、そう思わず「コーフン」してしまう??
大塚古墳がありまして…
大塚古墳は
高さ5メートル、直径40メートルの円墳で
古墳時代中頃の円筒埴輪や形象埴輪などが出土しているとのこと…
古墳の上に上れちゃう!!
古墳にちらちら咲く
紫陽花の花…
その美しさを…想像できちゃう…
きっと2週間後にきてたら
さぞかし…
コーフンすることでしょうな…
古墳だけに…コーフン(古墳)…汗
ぶらぶらと散策するには最適の「大塚性海寺歴史公園」
咲いている花は多くなかったけれど、紫陽花を、じっさいに、あ、じっさいにみて、その美しさに、ちょいとコーフン…
いろんな種類があるんですよね!!
読者のみなさんも、しょうかい寺に、あっ、じっさいに行ってみたら???
これからが見頃なので…
え??面倒くさい??混雑するし…家でゴロゴロしたいって
それって、まさに今の私…
でぶしょうかい(出不精かい)!!