今池「りとるびれっじ」にて
ペンギンに会いに行く~2020秋~ツアー
今回は、鈴木純也さんのライブレポをば…
リハ後、実は隣の元中日ドラゴンズの伊藤準規選手のお父さんが経営してる鳥料理店で、ちょいとハイボールを呑んでイイ感じになってまして…(笑)
私は、お客さんの受付があったので、そこそこで退散しましたが、鎌田さんと鈴木純也さんは、それ以後約1時間弱、その店にいたものだから、酔いの出来上がり具合いは、想像できちゃう…
まあ、私は受付やってて1時間ぐらい経つので、チョード酔いがイイ感じで醒めてきた感じですけど…
お二人は、きっと、おそらくぐるぐるぐる…(笑)
笑…そんな中での鈴木純也さんのライブレポをば
鈴木純也さんのライブを簡単に喩えるなら…歌は心に染み入る、沈んでいく歌が多く、それがネクラの私にとっては、まさに沼に落ちていくような心地よさで、MCは、間の取り方も含めて実に絶妙で、そうだな…俳句、短歌、川柳のようで、さらに、ちょっとした「毒」(ユーモア)もあって、一粒で2度美味しい、どこかのアーモンドチョコレートのようなライブなんだな…
さて鈴木純也さん、ステージに登場しても、すぐには始めようとしない…(笑)
それは、鎌田さんがまだお店から戻ってきていないから…(笑)
「ペンギンに会いに行くツアー」2日目、昨日は四日市の「VEEJAY」、いろんな事件があったけど、その主役の鎌田さんが戻ってきたらはじめるので、どうぞ、ご歓談を…といってたら…
イイ感じ(酔いが)で店に戻ってきた鎌田さん!
それを確認して、鈴木純也さん
「じゃあ、「ペンギンに会いに行くツアー」2日目、始めます」と
鈴木純也さん、この10月に入ってからライブが17本目とのこと、今日は11月1日だったので、11月に入ってしまったけど、今日はそんなライブの千秋楽…今日は正体の分からなくなるまで、お酒を飲もうと思います…なんて言いながら、けっこう、もうすでに呑んでる感じはするけど…(笑)
昨日、「ペンギンに会いに行くツアー」初日、いろんな事件があって、その話はおいおいと…(笑)…じゃあ、始めます…と
まずは
ジョン・デンバーの「カントリー・ロード」
に鈴木純也さん独自の日本語詞をつけて…
マイナー調のアレンジで、まさに人が死ぬ前の気持ちを描いた、独特の世界観…それはそれは、しっとりとアレンジの妙を心から感じながら…
歌から伝わる迫力の凄いこと…情念が蠢く感じで…昨日も聴いたんですけど、こんな心に刺さる「カントリー・ロード」は初めて聴いたかも…
歌い終えて
鎌田さんと毎年廻っている「ペンギンに会いに行くツアー」、四日市に「おもちゃのペンギン」がありまして、そこを見に行くという…この詳しいことは鎌田さんから…(笑)
昨日は、四日市「VEEJAY」というお店で…たまたま、以前、別のミュージシャンとライブをそこでやったときに、そこのマスターが鎌田さんとは高校の先輩、後輩だったということが分かって、で、今までは、別のお店でやってたんですけど、昨日は「VEEJAY」、そこで事件がおこりまして…(笑)…それはまた鎌田さんから…(笑)
と肝心のところは語ろうとせずに…(笑)
「あてもなく走れ」
マイナーコードの旋律…
切なさの中に
想いを放たんばかりの感情が歌声とともに
響き渡る…
言葉…
さらには言葉に成らない
歌詞と歌詞…
その「間」も…包括して
心に沁みる!沁みる!!!
ここでのMCは、昨日の四日市は、鎌田さんの故郷で、鎌田さんの高校の同級生が毎回、多く来てくれる…その同級生の方は素晴らしいと…それは、音楽に1ミリも興味がないと…なので、だいたいがライブが早く終わって欲しい、早く集まって呑みたいって感じのヤジが毎回飛ぶ感じだった…
だけど、昨日は様子が違ってて、みんなが歌を聴いている…凄く静かになるときもあって、以前だったら、歌っててもわいわいがやがや喋っているのに、昨日はみんなが息を止めて…なぜかわかんないんですけど…で、四日市はもしかしたらいいところかも知れないな…といって笑わせる…
そんな四日市の「おもちゃのペンギン」を見に行くツアー、この細かい説明は鎌田さんからします…(笑)…で、この四日市ありきのこの「ペンギンに会いに行くツアー」なのに、鎌田さんは、四日市にあまり行きたくなさそうで、やりたがらない…やりづらいって感じだったけど、昨日は化学反応が起きて、鎌田さんの方から、四日市に来年も行きますと言っていたので…驚!…来年は、名古屋と四日市、名古屋はきますので、みなさんよろしくお願いしますと…
さらに、話題を変えて、毎月15~20本くらいのライブをやっている話題
コロナ禍になって、みんなはライブができない感じになっているけど、本当はライブができる!僕みたいな雑草側のミュージシャンは、お客さんが10~20人といったみたいなレベルでやっているので、特に影響はない…今月も逆に意地になってるところもあって、連日ライブを入れてて、今日が千秋楽…
まあ、細かく説明すると、隣に「鳥料理の居酒屋」があって、千秋楽と言うことで、どんどんハイボールが出てきて、僕は出てきたら呑むので…(笑)…今、ご機嫌がよくなっている…と笑わせる
ここで次に歌う曲の説明を…
OHIO101(オハイオワンオーワン)のベースの久保田くんに弟がいて、その弟もミュージシャンで、その弟はあんまり表舞台にでてこないけど、凄くいい歌をかいてて、その方の曲のカバーをと
「隠れ家」
まさに、鈴木純也さんの醸し出す歌の世界観にあった歌、いやアレンジでそうしているのかも知れないけれど
マイナー調で、まさに情感蠢く感じで
初めて聴いたけど、心に残るフレーズ…唄の世界観はスリリングでもあり、その世界観に惹きこまれる…
「腐りかけのパイン」
暗い沼に沈んでいくよーな…純也さんの世界…
その中で…
♪風よ通り抜ける―~
…とのサビ…
寂しさの漂う…
悲しげな雰囲気の中で…
それらをぬぐい去るような
開放感が…
明日への…希望が垣間見えるような…
♪笑って…笑って…笑って…~
…のリフレインが心に響き渡る…
暗い曲なんだけど…
元気がもらえる…
そんな不思議な感覚が味わえる惹きこまれる1曲
昨日、四日市では生憎、音楽に興味のあるお客さんがあまりいなかったので、さくっと30分くらいで終わったけど、今日はそれよりは長めにやろうかなと…
「たらちね」
母のことを歌う!!
メロディーに載せられた言葉一つ一つを噛みしめる!
そして
「おかあさーん」
ストレートなこの言葉…シャウトが胸に突き刺さる!!
感動的な…
ジーンとくる素敵な歌…
続いては
メロディアスな美しい旋律で綴られた
「ススメ!ススメ!!」???…という歌
たぶん…
自叙伝的な
等身大な…
飾らない鈴木純也さんの想いが
垣間見える…
そして、マイナー調でありながら躍動的なリズムで彩られる
「あの日と同じ」
マイナーコードで…
切なく…唄う…
そして詞にこめられた
溢れる想いが伝わってくる…
純也さんの唄は…とことん内面にむかっていき…
その想いが一杯になって…
叫びとなって…溢れだす…
内省的なんだけど…
それに留まらず…
切ない…悲しい想いが…渦を巻いて溢れ出る感じ!!
はやくコロナ禍が行き去って…コロナ前の「あの日と同じ」ようになってもらいたいものだ…
歌い終えて、鈴木純也さん
大丈夫ですか、楽しんでもらってますかと客席の反応を気にしながら
ライブでは割とおしゃべりをしてしまうんですけど、以前こないだのライブでは15分くらい喋ってしまって…と言いながらも
今日は、曲を次々と…昨日あまりできなかったので…鎌田さんもそうでしょうが、昨日のフラストレーションが…(笑)
「ふるさとのない人達」
躍動的なリズムではあるけれど、詞の内容はとことん暗い…昨日に続いて久しぶりにこの歌、聴いたな…ブルースロックで「サンハウス」は高校生の時、夢中になった思い出が…また復刻版CDを探して、聴き浸りたいぞ「サンハウス」…芋焼酎に合う??んだよね…(笑)
歌い終えて鈴木純也さん
昨日の四日市よりもリアクションが薄い!笑いながら、
今後の東海地区のライブの告知を挟みつつも
大丈夫かな、みんな楽しんでるのかな、シーンとしてるんで、これ夢じゃないかな…と語りながら、あともう少し歌いますと
さて、コロナ禍で、みんな元気がなくて、汲み取ると、死ぬか生きるかみたいな気分になっていると思われるので、そういう曲を
レナード・コーエンの曲のカバーで「ハレルヤ」という曲…日本語詞は、僕が書いた歌詞ではなくて、仲良しのイマイ アキノブさんがかいた歌詞
イマイさんは今日、池下の「GURU X GURU」で今夜ライブをやっているので、鎌田さんのライブが終わって、アンコールが終わって、駆けつけたら、もしかしたら間に合うかも知れない…とそう語って
レナード・コーエンの曲のカバーで
「ハレルヤ」
強弱、ときには囁くように、さらにはサビでは声を高らかに…マイナーコードにのせて抑揚をつけて歌うその圧巻の唄声に惹きこまれる!惹きこまれる!!
鈴木純也さんのシャウトが心に沁みる!
あと1曲、最後にと
あと1曲やって、換気してから鎌田さんに…
とラストは
「天命尽キタ」
内面から…溢れる想いが…湧きあがってくる感じ…
ごまかしのない…
ストレートな歌声が心を揺さぶる!!
飾らない言葉…
内面から溢れる想いをぶつけるように
歌に込めて…本編のライブは終了
歌に心から
共感し…
暗い私にぴったりな…
鈴木純也さんのライブ…
MCは逆に…
妙に可笑しくて…笑
本当に「癖」になりそうな鈴木純也さんのライブ!!
「おもちゃのペンギン」のこのペンギン看板はなくなっちゃったけど…
この「りとるびれっじ」での開催は困難になってしまったけれど(2020年末で閉店)
「ペンギンツアー」の看板は、年1回、こうして、ずっと続きますように…
あ、鎌田さんが四日市にまた行きたいと言葉にするような化学反応がおきたから、当分大丈夫か!!…(笑)
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