新・日記どす(DOS)

写真は「ビートルズ」のヘルプごっこ(笑)~音楽からB級スポット訪問記まで、幅広くいろんなことを…笑いをこめて…綴ります~

「一乗谷朝倉氏遺跡」…朝倉館跡、湯殿跡庭園、中の御殿跡、諏訪館跡庭園を散策する!

2020-12-18 06:17:20 | 歴史史跡

NHK大河ドラマ「麒麟がくる」でも舞台となった…


朝倉義景役のユースケサンタマリアさんが登場した


「一乗谷」

織田信長が火を放って消え去った町が400年の時を超えて土の中から浮かび上がったかのような


そんな悠久の歴史を感じる


「一乗谷朝倉氏遺跡」の続き…

続いては


道を挟んで

一乗谷川を挟んで



反対側の


「朝倉館跡地」へと…


まずは
その朝倉館跡の入り口にある「唐門」へと




朝倉館跡の廻りには水路があって


今では、鯉が元気に泳いでまして


その「唐門」の廻りだけ


人がそこそこ集まっていました…







唐破風造り屋根の門で門表には朝倉家の三ッ木瓜の紋が…


これは朝倉氏の遺構ではなく、朝倉義景の菩提を弔うために移築された松雲院の山門で


豊臣秀吉が朝倉義景の善提を弔うために寄進したものと伝えられているとか…


特別史跡「一乗谷」の案内看板の文字は消えかかっていて


案内看板にも歴史を感じます…笑





さてさて「唐門」をくぐった平地…


礎石の残っているこの跡が…


「朝倉館跡」








後ろは山城、西、南、北側は高さ1.2〜3mほどの土塁になっていて、囲まれていたようで





この丘は

隅櫓跡





内部には10数棟の建物群がみられたようで


接客の機能を持ち、会所や数寄屋・庭園等もみられる主殿


主人の日常生活の場となり、台所や持仏堂・湯殿等もみられる常御殿などなど…

これがね…ただ歩いているだけだけど
ただの平地をただ歩いてる感じになっちゃうけど










「一乗谷朝倉氏遺跡バーチャルガイド 」


この借りたタブレット端末を使えば





御覧のように朝倉館が蘇る



「一乗谷朝倉氏遺跡バーチャルガイド 」


タブレット端末は借りた方がいいよ!!


借りないと…


「へー、ここに朝倉館があったんだ…」と思うだけ???になりかねないから…笑

「一乗谷朝倉氏遺跡バーチャルガイド 」では、建物だけじゃなくて

朝倉義景氏も


足利義昭氏も蘇る…笑








さてさて朝倉義景は1573年刀根坂の戦いで


織田信長に敗れて一乗谷を逃れ…大野へと逃れてきたものの


一族の朝倉景鏡の裏切りによって六坊賢松寺で自刃へと追い込まれた…
なんでも…その六坊賢松寺がどこにあったのか今でもわからないんだそうな…


この朝倉義景公墓所は


1576年に村民が建てた小祠の場所に


1663年福井藩主松平光通が墓塔を建立したとのこと…











そして


横に並ぶ仏像群








まるで


自然に還っていくような仏像…





こちらは


暮石が削られているようにも思えたけど…







この後は山をちょいと登って


一条谷朝倉氏庭園跡へと


「朝倉館跡庭園」は完全に埋没していたそうで


発掘調査により約450年ぶりに発見されたそうな…











ここは


湯殿跡庭園





巨大な立石群が並ぶ荒々しさも感じる庭園跡




ここに湯殿があって庭園を眺めながら温浴してたのでしょうか…


ああ、温浴時の朝倉義景氏になりたい…













朝倉義景氏になりたいといっても


刀根坂の戦いはごめんだけど…笑








水路跡








これを眺めてると「妄想城址マニア」の私…


ああ、ここに人が暮らしていたんだなあ…と


悠久の歴史に想いが馳せるといいましょうか…

ここで、気づきました…


私、水路跡マニア???かも…笑

 

水路跡が、妙に気になる!気になる!!


さてさて


バカは高いところに登りたがる…


私、その通りの性格で…





高台から朝倉館跡を見下ろす…







「一乗谷朝倉氏遺跡バーチャルガイド 」


タブレット端末をもってないと


この案内看板を眺めるだけだけど







タブレット端末があれば…






おお、何もない平地に


館が蘇るー!!!






そして、復原町並の方にも目をやれば


絶景…






続いては


中の御殿跡へと








おお、ここが


中の御殿跡






礎石以外なんにもない









これは


400年前からある階段でしょう…きっと…





そして


400年前からある道路を登れば








今みた


中の御殿跡を見下ろせる高台へと続く…





何もないけど


タブレット端末があれば…


戦国時代にタイムスリップ…笑




さらに道は山へと続くよう…





私は


通常の見学コースに従って

諏訪館跡へと…














諏訪館跡庭園





朝倉義景が最愛の妻・小少将のために造ったと伝えられ


低く丸みを帯びた石が多く点在…


石からも女性らしさが感じられるようで


諏訪館の庭園は4つある庭園の中で、もっとも規模が大きいそうな…

ちなみに


この時点で「南陽寺跡庭園跡」を見てないこと


み忘れていたことに気づく…


タブレット端末をもっているにも関わらず…汗



相当な歴史マニアなら…引き返して…と思うかも知れないけど


私の性格は、別にコンプリートしなくても、ま、いいか…と思える性格でして…


引き返すこともなく…苦笑














諏訪館跡庭園から


復原町並を眺めて







「一乗谷朝倉氏遺跡」散策は終了


最後に…


駐車場へと戻る帰り道のとき光景が美しくて美しくて



まるで


ルノワールの描いた絵画の中にいるような気分で




こんな素敵な光景を目の当たりにできるなんて


もう満足!満足!!!大満足!!


朝倉義景さん


ありがとー!!???


そうそう


「南陽寺跡庭園」をも見忘れたことだし…


また「一乗谷朝倉氏遺跡」に


こうよう(紅葉)の季節にいこうよう!!




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