新・日記どす(DOS)

写真は「ビートルズ」のヘルプごっこ(笑)~音楽からB級スポット訪問記まで、幅広くいろんなことを…笑いをこめて…綴ります~

カメムシ??に気をつけながら…笑…「妻籠宿本陣」へ行く!

2024-09-24 05:35:29 | 歴史史跡

中山道六十九次のうち、江戸から数えて四十二番目となる

妻籠宿

 

その妻籠宿にある「妻籠宿本陣」「脇本陣奥谷」が、江戸、明治時代から残されていて、さらに観光用に造られた「歴史資料館」

この脇本陣奥谷、妻籠宿本陣、歴史資料館の3つの建物をまとめて

「南木曽町博物館」と総称するようでして

 

今回、書き綴るのが、妻籠宿本陣

この冠木門の左側には

 

人馬会所

ここでを提供してたようで…賑わっていた頃は、この商売、うまい話だったのでしょう

「本陣」の建物のそばには井戸が…

さて、この「妻籠宿本陣」

参勤交代などで街道を旅してきた一行の、大名や役人などが滞在する場として指定された「本陣」

要は、大名や役人などが泊る高級ホテル

妻籠宿の本陣は、代々島崎氏が務め、馬籠の島崎氏とは同族で、幕末にも妻籠から島崎藤村の母である「ぬい」が、馬籠の正樹(「夜明け前」の主人公青山半蔵)のもとに嫁いだといった、ここは島崎藤村の母の実家でもあって、最後の当主は島崎藤村の実兄で、島崎広介さん


この「妻籠宿本陣」は明治20年代に島崎広介さんが東京へ出たため、この「妻籠宿本陣」は取り壊され、その後御料局や営林署に使用されていたが、町に払い下げられたのを機に、平成7年に江戸時代後期の間取図を元に忠実に復元されたとのこと…

ホンモノではないようで…

でも、中に入れば…それはそれは、まさに今でも泊まれるんじゃないかと思えるほど忠実に復元されてて、江戸時代や明治時代にタイムスリップしたかのよう

 

正面が「敷台」…その網状の奥に見えるのが「玄関の間」

殿さまや大名や役人などは、ここから「妻籠宿本陣」の建物の中にあがったのでしょう…

私を含めて、観光客のみなさんは、庶民なので…笑

…ここからは入れません、土間からあがります…笑

土間から囲炉裏のある台所やその奥にある板間を覗く…

土間には、かまどなど…

この場所で、所狭しと、働いていたのでしょうね

下駄箱がありましたが…そこには…

えっ、カメムシがでるの…踏んだら凄い臭いをはなつムシやん!

ムシ(無視)できません!思わず足元を見る私

薄暗いけど…みあたらないようだけど…

ちょいと不安を感じつつ…靴を脱いで…なるべく光の届きそうな…カメムシを見つけれそうなところに靴を脱いで、上がります…

え、部屋の中にもカメムシが…

確かに開放的になってるので、そりゃあ、いれば、大量発生すれば、ウヨウヨと入ってくるか…

台所奥にある神様にお願い…

カメムシを踏んだりしませんように???

この神様は津島神社とある…津島神社は人の身に起こる災厄と疫病(はやりやまい)除けの守護神…まさに私の願いにドストライクの神様じゃないか!

これで安心、安心…笑

もう屋根裏を見上げても、平成時代の建物とは思えない…

ここが、台所

その台所のスペースにも囲炉裏があって、要は台所と思われるスペースに囲炉裏が二つありました…

 

中の間

本陣と脇本陣の案内板と共に展示してある…これをみて復元されたのかな

とにかく、足元を注意しなければなんないので…見学も大変です…

さらに、進むと、殿さまや大名や役人たちがここから入っていた「玄関の間」

ここには「妻籠宿本陣」の模型、ジオラマがありました

本陣の間取りがよーく分かる!!

「本陣最後の当主、島崎広助」の解説パネル

写真映りからも、当主らしさが漂っていますよね

「玄関の間」を通り過ぎて角部屋、よく陽のあたる「三の間」…身分の高い大名におつきのものがここに泊まったのでしょう

右に塀があって、簡単には覗かれなくなっています…

 

でも、敵はここにも侵入します…踏むと大変なことになる「敵」が…

その奥には、殿さまにお付きのものが使ったと思われる便所

雪隠し…

小便器一つに大便器一つ…

お腹を壊したら大変です…「大名行列」ならぬ「トイレ待ち行列」ができていたのかも…

湯殿…お付きのものが順番に使ってたら、朝までかかっても入浴出来ない人も多くいたのでは…??

その奥が「二の間」

「三の間」よりももっと身分の高いお付きの方が泊まっていたのでしょう…

その奥が、殿様スペース「上段の間」…

庶民は、復元建物であっても、「上段(じょうだん)の間」に上がることはできません!「冗談(じょうだん)」じゃなくて…ホントです!

しかし、私達庶民はあがれなくても、

「敵」はどこであろうとお構いなしに、クサイ臭いを放って襲い掛かってくるようです…ホント、「冗談じゃないよ!!」

「上段の間」に廻りには「入側」と呼ばれる畳の通路になっていて…おそらく殿さまが、入浴や便所にいくときに…ここを歩いたんだと思われる

はい、殿様専用の便所…雪隠し

殿様専用の湯殿

この縁側の奥にも小さな部屋がたくさんありました

庭園を眺めながら縁側を歩く

「東の間」

その奥が御料理所

ここには島崎広助一家の写真が

そして、島崎藤村の使っていた硯の展示品

 

さらに奥には部屋がいくつかあって…

 

そこには

箪笥…右側は車付きだそうな…火事の時にこれを引っ張って逃げれるので、車付きが重宝したとか

この部屋、縁側奥には庭園が覗けます

この奥には、「奥の間」があったようですが…「奥の間」には入れません!閉じているから、カメムシの侵入もないと思われます

 

一通り見学し終わった感想…

なんか足元ばかりみてたような気がする…

それにしても

カメムシに襲われなくて…踏まなくって…笑…よかった

 



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