東大阪でそろばん教室を運営しているの先生のブログ 関西珠算瓢箪山教場・石切教場

子供たちから教えられたこと、感じたことを想いのままに綴ります。

2月3日より生徒募集を再開いたします~1月22日現在~

2025-01-23 00:12:56 | そろばんに関する中身

 新年度の生徒募集を2月3日より再開いたします

 

 1月末日までは、瓢箪山・石切両教場とも「優先入学」の受付を実施しております。在校生の兄弟姉妹並びにご紹介の方を優先してご入学の受付をさせていただいております。現在「体験授業のご予約」を受付しております。ご希望の方がおられましたらお早めにお問い合わせください。

 なお、現在の募集状況です

 

★瓢箪山教場

 ○月・水・金コース

  小学校未就学児ならびに新1年生⇒合計5名程度(15:10~16:10のクラス限定です)

  新2・3年生⇒合計4名程度  新4・5年生⇒各1名(新5年生は2月までに定員になる可能性があります)

 ○火・木コース

  小学校未就学児ならびに新1年生⇒こちらのコースでは受け付けしておりません

  新2・3年生⇒合計5名程度  新4・5年生⇒各1名(新5年生は2月までに定員になる可能性があります)

 

★石切教場

 ○週3回・2回の関わらず合計人数です

  小学校未就学児ならびに新1年生⇒合計4名程度(15:10~16:10のクラス限定です)

  新2・3年生⇒合計5名程度  新4・5年生⇒合計4名程度(新5年生は1名のみの受付予定です)

 

 ご入学が確定した場合、募集人数は随時更新して参ります。

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30年

2025-01-17 05:46:00 | 日記

 私は大学4年生で「断層活動(地震)は予測」を最終目標として「断層活動年代測定(断層が動いたのが今から何年前かの測定)は可能か?」を卒論のテーマとして取り組んでいました。

 1995年1月17日、兵庫県淡路島の野島断層の活動を起因とした「阪神淡路大震災」(正式には『平成7年兵庫県南部地震』)が起こりました。日本はプレートが複雑に絡み合うことでプレート境界にも、またプレート内にも応力がかかります。このことが原因で、非常に地震が起こりやすくなっています。だからこそ、私はこのテーマに興味を持ち研究をしていました。

 京都大学の教授ともつながることができ、修士時代にはさらにこの研究を進めました。結果的に「断層活動年代を測定することは難しい」という結論になりました。ただかなり安価に「活断層(おおよそ千年以内に自信を引き起こす活動をして、今後も引き続き自信を引き起こすおそれのある断層)かどうかの簡易的判断」は可能であろうとの結論をもって、無事に修士論文を審査を通過しました。

 結果的に地震予知に何か貢献できたわけではありません。でも「地震」というものを深く学ぶことができました。たかだか一人の学生・院生が深く学んだところで世の中が何か変わるわけではありません。でも私は今、子供たちに教えることができる立場になっています。地震を予知したり、地震被害を減らしたりすることはできません。でも地震とは何か、どうすればよいか、命を守るためにどんな知識を持っておくべきかなどを「伝える」ことはできます。

 地震を含めた自然災害について学ぶ教科は理科です。そして高校では「地学」として、また大学以降では「地球惑星科学」として学んでいくわけですが、その入り口となる「高校地学」が実際に高校ではほぼ選択されていないという現実があります。中学を卒業すると、地学の学びに触れない生徒もたくさん存在するわけです。

 日本は地震大国といわれます。またその特殊な地形のせいで火山活動もまた活発な国です。台風も通過するし雪も降ります。地震に限らず日本人は常に自然災害と向き合ってきました。そんな日本人が身を、命を守るために様々な言い伝えがあります。そしてさらに先人が積み上げてきた知識を「地学」という形で学ぶことができるようになっています。

 でも現状はどうでしょうか?入試に有利なことだけが選択され、コスパ・タイパが重視され、地学の灯は風前の灯火です。だからこそ、こうした知識を持つ大人が子供たちに少しでも伝えることに意義があると思うのです。

 だから私は今年も伝えます。子供たちの命を未来へと。微力も微力ですが…

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瓢箪山教場開校24周年★そろばん年末ジャンボ宝くじ★当選発表

2025-01-10 00:13:03 | そろばんに関する中身

 瓢箪山教場開校24周年記念★そろばん年末ジャンボ宝くじ★の当選発表です。

 1月8日の授業にて、生徒にちゅうせんをしてもらい当籤番号を決定いたしました。当選番号は以下の通りです。

 

 ・特賞に当選された方は2月分のお月謝無料に充当いたしますので、1月20日までにご連絡ください

 ・1等に当籤された方は「クオカード」か「図書カード」かどちらかお選びの上、1月20日までにご連絡ください

 ・2等はくじをそのまま先生に渡してください。ほじょけん24枚と交換します

 ・のこりはすべて「ほじょけん1枚」と交換します。直接先生に渡してください。

 

〇特賞(お月謝1ヶ月無料):当選本数2本

75  111

 

 〇1等(クオカードまたは図書カード¥3000分):当選本数4本

9  25  51  53

 

 〇2等(ビンゴほじょけん24枚):当選本数24本

 3    6   12   19   30

32   35   43   44   48

55   57   64   67   71

73   76   86   88   93

95  100  102  104

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あけましておめでとうございます

2025-01-01 00:00:00 | そろばんに関する中身

 明けましておめでとうございます

 

 旧年中は大変お世話になりました。また当教場の指導方針にご理解とご協力を賜りましたこと、厚く御礼を申し上げます。

 また本年は瓢箪山教場が開設25周年を迎える節目の一年となります。平成12年12月1日にこの教場を引き継いでから数えて25年目を迎えることになります。ひとえにこれまで支えていただいた保護者の皆様方と、当教場で頑張ってくれた生徒の皆さんのおかげです。ここに厚く感謝を、そして御礼を申し上げます。

 本年は春の生徒募集から「開設25周年記念」として感謝のキャンペーンを実施してまいりますので、ホームページとこのブログをどうぞご確認くださいますようお願いいたします。

 最後になりましたが、本年も変わらぬご支援のほどをお願い申し上げます。

令和7年 元日 関西珠算瓢瓢箪山教場

 

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今年1年の指導を振り返って(そろばん・学習共通です)

2024-12-30 01:24:05 | 日記

 今年は指導の上で大きな問題は起りませんでした。禍も落ち着きをみせてくれたことで、指導もイベントもほぼ元通りにできたと思います。

 そろばん指導においては「読上げ」を復活させました。読上げの練習は「聴く力」と「集中力」を育ててくれます。このことからできるだけ速く読み上げの練習をしたかったのです。とはいえ、生徒数がそこまで多くないことで、クラス編成も完全に能力別というわけにいかず、異なる技量の生徒が混在する中での読上げ指導に躊躇していました。ところが実際におこなってみると、想像以上に生徒達の「読上げ」への技量が低下していたので、全く新しい気分で導入することになりました。今後は検定試験などの合間に力を入れていきたい指導の1つになりますね。

 また、検定試験の受験においては日商検定受検者が少なくなっていました。これは禍が始まったときに生徒募集を一時停止したり、受け入れ人数を制限していたときの低学年が高学年になってきたことに原因があります。そもそも現在の4~6年生の在籍者数が少ないということもあります。それでも3級以上の練習生徒が増えてきたので、数年ぶりに受験者数が前回受験者を大きく上回ることになりました。ぜひともたくさんの生徒に合格をしてほしいものです。

 

 一方学習指導においては「生徒の学力格差」を成績から感じることが増えました。特に「英語」と「数学」においては教えている各中学校において、成績分布が「M字型」になりつつあります。これは生徒達に学力が上位層と下位層にはっきりと分かれ始めていることの表れといえます。

 当教室はそろばん教室ですので、「数学」の成績に関して言えばそこまで困ることもなく、数学の状態については学校からの成績分布を見るまでは気がつきませんでした。英語に関しては指導していても「小学校英語」と「中学校英語」のつながりの悪さを感じることが多く、ここ数年で小学生の英語授業を大きく変更していたのですが、それでも英語の定着の悪さは実際に感じているところです。

 現状では私が見ている生徒は全体的に言えば学校平均を超えていますので、そこまで授業のしんどさを感じるものではありません。しかしながら、授業をしていて「え?これも指導されていないの?」と感じることが少なくありません。生徒に聴くと「アクティブラーニング」をなんとか行おうとしている先生方の苦悩を感じます。それでも「基礎的な知識」すら身につけていない状態で「アクティブラーニング」が成立するわけもなく…。私は教科書内容の充実と身につけるべき知識をなんとかして伝えているのが現状です。

 このような現状で「自律(自立)学習」(アクティブラーニングに近しい)ことを行っても、一握りのできる生徒以外には効果があまりないことは明白です。「自律(自立)学習」といえば聞こえはいいですが、本来身につくべき基礎的知識が身についていない状態での「自律(自立)学習」は、キャッチボールも満足にできない状態で野球の試合に挑むようなものだと考えます。まずは基本的な知識の習得を、そして基礎的な勉強を確実に身につけてもらうこと。これを念頭において指導をしていますので、私が「自律(自立)学習」を行うことは当面ないと思います。

 

 当教場は「そろばん指導」の中に当たり前の指導として「漢字の読み書き指導」を取り入れています。これをして「読み書きそろばん(計算)」といわれる「基礎的リテラシー」を身につけることができるような授業をおこなっています。

 教科書が、指導要領が高レベルを要求するようになり、学習にも「コスパやタイパ」が求められる。これが現代社会では当たり前かもしれません。しかしながら、子供達の成長に「コスパやタイパ」を求めること。これ自体が大きな大きな間違いだと思うのです。

 私は来年も「コスパ・タイパ」とは対極にある「そろばん」というアナログな教具を用いて、そして「読み取り・書き取り」というデジタルデバイスを無視したやり方で、子供達の基礎力の底上げに腐心しようと考えています!

 

 今年も1年間、当ブログにお付き合いいただいた皆様に厚く感謝と御礼を申し上げます。更新頻度は多くありませんが来年もぼちぼち更新していく所存です。よろしければどうぞ来年もゆるくお付き合いくださいませ。

 

 それでは皆様、どうぞ良いお年をお迎えください!

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