が経ちました。
私は担当教官の中で1番研究内容が理解できなかった「断層の活動年代測定」っていうテーマで研究している教授のゼミで卒業研究をすることにしました。
そして、その研究途中に大震災が起こりました。なんとかして社会の役に立ちたい。そう考えて研究をしましたが、結論は「この手法では断層の活動予知はほぼ無理」というものでした。
でも、研究の過程で学んだこと。自然科学への知見はもちろん論文を書くということを含めて、今の私の支えになっています。
自然科学の知識は自分の命を守ることに繋がります。ましてやこの禍の中で、知識のあるなしはそのまま自分の、そして大切な人の命へと直結します。
今年も子どもたちに伝えていこうと思います。伝えるべきことを、正しく。
どうか遠いところから見守ってくださっている皆様。子どもたちを、そして今日も闘う受験生を、そして前を向いて進むすべての人々に力をください。
そして、皆様の想いを少しでも伝えていくことができるように頑張ります。