東大阪でそろばん教室を運営しているの先生のブログ 関西珠算瓢箪山教場・石切教場

子供たちから教えられたこと、感じたことを想いのままに綴ります。

おかげざまで瓢箪山教場は開校19周年を迎えることができました

2019-12-01 23:29:25 | そろばんに関する中身
 12月1日は当教場が19年前に開校した日です。正式には瓢箪山教場を開いた先生(私の大師匠にあたる先生です。現在は鬼籍に入られています)が体を悪くされて引き継いだ日です。

 当時の生徒は15名。私が引き継いで再開するときに中学生・高校生が辞めることになったので、8名でのスタートとなりました。そして4月に1度目の教室の引越しをしました。それから1周年を迎えるまでに新入生はわずかに3名、一方珠算1級を取得して卒業した生徒が2名でしたので、1年過ぎての在籍生はわずかに9名でした。

 さて、このブログでは何度も書いていますが、初年度引越しをした夏に入学してくれた1年生が、年明けの参観で百マス計算をしたところ、トップに出来て満点という伸びを見せてくれました(私はしばらく後でこの事実を知るのですが)。入学当初は繰り上がりのないたしざんを指折りでも間違えるという状態でしたので、よく伸びていたんです。

 さて、2月の中ごろ突然一組の親子が教室を訪ねてこられました。「○○さんに聞いたんですけど」(←先ほどの生徒ですね)入学できますか?と。体験授業を急遽していただいて、気に入っていただけたのか即ご入学されました。それから授業日のたびに(当時は月・水・金のみの授業でした)必ず入会希望の方が来るのです。多い日には一日に3組という日もありました。そうして3月の春休みを迎えるまでに新入生がなんと22名。さらに4月~のご入学をご希望の方が6名となりました。なんと2ヶ月足らずで28名のご入学をいただきました。

 春休みはてんやわんやで教室を増設しました(2階を使っていなかったので)。とはいえお金はないので、ホムセンで買ってきたフローリング材を自分で切ってはめ込んで無理やりフローリングにしたんですよ。

 この時の新入生の中でも、最初の生徒とその同級生たちが私を育ててくれました。自分で1から教えて最初に1級を取得したのもまた先に書いた生徒です。この当時の教え子は大阪府立や市立大学・関大・立命館など名門の大学へと進みそれぞれに就職しています(ちゃーんと進路の報告に来てくれましたよ!←そろばんを卒業してもこうして報告してくれること。数少ない私の自慢です)

 1年目はあまりにも生徒が来ませんでした。なので、5年頑張って30名の生徒が来なかったらあきらめようと思っていたんですね。ところが3年目に50名の大台を突破したんです。当時はそろばんは大変な受難の時期で、どんどん閉鎖していた頃でした。そんな中でこれだけのみなさんに来て頂けたこと。そしてまだ若かった私を信じてついてきてくれた生徒と保護者の皆様には感謝してもしきれません。本当にありがたい限りです。
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